110号室 朝比奈 紘

▼過去ログ9
2018/7/16 22:23

■椿屋夏緒
……?(普段は相手の一挙一動に翻弄されてばかりで気付けば夢中でその姿を追っているその存在も腕の中に居る間は二つ下の可愛い後輩である事を思い出させるような不思議な感覚で。身動ぐ素振りに調子に乗って拘束し過ぎたかと背中へ回した腕の力を抜きかけるが向こうからも背中へと伸ばされた腕に気付きどうすべきだろうかと半端に緩んだ腕をそのままの位置から動かせず。)俺も、同じ事思ってた。紘の温度が好きだ、暖かくてほっとする。(触れられる度に感じる相手の温度は他の誰とも違う心地良さがあり、悪戯をするように這う舌にすら今は擽ったさよりも至福が勝り与えられ慣れた感覚は痕を残す為のものであると知っているが故に大人しく受け入れて。緩やかに流れる二人きりの空間に浸っていたところへ告げる恋人からの申し出には待ち侘びていたとばかりに背をピンと正し)ピアス…!見たい。それに開けたい、消えない証。
2018/7/16(月)22:23

■朝比奈紘
(大丈夫じゃないと聞けばやはり無理をさせてしまったかと申し訳ない気持ちでいっぱいになるも、その後に続いた言葉で安堵を得たなら強張っていた表情が穏やかに解けていき。先刻なけなしの理性でどうにか押し込んだ熱が相手の腕に抱かれたことで再び疼きそうになると堪らず身を捩り、それでも恋人の匂いや体温に包まれる幸せから自ら脱することなど考えられなければおずおずと広い背中に両手を伸ばして)こうしてると幸せ。ずっと離れたくない(髪を弄られる度くすぐったそうに肩を上げ、大人しく腕の中にいるのも性に合わず唇から覗かせた舌を首筋に這わせてから薄い皮膚に吸い付いたならばしっかりと色を定着させるべく何度か繰り返し同じ場所に弱い刺激を与え。白い肌に鮮やかな紅が残ったのを確認すると満足感を得て口元綻ばせながら腕の中から相手を見上げ)今日のは濃くついた。……ね、先輩痕は消えちゃうけど、消えないやつ覚えてる?ピアス。耳に穴開けたいし、出来上がったピアスも見せたい
2018/7/16(月)22:02

■椿屋夏緒
(言われるがままに飲み干した後でキスと言っても色々あるんだな、と知識の乏しさを埋める要素と成り得る経験をしたと一人納得して。髪へ触れる手つきはかつての飼い主として接していた頃の相手を彷彿とさせ懐かしさに胸が締め付けられるような感覚を得ながら細めた双眸はやけに嬉しげで。その後の恋人の葛藤などいざ知らず手を借りながら身を起こせばその優しさに付け入るように抱き寄せて己の腕の中にすっぽりと細身の身体を収めてしまい)…大丈夫じゃない。後少しくっついてねぇとダメかも。(温もりを失うにはまだ離れ難く抱き締めた腕を解くつもりは無いのかいまだ熱が冷めやらぬ背中から隻手を後頭部へ移し、いつの間にか降り続いていた雨音へ耳を傾けながらふわふわと髪を指先で弄ぶように触れ)
2018/7/16(月)21:34

■朝比奈紘
(恋人が時折洩らす声や見せる仕草に逐一心が揺さぶられ、口いっぱいのそれを嚥下する最後の瞬間まで視線は相手に釘付けで。嫌がる素振りなど微塵も見せないまま飲みきったのを見届ければ満足そうに口端を持ち上げながら愛犬を愛でる飼主の如く髪をくしゃくしゃと優しく撫でやり)うん。全部飲めたね、いい子(幼児に向けて言うような穏やかな口調ではあるものの興奮冷め切らぬ瞳はまだ欲に濡れたまま。甘い行為の未だ知らぬ先、その続きへ彼を道連れにしたいという強い思いに突き動かされた片手が恋人の洋服を取り払おうとニットの袖へ伸び。が、窓の向こうでサアサアと降る雨の音に意識が引きずられてしまうと、身体の火照りをどうにか抑え込み。優しく相手の背中に両手を回してはゆっくり抱き起こそうとしながら)……先輩、辛くない?大丈夫?
2018/7/16(月)21:10

■椿屋夏緒
(慣れない行為に始めこそ遠慮がちに潜めていた呼吸も徐々に薄まる酸素を求め荒々しく乱れ、酸欠でくらくらと揺れる景色は涙液が薄く張っているのか仄かに霞むがそれすら行為に夢中になる要因になり息苦しさも厭わず蠢く舌を追い。相手の舌と擦れる度に生じる水音は鼓膜に直接響き、口付けの激しさを表すようなその音は刺激が強く背徳的な行為をしている事を知らしめられているようでズクズクと疼く下肢に身を捩り)紘…まだっ…、…っ?…ふぁ(離れてしまう唇を惜しみまだ触れていたいと訴えかけた言葉は唇へ掛かる指先によって遮られ、何をするつもりでいるのか先が読めず相手の意図を汲み取ろうと懸命にまっすぐな視線を送る様はさながら忠犬のようでもあり。答えを問う前に再度重なった唇からとろ、と流れ込んできた甘い唾液に瞳を丸くさせたのは一瞬で甘美なその液体を喉を鳴らして飲み込んでしまう頃には熱に浮かされたように蕩け)…ん、っく……。は…ぜんぶ、飲んだ…。
2018/7/16(月)20:26

■朝比奈紘
(自身の身体の内に燻る熱が背中に回された恋人の腕へ伝わってしまうのは時間の問題だろう。膜を張るような身の気怠さは口付けで呼気が乱れた末の酸欠不足によるものなのか、身体の芯を苛む熱によるものなのか。拙くもそっと触れてきてくれる相手の舌先を逃すまいとまた舌を絡める度くちゅくちゅ、と絶えず奏でる唾液の音に鼓膜をも犯されていくような感覚に囚われて。今までにない興奮に目元に朱色が乗った頃、悪戯に動かしていた手の動きを止めればゆっくりと顔を離し)当たり前でしょ。受け入れるに決まってる(眼前にいる彼を他の誰にだって渡すつもりはなく、口の端から伝う液体を見れば残らず舌先で掬うようにして奪いとり。自制心の外れる音に瞳を眇めては先刻まで相手の身体を這わせていた食指を相手の下唇に引っ掛けくい、と力を入れて口が半分ほど開いたところを見計らい再度唇を重ねると己の口腔に溜まったどちらのものとも分からない唾液を無遠慮にどくどく、注ぎ込みそれが終われば相手の口を閉じて)……飲んで、俺の。残さず全部
2018/7/16(月)19:54


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