月いろの手紙 置き詩版

海
そばに住んでいる
そばで働いている
でも
波の音は
なかなか聞かない

世界と繋がっている
世界中の船が入ってくる
でも
海外旅行は
まだ経験がない

色が変わる
高さが変わる
音が変わる
侮れないから
祈り
崇拝する

今を生きる
ほんのり期待を込めて
生きている

彼女が彼女であるために
私が私であるために

愛は勇気だ

嫌いは好きの兄
嫌いは好きの兄
本当に嫌いは好きの兄
だから生きる
生かされる

アドバイスは
知らないと言えない

嫌いは好きの兄
だから雪は溶ける
心は溶ける
愛は花になる

決意
寄りそって生きる
最後は誰もいないから
いまを慈しむ

私が私である限り

友達
歌って仲直り
20年かけて仲直り
それも
生きていれば
生かされていれば