月いろの手紙 SONG NOTE2/FREE
過去ログ125
2008/9/12 11:22
●あるふ◆9YSW★[フォーマルハウト2008]
あの日夜空に語りかけてた
遠い昔のセピアの時間
おまえも独り
おれも独り
無限の星達を眺めて
フォーマルハウト冷たい空に
蒼く輝くおまえは
巡る想いと痛み
小さく燃やしているのか
明日という日はやってくるけど
過ごした時間が無くなる訳じゃない
おまえも独り
おれも独り
一歩踏み出す勇気は無いものか
フォーマルハウト無限の星の
中で輝くおまえは
互いに酒を酌み交わす
仲間を探しているのか
フォーマルハウト忘るる事の無い
蒼いおまえの光は
いつか両手広げて
抱きあう人に逢うまで
(*)
2008/9/12 11:22
HP
●heide666過ぎ去る、夏涼やかさに包まれた
心地よい夜 ざわめいた心
少しだけ静まるように
彩りを深めてゆく
目覚めの風 金色の月下
浮かび上がる白い素肌
燈した灯の向こう
暗闇の中で微笑みかける
なんとなく手を掴んだのは
波の残響 陽炎の先
幻に消えないように
さようなら さようなら
過ぎ去ってゆく 夏の音
最後の雨を告げたら
きっと爽快な秋晴れ
さようなら さようなら
過ぎ去ってゆく 君の影
最後の言葉 交わせば
きっと淋しげな青空
爽快な 淋しげブルー
爽快で 淋しげブルー2008/9/12 4:19
HP
●真優無題貴方の夢の力に
あたしはなりたくて
貴方の悩んでる顔は
何だか
色気を感じるけど
胸が苦しくなる
貴方に似合うのは
とびきりの笑顔だから
貴方の笑顔見てると
幸せになれるんだよ
2008/9/11 15:05
HP
●來里愛黒き森にたゆたうものあなたが思ってるほど
私は綺麗じゃないの
きずだらけで
泥だらけで
笑うことも
泣くことも出来なくて
あなたの希望には
きっと、そえない
独りきりの時間が
長すぎたのかな
寂しいとも思えない
私のそばにいた
孤独だけはずっと
だけどね、
いまは少し怖いの
あなたの優しさに
知るはずのない
独りぼっちの寂しさを
少し知ってしまったから
あなたが思うほど
私は強くなどない
家族がいなくて
失うものはないことを
同情されるのが嫌で
私に触れようとする
この世界のすべてが怖くて
涸れてなくなった
涙のかわりに
空から落ちる
雨を代わりにして
ずっと俯いて泣いてたの
あなたが私を
見つけてくれるまで
あなたは私の希望だった
私が初めて抱いた
私の大切なものになった
ひとまえでは泣けない私は
あなたのまえで初めて泣いた
私はいま散ってもいい
あなたに幸せを貰ったから
私はいま
ここで散っても
あなたのなかには
一輪の花が遺る
あなたが護った花が
きっと遺るはず
表れ始めた感情(おもい)は
ことばに出来ないけど
それはきっと
ことばにしなくても伝わるはず
2008/9/9 22:56
HP
●こぴSleepingまどろみながら
眠りへと
堕ちてく感覚の端っこで
星を掴んて投げたら
くるってコンパス回った
形がないから揺らめく
私の心は今、何か始まる
海のガラスを見つめて流した
逆さま向けて登る涙たち
水飛沫がひたひたのみなもに模様を描けば
静寂の鐘はじきに鳴るから
まぶた閉じた後に
闇深く色を無くしてゆく世界
体横たえ夢と混ざりあう浮遊感
ひらひらり夜の裾は翻る
煌めく・・・
星零すよ、空。
2008/9/9 1:29
HP