徳川家康
お前の姿を見るだけで切なくなる
お前の存在が消えてくれない…苦しいよ
もう二度と会えないと分かっているのに
大谷吉継
今年もまた、ぬしと逢うた元日が巡ってきた。
神田にはあれ以来詣でておらぬが、その程度の足掻きでぬしを忘れられようはずもない。
三成、せめて今年も息災であって欲しい。
伊達政宗
どんなに愛しても、俺じゃ誰も幸せに出来ない。
片倉小十郎
ーーあれから參年。
もう良いだろうと幾度と云い聞かせた処で、胸中の煩わしい其奴は一向に収まっちゃ呉れねえ。

テメェの聲が、
笑顔が
熱が、離れて呉れねえ。
其れどころか月日が経つ程に鮮明になりやがる。……なあ、一体如何な呪いをかけやがったんだ?

無様な俺を、テメェは嘲笑うか?坊や