福子
僕が詩を書かなくなった理由
僕は間違っていたのだろうか
言葉を綴って君を
怖がらせてしまった
僕は間違っていたのだろうか
ありったけの思いを君に
ぶつけてしまった
僕は間違っていたのだろうか
拒絶されてしまって僕は
怖くなってしまった
僕は間違っていたのだろうか
言葉を綴って君を
怖がらせてしまった
僕は間違っていたのだろうか
ありったけの思いを君に
ぶつけてしまった
僕は間違っていたのだろうか
拒絶されてしまって僕は
怖くなってしまった
彩 愛 美
氷城の悪夢
氷の城が 姿を現す
氷の魔王が 雄叫びを上げて
この極寒の大地へ
世界中の代表を 呼び込む
世界中を覆う 寒気の嵐が
大地を 川を 人を
凍て着かせる
魔王の放つ蝙蝠が
言葉巧みに 世界中を欺き
自分の味方を 増やして行く
崇拝する 魔王像が
次々と 世界中に建ち並び
魔王の支配下に堕ち
世界中から光が消える
だけど 重ね過ぎた嘘は
何時か 綻び始める
やがて春の陽射しが
冬に閉ざされた 人々の心を
解き放つ日が 訪れるのだろう
何時か 春の陽射しを貯えた
光の勇者が この地に現れて
闇の蝋燭の 幻惑の悪夢から
人々を 目覚めさせるために
東の国から 魔王を倒す力を
示しに やって来るのだろう
氷の城が 姿を現す
氷の魔王が 雄叫びを上げて
この極寒の大地へ
世界中の代表を 呼び込む
世界中を覆う 寒気の嵐が
大地を 川を 人を
凍て着かせる
魔王の放つ蝙蝠が
言葉巧みに 世界中を欺き
自分の味方を 増やして行く
崇拝する 魔王像が
次々と 世界中に建ち並び
魔王の支配下に堕ち
世界中から光が消える
だけど 重ね過ぎた嘘は
何時か 綻び始める
やがて春の陽射しが
冬に閉ざされた 人々の心を
解き放つ日が 訪れるのだろう
何時か 春の陽射しを貯えた
光の勇者が この地に現れて
闇の蝋燭の 幻惑の悪夢から
人々を 目覚めさせるために
東の国から 魔王を倒す力を
示しに やって来るのだろう
彩 愛 美
このままでいいのかな
暗い街を一人 彷徨っていても
狭い部屋に二人 閉じ籠っていても
どちらも変わらない 同じ気分で居る
指の関節が 赤切れて痛む
冬の水は冷たくて 傷口に染みる
あなたを想いながら 灯した
アルコールランプに 和んでいる
立ち行くモカの薫りに 部屋が包まれる
同じ答えを 探し続けているのに
違う答えが 何時も返って来るだけ
どうにも絞まらない 結末を迎える
教科書のように 用意されていた
形だけの答えには 満足出来ない
これからを 探す占いの
バラバラになった カードの先に
何を見付ければいいのか 解らなくなるの
最初から 何も無かったのだから
最後まで 何も無く終わるだけよ
このままで 私いいのかな
行く先を 見失ったままでは
もう何処にも辿り着ける はずなんてないわ
暗い街を一人 彷徨っていても
狭い部屋に二人 閉じ籠っていても
どちらも変わらない 同じ気分で居る
指の関節が 赤切れて痛む
冬の水は冷たくて 傷口に染みる
あなたを想いながら 灯した
アルコールランプに 和んでいる
立ち行くモカの薫りに 部屋が包まれる
同じ答えを 探し続けているのに
違う答えが 何時も返って来るだけ
どうにも絞まらない 結末を迎える
教科書のように 用意されていた
形だけの答えには 満足出来ない
これからを 探す占いの
バラバラになった カードの先に
何を見付ければいいのか 解らなくなるの
最初から 何も無かったのだから
最後まで 何も無く終わるだけよ
このままで 私いいのかな
行く先を 見失ったままでは
もう何処にも辿り着ける はずなんてないわ
彩 愛 美
十月座の恋人
雨に途切れる
会話の端々を
繋いで綴れば
新しい劇台本
冬に続く階段
立ち停まる足
振り向く先に
褪せた夏秋の
葉衣を散らす
古い想い出に
汚れた劇台本
違う誰かなど
求めたりとか
望んだりとか
心にも無くて
寧ろ只一人を
追うがゆえに
鈍い足取りで
名残階段渡る
秋日の劇台本
手を振るのは
過ぎ去った夏
これからの冬
決めるのは誰
人も疎らな席
まだ結末すら
未知数の明日
二人で描けば
誰も知らない
劇の幕が開く
雨に途切れる
会話の端々を
繋いで綴れば
新しい劇台本
冬に続く階段
立ち停まる足
振り向く先に
褪せた夏秋の
葉衣を散らす
古い想い出に
汚れた劇台本
違う誰かなど
求めたりとか
望んだりとか
心にも無くて
寧ろ只一人を
追うがゆえに
鈍い足取りで
名残階段渡る
秋日の劇台本
手を振るのは
過ぎ去った夏
これからの冬
決めるのは誰
人も疎らな席
まだ結末すら
未知数の明日
二人で描けば
誰も知らない
劇の幕が開く