月いろの手紙 SONG NOTE2/FREE
過去ログ101
2008/6/16 19:28
●黒陽戦姫封心訪葬誰にもひとしく
訪なう永遠の"眠り"
刻(とき)の長さは違えど
ひとしき価値をもつは
"生命"
ならば人は何故、
序列をつけるの?
身の内を流れる朱や
生まれ堕ちた場所で
何故、生命に価値をつけるの?
家族や家庭など
私には始めから
ありはしないの
思い出せる過去も
つなぎ合わせた絆も
現世の未練にはなりはしないわ
悲しげに咲く花には
清らかな水をあげましょう
身体の奥底
燭台に燈る火の
わずかを知りつつ
せめて綺麗に燃えて
誰かの未来を照らす
光になればいい
出逢うことなく
消え逝く薄い絆を抱きつつ
はかなげに消え逝く
幻のなかの夕月の雫を
頬を伝うものにかえて
みつめあえたらいい
月のとばりのもとで
人は生まれ堕ちた刻から
"逢う"、"別れる"
それを繰り返して
最後はひとりで眠りに堕ちる
誰ぞ彼の火に
新たな火を遺して
現世を去って逝くの
寂しい気持ちと
安らぎを置いて
いつしか築いた
絆をもつ友や家族に
未来を託して
心を交わせたらいい
それが無理ならば
言葉と思いを
ひとひらの詩に秘そめて
誰ぞ彼のもとに
ひとひらでいい
だからとどけ…
2008/6/16 19:28
HP
●こぴ万華鏡恋を覚えて手にした
万華鏡覗いて
開いたと思ったら
閉じてゆく世界へと
巡りゆこう
美しい私のライフ!
一つの物語として
思い起こす
《誕生と瓦解の幻影》
それはあなたへの愛の行方
あなたとの出会い、別れ
まだ覚めやらぬ夢です
遠い日々振り返ればそこにはほら、
艶やかな愛の軌跡・・・
万華鏡を手に
孤独が朝を呼ぶまで
筒を廻し巡り巡るよ
二度とこない美しき世界
2008/6/16 16:08
HP
●こぴ金魚。涙がとまらない
どうして、
なの?
教えてよー
おおお、おおお、おおお、おー
うん
金魚、
あなたここにいる
金魚、私の側で
(私に飼われて)
金魚、
あなたここにいる
金魚、喜びと希望
あなた大好き
あなた大好き
あなた大好き
そして欲望〜おおお
金魚、
あなた生きている
金魚〜それだけで満足
あなた知りたい
あなた知りたい
腰をくねらせ
そして欲情〜おおお
うん、金魚。
2008/6/16 0:23
HP
●りぇ心眼人は変われる者
そう信じ祈りし時
もう1つの
心眼の在処に気付いた
変われないと
笑う者は生涯変われない
汚れた物の残骸で
埋め尽くされた頭
瞳に焼いた醜く遠い日
閉じた瞼心眼で凝視
遠い日は玉砕し
己が己に勝利を
未来への序章を
胸に強く抱いた
流刑の判決に
頭を垂れた日
自ずから決意を固め
変われると信じた答
まだ前奏だとしても
その旋律の奏では優
穏やかなる調べに遊
生き抜く術には十分
満ち足りし響き
リセットのボタンは
私には必要無き物で
この瞬間と言う今を
切り開き突き進む誉
新しく開拓した我道
変われないと
留まり諦めを選ぶ者へ
一礼をし手を振る
結果を論じてやる
最期の旗は貰った
心眼は尊き真の芯
祈りは届いた
2008/6/15 22:24
HP
●黒陽戦姫聖彩の前奏曲甘い、甘い蜜は如何?
白いベールを羽織った
悪夢に棲む天使が
売りに来るのなら
他人の不幸をひそませた
小さな小瓶をあげましょう
人の幸せや心
すべてを壊すのはやすく
人を想う心を
創るのはたかく
すべてを呪っているのは
おだやかな眠りに堕ちるより
遥かに高い壁
求める理想は何処?
甘えることの
たかさを知った人は
心安くいられぬ人は
何処へと消えて逝くの?
さあさ、此処へ
誰も彼も救わない
制裁をアナタにあげる
頬を伝う雫に
まだこの世界に
自己が在ることを知る
流され、流され辿る道筋は
うたかたに消え逝く幻想
自分の意思で歩いた現在(いま)
造られたレールを
ただ進んでいるなら
壊してしまいましょう?
"愛する"ことや
"憎しみ"続けるより
美しい道(こたえ)
それは"滅び"
虚無へと帰依するのが
生命にかせられし宿命
さあさ、どうぞこちらへ
悪意や敵意など
滅びの序章に携える
アペリティフにもなりはしない
白く塗り重ねた
奥に潜む億の害意
縁取るのは
寡勢な善意
滅びに向かう世界を
満たし続けた想い
胸の奥に封じ
歩いて、歩いて逝くの
意味が有るのか
無いのかはいずれわかる
世界を染める悪を
滅ぼす"わざ"などいらないわ
ただ私は悪夢や
終焉を前にしても
独りきりでも
うたい続けるわ
2008/6/15 19:54
HP