1 シュール

ぶーむくん

【デスノート】


   / ̄\
  | ^o^ |  < のーとが おちている ひろいます
   \_/
   _| |_
  |     |
  | |   | |
  U |   |U
    | | |         | ̄ ̄|
    ○○       |__|


   / ̄\
  |  ^o^|  < もちものには なまえをかきましょう
   \_/
   _| |_.  | ̄ ̄|
 (二⊃|  二二⊃_|
    |   |
    |   |
    | | |
    ○○
2 シュール
【コナン】

   / ̄\
  |  ^o^ | < はんにんは このなかにいる!
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < なんと
         \_/
         _| |_
        |     |
3 シュール
         / ̄\
         | ^o^ | < わたし です
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |     
        ||   ||
        し|  i |J=二フ
          .|  ||
         | ノ ノ
         .| .| (
         / |\.\ 
         し'   ̄

     _
       |  / ̄\
        ̄|    |
     _| ̄ \_/
4 シュール
【ハルヒ】

   / ̄\
  |  ^o^ | < このなかに うちゅうじん みらいじん いせかいじん ちょうのうりょくしゃ
   \_/   がいたら わたしのところへ きなさい
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < きが くるっとる
         \_/
         _| |_
        |     |
5 シュール
be8vqFU40
         / ̄\
         | ^o^ | < おもしろいと おもったのかよ
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |    
6 シュール
0kZgMAoC0
   / ̄\
  |  ^o^ | < おもしろくするのは みんなの しごとです
   \_/
   _| |_
  |     |
7 シュール
【ローゼン名電】

   / ̄\
  | ^o^ | < うまれて はじめて てがみが きました
   \_/
   _| |_
  |     |


       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
       |                    |
       |                    |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____
       /  巻きますか     /ヽ__//
     /               /  /   /
     /    巻きませんか  /  /   /
    /   ____     /  /   /
   /             /  /   /
 /             /    /   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /   /


    / ̄\
   |     | < しまった わたしは かんじが よめない
    \_/
    _| |_
   |     |
8 シュール
【ポケットモンスター】


   / ̄\
  | ^o^ | < ときわしてぃに さんぽにいきます
   \_/
   _| |_
  |     |


   / ̄\
  | ^o^ | < ぽけもんは あぶない ですね
   \_/
   _| |_
 /     \
 | |     | |
  \⊃┃⊂/
    | ┃ |
    .┃
     ┃ ク゛シャ
    (:;. ;:)
9 シュール
be8vqFU40
   / ̄\
  | ^o^ | <くずが
   \_/
   _| |_
  |     |
10 シュール
【らんま0.5】
  ,,,,,,,,,,,,,,,,,
  |_★_|
  |  ^o^ | <ここが ゆうめいな じゅせんきょう あるよ
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < わかりました
         \_/
         _| |_
        |     |


      / ̄\
     | ^o^ | < おちてしまいました
      \_/
      _| |_
     |     |
     | |   | |
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


      / ̄\
     | ^o^ | < しまった わたしは およげない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


       ぶくぶくぶく
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
11 シュール
0kZgMAoC0
         / ̄\
         | ^o^ | < さよなら てんさん
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |     
        ||   ||
        し|  i |J=二フ
          .|  ||
         | ノ ノ
         .| .| (
         / |\.\ 
         し'   ̄

     _
       |  / ̄\
        ̄|    |
     _| ̄ \_/
12 シュール
【ドラえもん】

         / ̄\
        |     | <そらを じゆうに とびたいな
         \_/
         _| |_
        |     |


         / ̄\
         | ^o^ | < はい
         \_/
         /   ヽ   
        | |   | |
        | |   | |     
        ||   ||          ⊂ニ⊃
        し|  i |J=二フ      / ̄\
          .|  ||          | ^o^ | < ぼく とんでるよ
         | ノ ノ           \_/
         .| .| (           _| |_
         / |\.\        | |   | |
         し'   ̄        U |   |U
                     /  /
     _             / /
       |  / ̄\      /
        ̄|    |
     _| ̄ \_/
13 シュール
【空の教会】
しき、きみをいっしょうはなさない
 ∨
  / ̄\  / ̄\
 |  ^o^|  |   ^o^| 
  \_/  \_/
  _| |_  _| |_
 |     | |     |
       | |   | |
       U |   |U
         | | |
         ○○
   ―――――┐


 
  / ̄\
 |  ^o^|       / ̄\
  \_/       |   ^o^|
  _| |_ ドン    \_/
 |     二⊃    _| |_
            |     |
         三  | |   | |
            U |   |U
              | | |
   ―――――┐  ○○
14 シュール
【いっせんねんとにせんねんまえから】

   / ̄\
  |  ^o^ | < あなと がったい したい
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < わかりました
         \_/
         _| |_
        |     |


   / ̄\/ ̄\
  |  ^o^  ^o^ | < んぎもっちぃぃぃぃぃ
   \_/\_/
   _| |___| |_
  |          |
15 シュール
【BJせんせい】

   / ̄\
  | ^o^ | < しまった ちがうものをきってしまった  いりょうみすです
   \_/
   _| |_
  |     |


   / ̄\
  |  ^o^|
   \_/
   _| |_
  |     |


   / ̄\
  | ^o^ | < にんげんが いきもののいきしにを じゆうにしようなんて
   \_/     おこがましいとは おもわんかね
   _| |_
  |     |
16 シュール
【死神整髪剤漫画】
   / ̄\
  | ^o^ | < なんっ…だと…
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < なんっ…だと…
         \_/
         _| |_
        |     |

  ____
  |  ^o^  |
   \__/ < ナンっ…だと…
   _| |_
  |     |
17 シュール
【巨人の星】


だい りーぐ ぼーる 1ごう

 ∨ / ̄\             / ̄\
   |  ^o^|            |^o^   |
  /\_/             \_/_
 ( 二二⊃○           ⊂二⊂二 )
 |   |                 |  |
 | ||                .| ||
  |  | |                 |||
  ○○                 ○○
             / ̄\   / ̄\
             |  ^o^|  |^o^   |
            /\_/   \_/_
        ((  ( 二二⊃○⊂二⊂二 )
           |   |       |  |
           | ||      .| ||
            |  | |       |||
            ○○       ○○
18 シュール
【うるさいひとたち】
   / ̄\
  |  ^o^ | < あんまり そわそわしないで
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < あなたはいつでも きょろきょろ
         \_/
         _| |_
        |     |
   / ̄\
  |  ^o^ | < よそみを するのは やめてよ
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < わたしがだれより
         \_/
         _| |_
        |     |
19 シュール
【撲殺天使】

 / ̄\
 |  ^o^ |
  \_/
  _| |_
 |     |
 | |   |ヽ\ 、_人_ ,: .′
 U |   | ヽ
         / ̄\━´
        |     | <いたい
         \_/
         _| |_
        |     |

 / ̄\
 |  ^o^ | < ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
  \_/
  _| |_
 |     |
 | |   | |
 U |   |U
         / ̄\
        |     | <なおった
         \_/
         _| |_
        |     |

※くりかえし
20 シュール

   |                 |
    |      ∩            |   わぁーーー
__ノ      .| |           |  _
| |        .| |           ./ )ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- | | / ̄\  //|\ノ(◎)
_____/ /" ̄| ヽ|  ^o^ |// .|
   /  /    /  \_/  ̄ ̄\
   |  |/⌒゙ /      /       \
   .\ヽ__ノ__,,./。 ゚        \
     .\\::::::::::::::::: \\ ゚        .\
       .\\::::::::::::::::: \\         \
       \\::::::::::::::::: \ \        \
         \\_:::::::::::_) )         \
             ヽ-二二-―'
21 シュール

\                    /
   \  丶       i.   |      /     ./       /
    \  ヽ     i.   .|     /    /      /
      \  ヽ    i  |     /   /     /
   \
                                  -‐
  ー
 __          わ た し で す            --
     二          / ̄\           = 二
   ̄            | ^o^ |                 ̄
    -‐           \_/                ‐-

    /
            /               ヽ      \
    /                    丶     \
   /   /    /      |   i,      丶     \
 /    /    /       |    i,      丶     \  
22 シュール
小説「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。」
ケータイ小説「ドカーン!私はふりかえった。死んだ。」
ラノベ「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁとか、そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」
山田悠介「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」
村上龍「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」
佐藤藍子「最初から爆発すると思ったので振り返りました」
古館伊知郎「仮に爆発があったとしても、何がいけないんですかねぇ?」
柳沢敦「急に爆発が起きたので」
みのもんた「どうなのよみなさん? もうね、爆発してもらいたいね」
福本伸行「関係ねえ 爆発なんか関係ねえんだよ‥‥‥‥‥!オレだっ‥‥! オレだっ‥‥‥!オレなんだっ‥‥‥! 肝心なのはいつも‥‥!(ざわ‥‥ざわ‥‥)」
久米田康治「爆発・・・・ 爆発ねえ・・・・。この程度で爆発ですか!世の中には、もっと恐ろしい爆発が存在するのです!」
久保帯人「爆発…だと…?」
岸本斉史「これほどの爆発とは…たいした奴だ」
荒木飛呂彦「爆発など無駄無駄無駄無駄ァアアアアアアアア!!URYYYYYYYYY!!」
英語の教科書「Q:この音はガスが爆発したのですか?
          A:いいえ、爆発したのはトムです。」
村上春樹「やれやれ、そして僕は爆発した。」
古式若葉「どかーん!!。まあ爆発ですわ・・・る」
23 シュール
朝、教室で
担任「何か持込禁止品がないかチェックするからカバンの中を見ます。
   カバンを開けて机の上に置いてください。」

皆カバンを開ける。

だが俺はカイジに憧れすぎていて、担任の前に行き
俺「俺を疑ってるんですか?」
担任「いや、そうじゃないが念のためだ。」
俺「じゃあもしカバンを見て何もなかったら先生は教師辞めて下さい。
  もし何かあったら僕は学校辞めますよ。
  人を疑うってことはそれくらいの覚悟があるんですよね?」
シーンとする教室内。

俺は机に戻りカバンを持ってくる。
俺「ほら見てくださいよ。」
担任が俺を殴る。
担任「お前は家に帰れ!」
俺は泣きながら教室を出る。
教室にはくすくすという笑い声が聞こえていた。
24 シュール
                  ふ……
             l.玉}、
            〔l`ーイ      ふざけるなよ…!
            /丁WYヾヽ
          ハノ-―ー|ハ   戦争だろうが…
          /ゞイ      ト-'
    _ r‐' / 丿     |     疑ってるうちはまだしも
   /´V 屶|} /`ー‐┬‐イ
   \\ ヾ_i/ ,/  | _」       それを口にしたら……
     \___/|  |   ヽ ヽ
.        ┌|__,|    ゝニ<    戦 争 だ ろ う が っ・・・・・・!
        `‐┘    └‐┘
25 人生
テツ「あれ…? ハイド、お前身長伸びてないか?」

ハイド「嘘っ!! マジ!? おい、それマジか!? おい、おいって!!」

テツ「えっ、ちょっ、待っ…」

ハイド「どんくらい伸びてる!? 俺どんくらい伸びてんだよ!! 具体的には何センチだよ!?」

テツ「ちょっと落ち着い…」

ハイド「160は超えてるか!? 超えてないのか!? どっちなんだよおい!!」

テツ「ご、ごめん…嘘…」

ハイド「ああああっ!? なんだよそれコラァ!! ついていい嘘と悪い嘘があるだろうが!!」

ハイド「あーもうダメだな!! ラルク解散だこれ! 解散解散!!」

テツ(ハイドってこんな性格だったっけ…)
26 人生
テツ「ごめんハイド…」

ユキヒロ「どうしたんだよ、テツ」

テツ「ハイドに『身長伸びたな』って嘘ついちった」

ユキヒロ「ついちった、じゃねぇよ」

ユキヒロ「ハイドに身長と本名の話題はタブーだろ」

テツ「ハイドのやつ拗ねて帰っちゃったよ…」

ケン「…」
27 人生
ハイド(どいつもこいつもバカにしやがって…)

ハイド(昔からはこの身長がどれだけコンプレックスだったか…)

ハイド(いい顔も手に入れた。素晴らしい声も手に入れた)

ハイド(音楽の才能も、人気も金も綺麗な奥さんも可愛い子供も…)

ハイド(足りないのは身長だけ…まるで不公平にならないよう神様が悪戯したかのように)

ハイド(学生時代はバスケをしようとも思ったけれど、インドア文化系の俺には無理だった)

ハイド(牛乳も一日2リットルは飲んでるし、魚の骨を焼いて粉末にしたものも飲んでる)

ハイド(なのになぜ…なのになぜ…!)

ガチャ

ハイド「ただいま」
28 人生
恵「あら、あなた。おかえりなさい」

恵「レコーディング、どうだった?」

ハイド「途中から抜けてきた」

恵「あなたに荷物が届いてるわよ」

ハイド「ん…おっ、きたのか!」

恵「また身長を伸ばすグッズ?」

恵「いい加減無意味な浪費はやめてね」

ハイド「無意味とはなんだ! 今回のは30万もするんだぞ」

恵「うわァ」
29 人生
ハイド「健次(仮)は帰ってきてないのか」

恵「お友達のところよ」

ハイド「そうか…なあ恵」

ハイド「健次(仮)にもそろそろ弟か妹が必要だとは思わないか」

恵「えっ」

ハイド「最近ご無沙汰だったよな」

恵「あなたってば。まだお昼よ?」

ハイド「そうは言っても俺のこっちを見てみろ」

ハイド「もうこんなにDUNEなんだぜ」
30 人生
恵「あらあら…」

恵「こんな昼間からベッドにDIVE TO BLUEしたいの?」

ハイド「あんまり焦らすなよ」

ハイド「早くお前のsnow dropにLinkしたいんだよ」

恵「もう…あなたってば…」

スルッ

シュルシュル

恵「ほら…早く私をDriver's highさせて?」

ハイド「ようし、READY STEADY GOしちゃうぞ!」
31 人生
ゴリッ

ハイド「いてっ」

ハイド「あー…ゴミ箱倒しちゃったよ…」

ハイド「ん? この紙はなんだ?」

恵「あ、それは…!」

ハイド「なになに…『父兄参観日のお知らせ』…」

ハイド「…」

ハイド「…恵。これはどういうことだ」

恵「…」
32 ざわ
DUNE=砂丘
33 人生
ハイド「なんでこんな大事なことを隠してたんだ」

ハイド「俺はそんなに人前には出せない父親か」

恵「だ、だって…」

恵「健次(仮)がどうしてもイヤだって…」

ハイド「!」

ハイド「ど、どうして…」

恵「他の父兄の方と並ぶと」

恵「一番小さいからバカにされる、って…」

ハイド「!!」
34 ざわ

                _         ,..ヘ
                /::\       /:/ \ヽ
                  /:/ヾ\.     /:/   |::|
              /:/    ヾ\  /:/   :|::|
                /:/     '、:∨:/    |::|
                |::|      ヾ:V      |::|
                |::|   __ V ___ |::|
                l::| '´ : : : : : : ` ´ : : : : : `l:ト、
             , イ| : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:l:|: \
           /: :l:|: : :/ : :/: : : : : : : \ : : リ: : : :\
            /.:.:.:.: ヾ.:./ :.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.: !.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
.         / :.:.:.:./.:.:.:.:/.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:.: l.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:丶
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      /:::::::::::〃:::::::::| ::::: /:::::::/|::::::::::::::| ::::::::| ::::::::::::::::::l ::::::::::::',
      ,′::':::::::l{:::::::::::|::::::∧:::_/│l:::::::::::| :::_:::|ヽ:::::| ::::::::|::::::::::::::l
      l:::/ ::::::::l|:::::::::∧斗七! | |ハ:::::::│:::::`ト |::∧ ::::::|:::::::::::|::|
      |::| :::::|:::::|:::::::::| Y_ ハ| l{ ヽ ::::|\::::| |:ハ|::::::,' ::::::} :|::|
      |::| :::::|:::::|:::::::│,ィ仟乞トヽ   \|  Mテ外、|:: /::::: /| :|::|
      |∧::::ハ::::ヽ ::::l癶ぅi::::j |          iぅl:.::::j癶/:::::::/7::|リ
         ヽ:{ \::\{! {^して         |^iして i}:::: イ:::{:/|
        \/::::ト、::\ V少''        `ヾ:少 彳´ } :::::l:|
            /::/::\_l ̄ ヽヽ     '     ヽヽ   /_,/ ::::::l:|
        /::::{:::::::::∧          -        厶:::::: {::::::八
VアニメCLANNAD       古河渚
35 人生
ハイド「そ、そんなバカな話があるか!」

ハイド「たかだか身長が…その…少しばかり低いくらいで…」

恵「健次(仮)が幼稚園のとき、あなた父兄参観に出たでしょ?」

恵「そのときからかわれたのがトラウマになってるみたい」

恵「『父兄が一列に並んだときに真ん中にお父さんがいると谷になる』とか」

恵「『かといって身長順に並ばせるのも酷な話』とか」

ハイド「そ、そんな…」
36 人生
ハイド「俺は…俺は…」

恵「あなた…気を落とさないで…」

ハイド「だ、黙れ!」

ドンッ

恵「きゃっ!」

ハイド「あ…す、すまない…」

健次(仮)「お父さん…お母さん…?」

ハイド「け、健次(仮)!?」

ハイド「ち、違うんだよ。これは…これは…」

ハイド「…うわあああ!」

ダッ

恵「あなた!」
37 人生


ハイド「なにもかもこの身長のせい」

ハイド「ついに子供の信用まで手放しちまった」

ハイド「日本を代表する人気ロックバンドのヴォーカルが身長156cmだぜ?」

ハイド「笑うしかない…俺の人生はギャグだよ…」

ハイド「…明日もレコーディングだ。今日はもう寝るか」

ハイド「…zZZ」

『…です』

『あなたのことが好きです』

『俺と付き合ってください!』
38 人生
女の子『ごめんなさい。宝井君の気持ちは嬉しいんだけど…』

女の子『私、自分より背の低い人とは付き合えないの』

ハイド『そ、そんな…』

女の子『宝井君、Mステに出たとき、ただでさえ小さいタモリより小さかったじゃない?』

女の子『あれでもう無理っていうか』

女の子『…とりあえず、ごめんなさい!』

ハイド『そ、そんな! うわあああああ…』

ガバッ

ハイド「…夢か」
39 人生
ハイド「追い詰められてるな、俺…」

ハイド(ベランダに出て冷たい風にでも当たろう)

ガラガラ

ハイド「ん…?」

ハイド「あれは…流れ星?」

ハイド(身長を伸ばしてください身長を伸ばしてください身長を伸ばしてください)

ハイド(身長を伸ばしてください身長を伸ばしてください身長を伸ばしてください)

ハイド(身長を伸ばしてください身長を伸ばしてください身長を伸ばしてください…!)

ハイド「…なーんてな」

ハイド「寝直そう…」
40 人生
翌日

テツ「おはようございまーす」

スタッフ「おはようございます」

テツ(昨日のこと、ちゃんとハイドに謝らないとな)

テツ「あっ、ハイドだ」

テツ「おーいハイド」

ハイド「なんだよ、テツかよ氏ね」

テツ「昨日は本当にご…め…」

テツ「…なあハイド。お前、身長伸びてない?」
41 人生
ハイド「なあテツ」

ハイド「俺はこの世から天才ベーシストが一人いなくなるのは実に惜しいんだけど」

ハイド「永遠に弦を弾けなくしてやろうか」

テツ「ち、違うって! お前自分で気付いてないのかよ!」

ハイド「何がだコラ」

テツ「…いつもより目線を高く感じるだろ?」

ハイド「言われてみれば確かに…」

テツ「それにお前、裾足りてないぞ」

ハイド「あっ、本当だ!」

テツ「なんで気づかないんだよ」
42 人生
ハイド「ちょっと鏡見てくる!」

ハイド(たしかに昨日より高い…)

ハイド(今まで試してきたグッズの効果が急に!? いや、牛乳と魚の骨か…?)

ハイド(まさか流れ星…まさかな…)

ハイド「…測ってみよう」

161cm

ハイド「…!」

ハイド「…よっしゃああああああああああああ!!!!! きゃひいいいいいいいい!!!!!!!!」

ハイド「天下とった!!!!!! 俺天下とったぜあああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
43 人生
ハイド「お前達!」

テツ「あ、ハイド」

ユキヒロ「あれ? お前身長伸びて…」

ハイド「今日レコーディング終わったら焼肉いくぞ! 俺のおごりで!」

ユキヒロ「いきなりどうしたんだよ」

ケン「…」

ハイド「パーティーだよ! 『ハイド君160到達おめでとうパーティー』!」

テツ「160…?」

ケン「…」

ハイド「今夜は呑むぞ!」
44 人生


ハイド「うぃ〜…今夜はたくさん呑んだなぁ…」

ハイド「覚醒されたのはぁ〜…無くしてた傷跡ぉ〜っとぉい」

ヒュン

ハイド「あ…また流れ星」

ハイド「そういえば昨日…!」

ハイド(…身長伸ばしてください身長伸ばしてください身長伸ばしてください…!!!)

ハイド(せめてあともうちょい…170くらいまではほしいかなあ、なんて…お願いします!)

ハイド「…よし。これだけお願いすれば」

ハイド「帰ったぞー!↑↑」
45 人生
翌日

ハイド「裾が…足りない…?」

ハイド「恵〜もっと大きなジーンズないか?」

恵「たしか私のお兄さんのお下がりが…」

恵「…って、あなた。身長」

ハイド「わかるか? 伸びたんだよ」

ハイド「俺の努力は無駄じゃなかったんだよ」

恵「でも一日二日でちょっと伸びすぎじゃ…」

ハイド「伸びる分にはいいんだよ」

ハイド「ちょっと測ってみる」

170cm

ハイド「…やたああああああああ!!!!!!!!」
46 人生
翌日

ユキヒロ「なあハイド…」

ハイド「なにか用かな、ユキヒロ君」

ユキヒロ「お前…今身長いくつだ?」

ハイド「187だけど、それがなにか?」

テツ「伸びすぎだろう…」

ケン「…」

ハイド「身長が高くてなにがいけないんだ?」

ハイド「ロックバンドのヴォーカルはかっこよくてナンボだろう?」

ハイド「ライブでも客が騒いでたじゃないか」

テツ「ありゃ、ざわついてたんだよ」
47 人生
ハイド「おいすー」

ユキヒロ「…」

テツ「…」

ケン「…」

ハイド「みんなどうした〜?」

テツ「これ…昨日撮ったジャケ写。みんなで並んでるやつ」

ユキヒロ「一人だけ…頭ひとつふたつ抜きん出てるよな」

ハイド「みんなチビだなあw」

テツ「なあ、聞いたよ」

テツ「お前…ついに2メートル超えたんだってな」
48 人生
恵「あなた、もう仕事?」

ハイド「最近取材が増えたんだよ」

ハイド「俺の身長と一緒にラルクの人気も伸びてきてるんだぞ」

恵「最近全然家に帰らないじゃないの」

恵「健次(仮)が寂しがってるわよ」

ハイド「仕事なんだから仕方ないだろ」

ハイド「それにもう今の俺は健次(仮)の嫌いなチビ親父じゃないぞ、ウヒヒ」

恵「…」
49 人生
レポーター「速報です」

レポーター「L'Arc〜en〜Cielのhydeさんがついに『世界一身長が高い男性』として」

レポーター「この度ギネスに登録されることになりました!」

レポーター「今のお気持ちはどうですか?」

ハイド「やっぱり…諦めないことが大事っていうか、俺がここまでこれたのは」

ハイド「メンバーやスタッフはもちろんだけど、家族そして…ラルクを応援してくれたファンのみんな」

ハイド「高い目線を映す瞳を閉じればみんなの顔が思い浮かんできて」

ハイド「柄にもなく熱くなっちゃうっていうか…ハートに火がついちゃうんですよね(笑)」
50 人生
ハイド「なあ恵…脱げよ」

恵「久しぶりに帰ってきたと思ったらいきなり?」

ハイド「今の俺は一味違うぜ」

ハイド「お前も一回は身長の高いやつに抱かれてみたかったろ?」

ハイド「今夜はお前をNew worldにHEAVEN'S DRIVEさせてやるぜ」

恵「やめてよ…」

恵「今のあなたに抱かれたくないわ」

ハイド「恵…ちっ、なんだよ」
51 人生
テツ「…」

ユキヒロ「ハイド…」

ハイド「ん?」

ユキヒロ「今何センチだ」

ユキヒロ「いや、何メートルだ」

ハイド「3メートル12センチ」

ユキヒロ「最初のジャスト倍じゃねえか」

ユキヒロ「さすがに人間じゃねえよ、もう」

ユキヒロ「コブクロの黒田君がお前見て腰を抜かしてたぞ」

ハイド「たしかにそろそろいいかもな」

ハイド「まあ、勝手にとまるだろう」
52 人生
キン

ハイド(あれ…?)

キン

ハイド「最近よく耳鳴りがするんだよな…」

翌日

テツ「ハイド…」

ハイド「朝、身長測ったらさ…」

ハイド「…4メートルだった」

テツ「ハイド…病院にいこう」
53 人生
ハイド(お忍びで病院にきたはずだったのに周囲にバレバレだった…)」

ナース「宝井さーん」

ハイド「その名で呼ぶなや!」

医者「…これは私の手には追えませんね」

医者「大学病院に連絡をとりますのでそこへ」

医者「…たぶん、治療より先に研究対象にされるでしょうけれど」

ナース「宝井さーん」

ハイド「その名で呼ぶなやあああ!!!」
54 人生
翌日

テツ「そんなばかな…」

ケン「…」

ハイド「結局身体を調べ回されたけれど原因は不明。それどころか…」

ハイド「病院を梯子している間も身長は伸び続けて」

ハイド「いまや8メートル…わずか数時間で倍だ」

テツ「…仕方ない。最後の手段だ」

ゴリッ

ハイド「ぐふっ」

ドサッ

テツ「悪く思うなよ…ハイド」
55 人生
キン

ハイド(また耳鳴りが…)

ハイド「…ん。ここはどこだ?」

ハイド「身体が動かない…拘束されてる?」

テツ「目覚めたか、ハイド」

ハイド「何のつもりだ、テツ!」

テツ「ここは倉庫だ。日本中からたくさんの科学者に集まってもらった」

テツ「お前にはここで身長を縮める治療を受けてもらう」
56 人生
ハイド「ふざけるな! 治療を受けるにしても拘束する必要があるのか!」

ユキヒロ「これは科学者からの指示なんだ。最悪の事態に備えて」

ケン「…」

ハイド「帰せ! 俺を家に帰せ!」

テツ「今のお前が帰っても嫁と子供をビビらせるだけだ」

ユキヒロ「暴れるな! 早く鎮静剤を!」

グサッ

ハイド「おおお…」

テツ「…マネージャー。ラルクの活動休止をマスコミに伝えてくれ」
57 人生
翌日

ユキヒロ「ハイドの具合はどうですか」

科学者「大人しく寝ています。しかし問題が」

ユキヒロ「問題?」

科学者「…投薬もむなしく、体長が12メートルを超えました」

テツ「伸びるペースが早くなってるな…」

バキンバキンバキンバキン

ケン「!」

ハイド「ぐおおおあああああああ!!!!」

科学者「暴走です! ハイドが拘束を破って脱走しました!」
58 ざわ
コピペ無双だな
59 人生
265 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:27:10.28 ID:gvY36l3tO
kenしゃべれww

279 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:28:30.01 ID:zcZ0Ugrl0
12mってちょっとしたロボットレベルじゃねーかwwwww

281 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:29:21.99 ID:IBk1K43IO
もうハイドが街を破壊してる図が浮かんでやばいwwwwww
60 人生
テツ「どうしたんだ、ハイド!」

ユキヒロ「最悪の事態さ…肉体の急激な成長に精神がついてゆけずに暴走を…」

ユキヒロ「鎮静剤はないか!」


科学者「銃の到着まで時間がかかります」

テツ「銃、だと…」

テツ「…いや、銃はいらない」

バサッ

テツ「ハイド…テメェは俺が眠らせてやるぜ」

ハイド「ガオオオオオオオ!!!!!!!」
61 人生
295 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:31:27.07 ID:8HNHB/swO
ガオオじゃねーよwwwwwww

293 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:31:06.01 ID:5dX+tNZR0
ゆきーろ先生がカッコよすぎるwwwww
62 人生
312 んん… ◆Miwikigs4M 2008/04/29(火) 22:33:02.15 ID:VWO0DXmDO
テツ「踊れよ、ハイド!」

ヒュン

ゴリッ

テツ「くっ…!」

テツ(なんつー固さ…筋肉も成長しているのか!)

テツ「だったらこれだ!」

テツ「TETSU69連弾!」

ゴリッ×69

ハイド「オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

ゴリッ

テツ「ぐああああああ!!!!!」
63 人生
テツ「すげえパワーだ…」

ユキヒロ「テツ、お前は引け」

ユキヒロ「ドラムスとしてはパワーで負けるわけにはいかないな」

ユキヒロ「いつも重さ50kgの鉛を仕込んだスティックを振り回してるんだ」

ユキヒロ「破ッ!」

ゴリッ

ハイド「ギャオオオ!!!」

ユキヒロ「どうやら効いてるみたいだな」
64 ざわ
かっけぇwww
65 人生
ハイド「すうぅぅぅ…」

テツ「なんだ? 急に息を吸い込み始めたぞ?」

ユキヒロ「…!」

ユキヒロ「みんな、耳を塞げ!」

ユキヒロ「ハイドお得意の高音がくるぞ!」

ユキヒロ「今の身体の肺活量でそんなのを使われたら…!」

ハイド「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!」

ゴオー

テツ「ぐわあああああああ」

ユキヒロ「うわあああああああ」
66 人生
ユキヒロ「ダメだ…このままじゃ…」

ズゥン ズゥン

テツ「あっ、ハイドが外に…!」

ケン「任せて」

ユキヒロ「ケン!」

ケン「特製ドラッグギター。このギターの弦には強力な睡眠薬が仕込んである」

ケン「随分前にサクラからもらった睡眠薬を調合して作った劇薬」

ヒュッ

グサッ

ハイド「ぐおおおお…!」

ユキヒロ「ハイドが…眠った…」
67 人生
396 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:43:05.93 ID:1x3PsolO0
ギターである必要ねーだろwwwwwwwwww

403 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:43:34.66 ID:wRN2Ugi7O
こらwwwwサクラはダメゼッタイwwwwwwwww

401 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:43:24.47 ID:dFbM9cVOO
KEN 口調が長門WWWWW
68 人生
ケン「役に立つ日が来るとは思わなかった」

ユキヒロ「とりあえずこいつを倉庫に運ぼう」

ハイド「恵…健次(仮)…」

テツ「…!」

ユキヒロ「テツ、どこにいくんだ」

テツ「用事だよ」

テツ「すぐ戻る」

科学者「銃が到着しました!」
69 人生
ハイド「ん…」

ユキヒロ「目覚めたか、ハイド」

ハイド「ちくしょう、放せ…」

ハイド「俺は手に入れたかったものを手に入れただけだ…」

ユキヒロ「ああ、放してやる」

ハイド「え?」

ガチャ

ユキヒロ「お前にはこれを読んでもらう。テツがもらってきたものだ」

ハイド「これは…作文?」

ハイド「『ぼくのおとうさん』…宝井健次(仮)」
70 人生
ハイド「『ぼくのおとうさんはちいさいです』…ぐふっ」

ハイド「『でもぼくのおとうさんはかっこよくてうたもうまくて、にんきものです』」

ハイド「『よくみんなからうらやましいな、うらやましいなといわれます』」

ハイド「『おとうさんはからだはちいさいけれど、ライブのときはいつもよりおおきくかんじます』」

ハイド「『いっしょにあそんでいるときはもっとおおきくかんじます。たよりがいがあります』」

ハイド「『ときどきひとまえにだすのがはずかしいときもあるけど、おとうさんはいやがらずに』」

ハイド「『いつもやさしいえがおでふけいさんかんにさんかしたがります』」

ハイド「『だからおとうさんはだれよりもおっきくて、ぼくのじまんのおとうさんです』」

ハイド「『おとうさん、これからもがんばってね』」

ハイド「…健次(仮)…グスッ」
71 人生
ハイド「…今やっと気付いたよ」

ハイド「本当に小さかったのは身長じゃない」

ハイド「俺の父親としての器だったんだ…」

ハイド(そういえば流れ星にお願いしたら身長が伸びたんだ)

ガバッ

ユキヒロ「ハイド!?」

ハイド「頼む、流れ星よ! 俺の身長を縮めてくれ!」

ハイド「もう身長なんていらないから、俺を元の156cmのハイドに戻してくれ!」

ハイド「背はいくらでも取り上げて構わない! 子供の気持ちまでは奪わないでくれ!」

ユキヒロ「ハイド…」
72 人生
500 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:56:04.64 ID:rgCHBPHzO
実は感動ものだったのかww

491 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 22:55:09.30 ID:SX6NyXMiO
ハイド「やっぱ170!」
73 人生
翌日

ユキヒロ「…ハイドの体長は」

科学者「25メートルです…」

テツ「そんな…ペースがどんどん早くなるなんて…」

ユキヒロ「倉庫におさまりきらなくなったな」

科学者「いよいよもって化物ですよ」

科学者「これは私達だけでは手に余ります」

科学者「世界中から研究者を呼びましょう」

その頃NASAでは
74 人生
科学者A「そんなに慌てて一体なにがあったのかね」

科学者B「緊急事態です」

科学者B「ここ数日、世界中で大きな流星の姿が多数目撃されていまして」

科学者B「気になってアレをこうしてこう…調べてみましたところ」

科学者A「…なんなのかね」

科学者B「…隕石が地球に接近しています」

科学者A「…それはどれくらいの大きさなのかね」

科学者B「今からおよそ一週間後、日本の首都東京目掛けて観測史上最大規模の隕石が衝突します」

科学者B「予測的中確率99.999%…衝突後には二度目の氷河期が地球に訪れ」

科学者B「一部の昆虫と微生物を除く全ての生物が…絶滅します」

545 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:01:17.05 ID:wPE27vdiO
ハイドが地球の命運をかけ隕石を止めに・・・

546 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:01:31.84 ID:USoN2QEbO
全てはこのときのため………!!!

549 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:01:57.27 ID:8Gu2nDVHO
hydeの素朴な願いがこんな展開になるとかwwwww
75 ざわ
落ちる勢いだwww
自重w
76 人生
科学者A「なんということだ…この世に神はいないのか」

科学者B「どうしましょうか」

科学者A「直前まで公表はしない。衝突を回避する方法を必死に探すしかないだろう」

科学者B「世界中の軍用兵器を集めて隕石目掛けて攻撃しますか」

科学者A「あるいは急いで新たな兵器を開発する以外は…」

科学者C「面白い情報が入ってきましたよ」

科学者C「日本に体長25メートルを超える人間がいるそうです」

科学者A「天変地異でも起こっているのか…」
77 人生
ハイド「もう一週間も家に帰っていない」

キン

ハイド「耳鳴りもどんどん酷くなって…」

科学者「残念なお知らせがあります」

テツ「なんですか?」

科学者「NASAがハイドさんの受け入れを拒否しました」

科学者「それどころじゃない、とのことです」

ユキヒロ「あのNASAが体長30メートルの人間をそれどころじゃないで片付けるなんて…」

科学者「どうしましょう」

ケン「任せて」

586 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:06:51.19 ID:YGr9grHA0
kenきたwww
78 人生
ユキヒロ「ケン?」

ケン「この特製ドラッグギターはNASA製の特注品」

ケン「繋がりある」

NASAにて

科学者「これが体長30メートルの人間…モンスター映画を観ているようだ」

テツ「俺達は付き添いです」

ユキヒロ「ところで…ハイドを受け入れる余裕が見つからないほどの状況とは一体?」

科学者「それは…いや、これは解決の糸口になるかもしれない」

科学者「ここからはトップシークレットだ。口外厳禁で落ち着いて聞いてくれ」
79 人生
ユキヒロ「そんなバカな…」

テツ「地球は…人類はどうなるんですか」

科学者「今必死に回避する方法を探しているところだ」

科学者「もっとも、絶望的だがね」

ハイド(隕石が衝突…)

ハイド(みんな死ぬのか…恵も、健次(仮)も、テツも、ユキヒロも、ケンも…)

ハイド(俺も…)

科学者「案外彼は生き残るかもしれないな」

ユキヒロ「成長に従って身体が頑丈になってるんです」

ユキヒロ「今は戦車で撃ちまくっても無傷で立っていられるでしょう」

ハイド「…!」
80 人生
科学者「だから今のNASAには…いや、今の人類には彼を研究しているような余裕はない」

科学者「いち科学者としては非常に残念だがね」

ハイド「そうか…」

ハイド「じゃあ代わりにお願いがある」

テツ「ハイド?」

ハイド「一週間後までに大至急、スペースシャトルを1000台作ってくれ」

科学者「無茶を言うな。そんな人員と予算はどこにある」

ハイド「そんなもの、世界中からひっかき集めればいい。人類が手を結ぶチャンスだ」

ハイド「金持ちだって命のほうが大事だろう」

ハイド「担保は…地球と人類の未来ってところだな」
81 人生
ユキヒロ「なんのつもりだハイド」

ハイド「俺は今のペースだと一週間後には80メートルくらいに成長する」

ハイド「身体は核ミサイルでも歯が立たなくなるだろう」

ハイド「このまま生きてても生体兵器だ…」

テツ「お前…隕石と道連れになって地球を守る気か!」

ハイド「人類にはそれしか方法がないだろう」

ケン「その必要はない」

ケン「この特製ドラッグギターさえあれば」

ハイド「お前はちょっと黙れ」
82 人生
ユキヒロ(作戦はこうだ)

ユキヒロ(ハイドの身体にスペースシャトルをくくりつけて隕石目掛けて発射する)

ユキヒロ(ハイドは隕石を受け止めてそのまま宇宙へと飛んでいく)

ユキヒロ(空中で隕石と衝突して受け止めきれなくても、地球へのダイレクトな衝突は免れる)

ユキヒロ(でもどっちみちハイドは無事ではすまない…)

ユキヒロ「どうしてこんなことに…」

ハイド「今から対隕石用に俺の肉体検査が始まるらしい」

ハイド「しばらく監禁になる…もう家族には会えないんだな」

ハイド「…声だけでも聞かせてくるないか」

ピポパ

恵「もしもし…宝井です」
83 人生
ハイド「あ…恵か」

恵『あなたってば…今どこにいるの?』

ハイド「仕事でちょっとNASAにな」

恵『はぁ?』

ハイド「恵…お前と結婚できてよかったよ」

ハイド「お前は俺の最高のHONEYだった」

恵『あなたったらいきなり…頭おかしくなったの?』

ハイド「健次(仮)はいるか? 健次(仮)を呼んでくれ」

健次(仮)『もしもし、おとうさん?』
84 人生
ハイド「健次(仮)…帰れなくてごめんな」

健次(仮)『忙しいの?』

ハイド「ああ…またしばらく帰れない」

ハイド「いいか、健次(仮)。お父さんになにかあったらお前がお母さんを守るんだ」

ハイド「約束できるな?」

健次(仮)『うん…』

ハイド「いい子だ。勉強頑張れよ」

健次(仮)『うん。お父さんもお仕事頑張ってね』

ハイド「ああ…それじゃ、バイバイ」

ピッ

ハイド「バイバイ、か…」

それから一週間後
85 人生
科学者「体長80メートル…」

科学者「スペースシャトルの装備はすんだな」

科学者「地球の未来は君にかかっている」

科学者「ハイド君、君を東京に放つぞ!」

ズーン ズーン

都民A「ん…? うわあああああ!」

都民B「あ、あれはなんだ! 巨人か!? 宇宙人か!?」

都民C「いや、あれは…L'Arc〜en〜Cielのハイドだ!」

都民達「ハイドオオオオオオ!?」
86 人生
ズーン ズーン

恵「外が騒がしいわね…」

テレビ『ここで臨時ニュースをお伝えします』

テレビ『東京に体長80メートルを超える巨人が現れました』

テレビ『そしてその容姿がL'Arc〜en〜Cielのハイドさんに瓜二つとのことです』

恵「!」

恵「まさか…」

健次(仮)「お父さん!」

ダッ

恵「あっ、健次(仮)!」
87 人生
ハイド発射5分前

恵「あなた!」

ハイド「恵…健次(仮)…」

恵「あなた、なんていう姿に…」

恵「これは一体どういうことなの!?」

ユキヒロ「恵さん…事情は僕が後で説明します」

ユキヒロ「ハイド、お前は発射に備えるんだ」

ハイド「心配するな、恵」

ハイド「ちょっとNEO UNIVERSEに行ってくるだけだ」
88 ざわ
吹いたw
ケン「この特製ドラッグギターさえあれば」

ハイド「お前はちょっと黙れ」
89 人生
泣かないで 泣かないで 大切な瞳よ
悲しさにつまづいても真実を見ていてね
そのままのあなたでいて

大好きなその笑顔 曇らせてごめんね
祈っても 時の流れ早すぎて
遠くまで流されてから 戻れなくて

あぁ穏やかな輝きに彩られ
歳月は夜を夢に変えるみたいだから
目をこらして さぁ!

あなたのすぐそばにまた新しい花が生まれて
木漏れ日の中で鮮やかに揺れてる
いつまでも見守ってあげたいけど もう大丈夫
優しいその手を待ってる人がいるから 顔をあげて

あぁ 私の欠片よ 力強く羽ばたいてゆけ
振り返らないで 広い海を越えて

821 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:38:51.62 ID:6p+DJpdz0
歌きたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

841 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:39:58.40 ID:Ew+OWK8z0
ピーシーズwwwwwwwwwwwww
90 人生
都民A「おい、空を見ろ…!」

都民B「なんか降ってくるぞ」

ハイド「あれか…」

健次(仮)「お父さん…」

ハイド「健次(仮)…お母さんを頼んだぞ」

科学者「発射5秒前…3…2…1」

科学者「ハイドミサイル、発射!」

ポチッ

健次(仮)「お父さあぁん!」
91 人生
ハイド「オオオオオオ」

ズガン

テツ「あっ! ハイドが隕石をキャッチした!」

ハイド「来世でまた逢おうううううイエエエエエエエエ!!!!」

ギューン

…キュピーン

ケン「ハイド…星になった」

科学者「対象の軌道歪曲を確認しました。隕石衝突回避成功です!」

健次(仮)「お父さん…」

テツ「健次(仮)君…君のお父さんはけして小さくなんかない」

テツ「世界一大きな魂を持った立派な父親だったよ…」

903 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:46:30.36 ID:wsWLWmhi0
イエエエエエエエエ!!!!wwwwwwwwwwwww

906 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:46:49.47 ID:1aNSeZ0HO
なんかあっさりしてんなwwwwwwwwwwwwww
92 人生
一年後

テツ「今日がL'Arc〜en〜Ciel活動再開最初のライブだ」

テツ「残念ながらハイドはもうこの世にいない」

テツ「しかし、俺達ラルクはいつだって四人。ハイドはみんなの胸の中にいる」

テツ「たとえハイドはいなくても、今まで以上に最高のライブにするぞ」

ケン「…!」

ユキヒロ「派手に盛り上げてやるぜ」

ハイド「それじゃみんな行くぞ!」

四人「おう!」

926 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:48:46.44 ID:LLDhTcQj0
>>918
hyde居るじゃねーかw

947 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/29(火) 23:50:16.28 ID:7J4GknLsO
いないとされるほど小さくなったのかwwwww
93 人生
三人「うわああああああああ」

テツ「なんでお前がいるんだハイド!」

ユキヒロ「生きてたのか!?」

ケン「星になったんじゃ…」

ハイド「俺達はたしかにスターだけど、星にはなってないぞ」

ハイド「詳しい話はあとだ。今はライブを盛り上げようぜ」

ハイド「みんなー! 久しぶりー! じゃあ一曲目『READY STEADY GO』!!」

ハイド「レディステディキャンホーミ

時は戻って一年前
94 人生
ゴオオオ

ハイド「隕石をキャッチして宇宙に向かってるのはいいんだけど」

ハイド「俺一体どうなるんだろ」

ハイド「大気圏で燃え死ぬか、宇宙で窒息死か…」

『…』

ハイド(隕石から声が…?)

ハイド「おい」

『うわ、話しかけてきた!』

ハイド「これ…隕石じゃなくてUFOだったのか!」
95 人生
ハイド「お前ら何者だ」

宇宙人『侵略者です』

ハイド「だろうな」

ハイド「地球を壊す気だったのか」

宇宙人『私達は壊しません。地球到着時には減速する予定でした』

宇宙人『私達のしもべが壊している予定だったのですが』

ハイド「しもべ?」

宇宙人『実は少し前に地球を視察しにきたときに、侵略の参考にとこんなDVDを観たのです』

ハイド「これは…『GODZILLA』?」

ハイド「俺達が音楽をちょっとだけ手伝ったハリウッド版ゴジラじゃないか」
96 人生
宇宙人『あの音楽はあなた達でしたか。素晴らしかったですよ』

ハイド「本当にちょっとだけな」

宇宙人『『浸食 lose control』ですよね。着うたにしてあります』

ハイド「着うたって」

宇宙人『実はこのDVDを見て、『地球を攻めるには巨大生物を地上で暴れさせるのが一番』と』

宇宙人『私の母星の議会で決定したのはいいのですが…巨大生物は運ぶのに苦労するので』

宇宙人『どうせなら地球の生物を巨大化させて暴れさせようと考えたのです』

宇宙人『そこで手頃な生物を探しにUFOで地球を視察にきたところ』

宇宙人『“大きくなりたい”という強烈な思念をUFOが察知したのです』

ハイド「まさか」

111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2008/04/30(水) 00:02:41.34 ID:wRX05NFL0
ちゃんと伏線消化するのなwww
97 人生
宇宙人『それなら都合がいいとその思念を送った生命体に』

宇宙人『強力な成長促進作用のある超音波を送っていたのです』

ハイド(あの耳鳴りの正体はそれだったのか…)

宇宙人『しかし、一度だけでは不安なので再度視察にきたところ』

宇宙人『私の好きな『浸食』が聞こえたので、もう一度そこに行ったんですよ』

ハイド(俺が二回目の流れ星を見たときだ…たしかに酔っ払って『浸食』を歌っていたな…)

ハイド(成長のペースが日増しに早くなったのはこいつらが地球に接近していたからか)

宇宙人『見たところ巨大化したのはあなたみたいですね…まさか『浸食』を歌っている人だとは』

覚醒されたのは 無くピッ

宇宙人『はいもしもし。あっ、隊長…はい。作戦は失敗です』

15 んん… ◆Miwikigs4M 2008/04/30(水) 00:13:20.26 ID:hh0l5mysO
ハイド「また地球を侵略しにくるのか」

宇宙人『いえ、この星はもう諦めます』

宇宙人『私の母星ではあなた達、結構人気あるんですよ』

ハイド「それならよかった。だったらついでにお願いがある」

ハイド「俺の身体を元に戻して地球に下ろしてくれないか?」

宇宙人『上司の指示を待たないと…』

ハイド「L'Arc〜en〜Ciel全宇宙配信Live “ハートに火をつけろ!” in GARAXY」

ハイド「ステージはお前らの母星…お礼はこれでどうだ?」

宇宙人『…その話、乗りました。最高のライブを期待しています』

ハイド「宇宙デビューの際にはよろしく」
98 人生
健次(仮)「お父さん!」

ダッ

ハイド「ただいま…健次(仮)」

ハイド「お母さんのこと守ってくれてたか?」

健次(仮)「頑張ったよ!」

ハイド「そうか…偉いな」

恵「あなた…」

ハイド「ただいま、恵…宇宙人とメルアド交換したりと色々あったけど」

ハイド「こうしてLOVE FLIESしてきたぞ」

ハイド「これからは見た目にとらわれない、でっかい父親になるからな」
99 人生
恵「ううん…あなたはもう世界一大きな父親よ」

ハイド「恵…」

テツ「よかったな…」

ユキヒロ「あとは家族水入らずで俺らは帰るか」

ケン「…」

テツ「最後にハイドに挨拶だけしておくか」

テツ「おーい、ハイ…ド…」

テツ「…あれ? お前…なんか…前より縮んでないか?」

ハイド「…え?」

100 人生
恵「ううん…あなたはもう世界一大きな父親よ」

ハイド「恵…」

テツ「よかったな…」

ユキヒロ「あとは家族水入らずで俺らは帰るか」

ケン「…」

テツ「最後にハイドに挨拶だけしておくか」

テツ「おーい、ハイ…ド…」

テツ「…あれ? お前…なんか…前より縮んでないか?」

ハイド「…え?」