月いろの手紙 SONG NOTE2/FREE
過去ログ95
2008/6/4 7:38
●りぇ悪魔祓い色んな生身の人間の
表と裏を見てきたよ
本当の意味のいい人
見逃してしまうもの
悪意抱えた人の方が
いい人ぶるの上手よ
都合良い忍び寄り方
悪人が仕掛ける罠は
まるでいい人の典型
過剰に真似てるから
時には悪魔が覗くわ
気を抜いた瞬間の顔
寂しさに漬け込む悪
標的がいれば即行動
その迅速な態度こそ
時に善人に成功する
見抜けない内はまだ
触れない事だけ選択
善人と悪人も人間と
平等説を唱える失態
体力消耗の悪魔祓い
悪魔が苦しみの果て
見せる顔も見慣れた
醜い本性暴かれた姿
仮面を剥ぎ取られた
哀れな悪魔の言い訳
聞き入れる余地など
私には微塵もないの
同情するだけ無駄な
開き直りを見せるわ
経験値高めた私の目
節穴とは呼ばせない
善と悪を操る素振り
もう手慣れた遊びよ
経験値の上げ方など
覚える必要性はない
演じるなら演じ切れ
私ならそう思うけど
悪魔祓いには弱いの
自演を見抜かれた恥
羞恥心に勝てない悪
今宵も高らかに笑う
私の前では何故なの
悪の顔を見せないわ
勘の鋭さが怖いのね
弱い者に近づく悪魔
囚われた時には私が
悪魔祓いしてあげる
2008/6/4 7:38
HP
●黒陽戦姫眠れる柩すべては終わり
身体が崩れて
心だけになっても
ただひとりを想うの
初めてぬくもりを
伝えてくれた
ただひとりのもとへ
もう一度だけでいいの
だから笑って
崩れ逝く私を
腕のなかでとどめて
ひとかけらを
アナタのこころに
遺る私は
風と海に託して
そっと抱いて
あと、少しでいいの
いつもわがままばかり
ほんとにごめんね…
もう少しだけ
アナタのそばに
いたかったのにな
今に思えば
過去も未来も
すべて消し去られて
私のなかの私たちは
白に塗り替えられて
夢も希望も
幼い想いも
なくしたまま
虚無を抱えて
滅ぶまで在り続けて
楽しいとか
苦しいとか
なにもわからなくて
終わらない眠りに
永遠(とわ)に囚われ
堕ちて逝く
それが運命だと悟って
諦めることが必要だと
自分で決めてた
ただひたすらに
眠りの柩に身を宿す
朱の運命とか
いずるところとか
そんなの関係ないでしょ?
歩いていきたいのか?
それとも
永遠(とわ)の眠りに
囚われ続けるのか?
なにもかも壊して?
ただ私にふれて
抱き起こしたら
そばに座らせ
撫でてくれた手に
脆い檻(ひつぎ)は
粉々に砕けて
ぬくもりをくれた
そばにいてくれた
護ってくれた
アナタの腕のなか
散って逝く私を
赦してください
私のことは忘れていい
だからせめて
頬を伝うものを
どうか忘れないで
2008/6/4 0:59
HP
●りぇ意図『意図』
24色の絵具なんかで
足りない色彩の日々
砕け散った硝子集め
また新しい紅を知る
影が見えない笑う声
聴こえる耳を塞ぐ指
立ち上がれ魂を掲げ
突き進む先に描く夢
勝ち取るのか敗北者
たった2択の薄い壁
怪我をしてもいつか
血は乾く己を燃やせ
痛みを知ったこの体
ソレだけは消せない
今を突き進む他には
道は拓かれていない
明だけを知る者には
暗を描くに使う創造
明暗をこの目にした
私に偽りも虚像さえ
何も要らない必要技
使わずして何になる
怖いのなら目を閉じ
聞けないなら耳塞げ
私は歌い続ける明暗
暗闇で迷う者の為に
永久に…叫ぶ…歌人
2008/6/3 19:09
HP
●真優無題自信満々な
時ばかりじゃないよ
不安だよ怖いよ
それでもあたしは
貴方を信じるって
強く決めたんだ
貴方が大好きだから
貴方を愛してるから
きっと越えられる
どんな山も…
貴方はあの時
誓ってくれたから
「悲しませたり
しない…」って
だからただ
保証もない口約束を
あたしは誓いだと呼び
信じてるんだ
2008/6/3 1:52
HP
●でんぼ止まった針壊れた
時計を治さないで
自ら
心に止まった針を刺して
怖がりは身を寄せた
2008/6/3 1:13