╋恋文╋


ユフィ
くっそー…!優柔不断野郎!アタシから毎日アタックしてんのに!

マイホーム持ってからな!

じゃねぇよ!ばーかー!

いい加減、ちゃんとした答えくんなきゃ気持ちが挫けそうになるんだよ。
ちゃんと捕まえててくれよ…好きなんだからさ…。
ティナ
貴方とお話しし始めて少し経つけれど、胸が暖かくなると同時にチクリと痛むの。
この気持ちは……
いつか、貴方に伝えられるかな?
ザックス
いろいろ言いたいことも伝えたいこともいっぱいあるのにさ、

やっと書けた手紙には。
届かない手紙に託したのは…

アンタに伝わってほしい言葉はひとつしかなかったんだ。


だいすきっ。
クラウド・ストライフ
ここに言葉を残すのは、はじめてかもしれないな。
甘酸っぱい花の香りが漂う時期になった。
道端を歩いてふとこの香りがする度に、思い出すんだ、あの時の事を、あんたの事を…。
あんたの言葉が届かなくなってから、気付けば随分な日にちが経ってしまっていたんだな。最後に纏まった時間で言葉を交わしたのは…春の季節で、一緒に桜を見ていたな。あんたはどうしているだろうか。あんたのところでは秋を感じるようになっただろうか。
秋の話も、過ぎてしまった夏の話も、これから訪れるだろう冬の話も…また一緒にしたいんだ。だからどうか…。…我が儘ばかり言うのは良くないとわかっている。けど、会いたいんだ、あんたに。
オニオンナイト
恋文とは違うけど、ちょっと久しぶりに残したくなったからこっちにさせて貰おうっと。
今でも時々思い出すんだ、一緒に過ごした時のこと。よっぽど楽しかったってことなのかな、もう随分前の事なのに、しっかり覚えてるよ。ねぇ…君はどうしてる?あれから君がどうしているのか、実は今でも心配でいるんだ。もうここにいなかったとしても、今の君が笑って居られているように、それぐらいは願わせてよね。
キスティス
この一月、前にも増して貴方が浮かんでは消えていくの。
街角で、人混みで、その中に居るはずのない貴方を見ている。
胸が張り裂けてしまいそうな切ない痛みが、今を実感させていて…
貴方の声を、温もりをまたこの身に感じたい。
…叶わぬ願いと知っているわ。
それでも尚、と…
いつかまた出逢えると信じているの。
私はずっとこの痛みと共に待ち続けるから。
罪なんて今更重ねたところで構わないのよ。
ただあなたと一つになれるなら。