玖妙夢堂
忘年〜romance〜
男はありのまゝを求めて
女はありのまゝで惑はせ
そこはかとなき戀に溺る
深くも淺き逢瀬の間に間
幾度果て眠る横顏にまた
自惚れてしまひさうな夜
長靴に想ひを詰めてゐる
男はありのまゝを晒して
女はありのまゝで匿して
そこはかとなき戀に漂ふ
深くも淺き季節の間に間
葡萄酒の釀す横顏にまた
見惚れてしまひさうな夜
電飾に想ひを託してゐる
男はありのまゝを求めて
女はありのまゝで惑はせ
そこはかとなき戀に溺る
深くも淺き逢瀬の間に間
幾度果て眠る横顏にまた
自惚れてしまひさうな夜
長靴に想ひを詰めてゐる
男はありのまゝを晒して
女はありのまゝで匿して
そこはかとなき戀に漂ふ
深くも淺き季節の間に間
葡萄酒の釀す横顏にまた
見惚れてしまひさうな夜
電飾に想ひを託してゐる
(506SH/s)
玖妙夢堂
網燒〜beaujolais〜
牡蠣食へば綻ぶ顏に
醉ひて初冬は巡りて
今年も殘りを數へる
街の夜は限り知らず
光に充ちてゆく幻想
背景にして君が居る
其れが何よりご馳走
不意打ちの懷し顏に
賑ひて類友は揃ひて
記憶の彩りを數へる
過ぐ頃は限り知らず
酒を進めてゆく佳肴
背景にして君と居る
其れが何よりも至福
牡蠣食へば綻ぶ顏に
醉ひて初冬は巡りて
今年も殘りを數へる
街の夜は限り知らず
光に充ちてゆく幻想
背景にして君が居る
其れが何よりご馳走
不意打ちの懷し顏に
賑ひて類友は揃ひて
記憶の彩りを數へる
過ぐ頃は限り知らず
酒を進めてゆく佳肴
背景にして君と居る
其れが何よりも至福
(506SH/s)
玖妙夢堂
睦言〜pillow〜
君の事を想ふ
儘に季は往き
君の中を視る
程に膨らんで
躰の火照りと
息づく響きが
醉醒め知らぬ
蜂蜜を戀する
君の核を觸る
儘に胸は反り
君の中に居る
程に高まって
汗の纏はりと
淫らな靡きが
醉醒め知らぬ
祕密を續ける
君の事を想ふ
儘に季は往き
君の中を視る
程に膨らんで
躰の火照りと
息づく響きが
醉醒め知らぬ
蜂蜜を戀する
君の核を觸る
儘に胸は反り
君の中に居る
程に高まって
汗の纏はりと
淫らな靡きが
醉醒め知らぬ
祕密を續ける
(506SH/s)
ぽち
来年も続きます、始まりの年
事態は深刻です
そう言えばいくらかの気は引けるでしょう
でもね、実際は差し迫ってなんかいなくって
始まりの年
そうそのまんま、始まりです
森羅万象、あの人にも
そうボクにだって永遠はない
何かを始めれば終えなきゃならない
永遠じゃ決してない
何かを始めるには二○一六、一七
都合がいいんです
特に来年、干支がそうであるように
鳥です、羽があるんです
飛べるかは自分次第
日々を、その暮らしを頑張ろうとする人がいる限り
ボクも頑張りたい
お金、余命などの有無
なんてとるに足りないこと
もしもその心を誰かに引き継げれば
その心は生き続けるんです
誰かが言った言葉を添えます
始まりの年
何だっていいんです
始めることに意味がある
事態は深刻です
そう言えばいくらかの気は引けるでしょう
でもね、実際は差し迫ってなんかいなくって
始まりの年
そうそのまんま、始まりです
森羅万象、あの人にも
そうボクにだって永遠はない
何かを始めれば終えなきゃならない
永遠じゃ決してない
何かを始めるには二○一六、一七
都合がいいんです
特に来年、干支がそうであるように
鳥です、羽があるんです
飛べるかは自分次第
日々を、その暮らしを頑張ろうとする人がいる限り
ボクも頑張りたい
お金、余命などの有無
なんてとるに足りないこと
もしもその心を誰かに引き継げれば
その心は生き続けるんです
誰かが言った言葉を添えます
始まりの年
何だっていいんです
始めることに意味がある
(109SH/s)