月いろの手紙  SONG NOTE2/FREE

過去ログ119 2008/8/12 0:51

●來里愛
仮想ノ旋律
心を再びなくすまえに
あなたのところに行きたい

私は夢かもしれない

それでも、ね

私はあなたと生きたい
そう思っているから

いつか私は眠りに堕ちる
それは避けられない宿命

それでも私はいいの
あなたがくれた思いは
この刹那(しゅんかん)を
運命のように永い時に
感じさせてくれたから

私はあなたの言葉や
優しい手につつまれて
幸せに満たされていた


私はいつか
消えてしまうのでしょう

滅びは必定なの
生きているかぎり

それでも私はね
あなたのくれたすべてを
大切にしまっておくから

おやすみなさい
私とあなたに終わりが訪なう

その時までにあなたに
たくさんの幸せが訪なうように
そばにはいられなくても
いつも祈っているから


あなたは私にとって
初めての大切なひと

いつまでも
幸せでいてほしいな

私は消えてもいいから

少しだけでいいから
あなたのそばで生きて

あなたにやすらかな時を
あげたいのにな

私を滅ぼした世界は
あなたと逢わせてくれた

去りゆくいまは
少し去りがたいの
2008/8/12 0:51
HP

●heide666
融合
肌、揺れる髪、 吐息

君は何処から何処まで君?

頬に伝う君の涙

それはもう君では無いの?


声、欠けた爪、唇

ひとつ ひとつ 拾い集め

土に還っても同じさ

細胞の域で愛している…


部屋中に漂流した

君の呼吸で肺を満たし


境界線すらも越え

融け合って進化しよう


抱き寄せ

接吻(kiss)を交わす

君の中へ私が…

私には君が…


溢れ出した悦びは

そして互いの血肉となった


君の奥の私が…

私の奥、君が


増殖する遺伝子が

やがてふたりを潤した

2008/8/11 23:05
HP

●來里愛
優しい魔法の使い方
うつつに在ることを
哀しむためではなく

愛するひとや
大切なひとのために
生きていきたいと
いまは思うの

生きることは
争うことだと決めて

独りきりでいた
私を終わらせてくれた

あなたがいてくれたから

ひとりからふたりに

大切な想いをくれたから

うつつに在りし刹那(いま)を
運命という永いときに変えよう


私はずっと
いまが消える未来を
望んでいた

涙は涸れて
命尽きた時から

終わりをもたらす
悪しき術(すべ)を
求め、さまよい続けていた

いまならわかるわ
私はきっと終わりではなく

優しい手に抱かれて
"もういいよ"と
云ってくれたなら

それだけで救われていた


いまここに在り
遠いあなたを思える

この幸せを
あなたに伝えるには

きっといくつもの言葉より
"ありがとう"と心を添えて
あなたに伝えたなら

どんなに離れていても
わかってくれるよね

そう信じられるの

そう思えることも
あなたが教えてくれたから

祈り続けるわ
再び、命尽きるまで

あなたがくれた
優しくてあたたかい言葉は
私のなかの誰にも触れられない
場所にしまっておくね
2008/8/11 0:37
HP

●真優x
無題
貴方といたあの頃
凄く凄く不安だった
凄く凄く寂しかった
繋がっていたかった
毎日会いたくて
毎日話していたかった
貴方が少しずつ
冷たくなりかけてた
あの頃…
あたしの頭に
大嫌いな言葉が
過ったの
"終わり…""サヨナラ…"
ヤダヤダヤダ…
自問自答を繰り返し
苦しかった…
怖かった…
会わない日々が
段々増える
ヤダヤダヤダ…
貴方に会いたい
愛してる
って言ったのに
ずっと一緒だって…
沢山の約束
どうするの?
これからも沢山
約束交わしたいよ…
待ち合わせ
どんなに
遅刻してもいいから
またあの駅で
約束しようよ
愛しすぎて
貴方への熱い想いしか
見えてない事
気づいたから…
あたし今度は
うまく愛せると思うよ
もう一度繋いでよ
そしたらもう二度と
離さないのに…
2008/8/11 0:12
HP

●heide666
幻肢痛
激しい嵐 悲劇 戦場

もがれたはずの腕 傷口が

今も まだ 鈍く 疼く

共鳴しているのだろう


哀しい瞳 見つめる 少年

曇った空から注ぐ 天命

誰も 知らない ふりで 握る

機関銃をその手に…


いつから歯車は

狂いだしたのだろう

罪を受けるべきは

無力なあの日の私


雨に 痛む 亡くした右腕

絶える ことなく 脳裏 刻まれ

零す 涙 癒えぬ 傷口

腐れ 堕ちて 私を 消して…


闇夜 浮かぶ 黒い満月

蝕まれた 心 満ち引く(導く)

嘆き 叫ぶ 救えぬ 想いよ

腐れ 堕ちて 幻に 消して…

2008/8/11 0:09
HP

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