彩 愛 美
アイドリングストップ

大きなSAの
駐車場には
宿泊費をケチって
車内泊の車で
深夜も早朝も
常に満車状態

物騒な世の中
窓やドアの鍵
開けっ放しじゃ
眠る事さえ
出来やしない

少しでも
快適環境の中で
眠りたいからと
エアコン起動のため
一晩中エンジンを
掛けたままにして
深い眠りの中へ

ただ単に
大気汚染だけの
問題じゃない
最近の車事情
マニュアルが消え
オートマばかりで
もしも睡眠中誤って
シフトが動いたら
大事故にだって
なりかねないのに

自分主義もここまで来れば
ただの迷惑行為なんだと
何故気付かないのだろう

彩 愛 美
ラストシーン

冷蔵庫の中身が 空っぽになって行く
それでもなかなか 買い物にも行けなくて
心の中にぽっかりと 開いてしまった穴は
そんなに簡単には 塞げはしないもの

何のために生まれて 生きてここまで来たのか
今の私があるのはあなたのためだと 上手く言えない私が居る

さよなら Good-bye もう君と
二度と逢う事も 無いとは想うけれど
今日の日まで 本当に有難うね
今はただ それだけよ


壊れた携帯が映す 古いピンぼけ画像
もう要らなくなった あなたとの想い出も
消せない傷のように 何時までもへばり付いて
言う程簡単には 削除出来ないのよ

汗をかいた体を きれいに洗い流して
序でに携帯もお風呂に浸けて しまえば全てが終わるのに

さよなら Good-bye 今君と
白々しい作り笑いで 話している
昨日と言う 他人の扉を開け
二度と 振り返らない


手を重ねた 指先まで熱くなる
今になって初めて 好きだって解ったの
もっと早く気持ちに気付けば
今日の日は 来なかったのでしょう


さよなら Forever さぁ君と
ラストシーンを間違わずに 演じ切れば
今日を限りに 本当にさよならね
次はもう 無いけれど

彩 愛 美
月 曜 日

夢見心地の
安楽のベッドから
剥がされて行く
残酷な朝が来る

昨日までの
ゆっくりとした朝の時間も
今朝は追い立てられて
食事の時間さえ
満足に作れない

車にしても
電車にしても
何時も以上に混むから
何時も以上に早く起き
何時も以上に早く出る
何時も以上の睡眠不足

僅かなブランクが
巨大な足枷になり
遊び過ぎのせいか
休み過ぎのせいか
体力も精神力も
充実しないまま
疲労度もひどい

昇り詰めた天国から
一気に蹴落とされる
月曜日と言う現実へ
始まったばかりの
一週間は長くて
彩 愛 美
わたしことば

誰にも真似出来ないわたしだけの 気持ちとことばがある
それをちゃんと全て 伝えられているのかまでは
わたしにも 解らない事だけど

面と向かって正直な気持ちを 上手く話せない
何時も肝心な部分を 自分のことばに出来ない

でもこうして歌にして メロディーに乗せたら
ことばが自然に流れて 気持ちを伝えられる
今までもどかしくて 諦めていた本当の気持ち
今初めて ちゃんと伝えられた


人と向かい合う事がとても怖く 勇気の無さに負けて
途切れ途切れで 伝えられなかったことばの数々が
何時しかわたしを 無口に変えた

人に合わせて同じように 生きていればそれでいい
そんな風にただ流されて 自分のことばが失くなった

今こうして歌として メロディーが生まれた
ことばがわたしに戻って 気持ちも帰って来た
今まで話せなくて 諦めていた想いの全て
伝えられるんだわと 解ったから


小さな切っ掛け 人と人との出逢い
たまたま見付けられた わたしの意思表現方法


替え歌でも何でも メロディーに替えたら
はなしことばよりも上手に 気持ちを届けられる
今まで閉ざしたまま 諦めていたわたしの想い
ことばとはこうして 伝えられる

彩 愛 美
救 う

救いたいけれど
救えないこと
救われたいけれど
救われないこと

救いたいと想っていても
救ってあげられないこと
だから何もしないこと

救われたいと想っていても
救いようの無いこと
まるで問題外なこと

人の数だけ
様々な事情があって
出来ること出来ないことが
仕方無いけれど多々ある

やれるから やるのか
やれるのに やらないのか
やれないのに やろうとするのか
やれないから やっぱりやらないのか
百人百色の 人間模様

テレビや新聞が伝える
世界の最新情報
正しくても 間違っていても
確かに何かを感じている
時間の経過は速過ぎて
何処の誰に どう救いの手を
差し伸ばせばいいのか
直ぐに見失ってしまう

その場限りのことならば
誰かを救えるのかも知れない