╋恋文╋


ザックス
不安になんのは俺の特技なんだよ、仕方ねーだろ?…ソルジャーらしくねぇって?ほっとけよ!

__頼まれなくたって離れてやんないから心配すんな。
俺も愛してるぜ、まいごちゃん!ってな。


追伸──…バカは余計だっつの!
レノ
届くかどうかもわかんねえんだけど。
お前はまだこの世界にいるのかすらもわかんねーし。
ってか、多分忘れられてる気がするんですけどね、と。

あれから何年経ったっけな。2年?もっとか。
元気にしてますか、と。後輩くんよ。

一応連絡先まだ入ってんだけど、女々しいことに。連絡してメーラーデーモンさんから返信来たら切なくなんだろが、と。

鍵って言えるほどのことじゃねえけど、マッサージ1回5000ギルだったっけか。あぁ、そうだ。お前にやったあの指輪、まじでお気に入りの高いやつなんだから大事にしろよ、と。
質屋に流れてたらレノさん泣いちゃうから。

こういうとこに残すなんてこともなかったよな。多分。今更って感じだな。
けどな、今思い出しても楽しかったぞ、と。
元気でいてくれよ、と。
ザックス(代理)
あいつの姿で言葉残そうと思ったんだけど、あのままだとまーただだ漏れになっちまいそうだから、お前の好きな姿で残す。

あいつ甘えただし、困ってんじゃないの?毎日一緒に居たがるしな。いつお前に愛想尽かされるか、飽きられるか、って心配みたいだぜ?

──でも残念。
まだまだ離れるつもり、無いってよ。

だからさ、懲りずに傍に居てやってくれるか?俺からもお願い。

大事な言葉は直接伝える。
いつもありがとな。