残香〜yours〜
過去ログ127
2007/10/14 16:30
☆たんぽぽ勇気を下さいどんな事をしても
守りたいものがあります。
どんな事をしても
守りたいんです。
だから
私は生きています。
2007/10/14(Sun)16:30
☆翔にーろくいちはち思いがけず
囚われるあたし
思いがけず
捕らえるあなた
この胸に舞い降りるもの
淡く甘く苦く切なく
この胸に降り落ちるもの
絶え間なく心地よく
ちぢまらない距離。
にーろくいちはち。
えんどれすえいと。
止まらないさ進行。
笑っていても ねぇ、あなた
"愛して欲しい"なんてね
素直になれない
手をつなげるくらい傍で
君の横顔見てる
息が止まりそうな瞬間
戸惑うのはあたしだけ
君が見てるのは───
2007/10/14(Sun)1:51
HP
☆湖々逢「gradual」
ふわり
雲浮かぶ
真夜中の蒼い空
さらり
秋の風
髪を撫でる
ふらり
いばら道
行けば
きらり
足元を照らす
満月の赤い煌めき
すらり
二人の黒い影
地面の上伸びて
ひらり
揚羽蝶が
空を渡り切るまで
くらり
一時の戯れに
言葉を忘れる
とろり
痛みの中
溶けてしまいそう
ぬらり
その唇に
紅を移して
からり
渇いた心に
染みる温度
ほろり
涙の滴
胸に落として
ゆらり
揺れる二人の
魂が
はらり
空高く舞い上がる
十月桜
2007/10/13(Sat)18:44
HP
☆朔夜。冷ましたお茶と、花の馨り。 窓をきっちり閉めてしまうのが
勿体ないくらいに 毎晩、
月が綺麗に観える東向きの部屋。
ほんの少しの空間が
ボクたちの無限のスペース。
一番気に入っている紅茶の銘柄が同じの
キミとボクは
その数時間を、めいっぱい贅沢に過ごす。
たちのぼる花の仄かな馨りと
淹れたてのお茶の香ばしい香りが
細く開けた窓からこぼれ、
凛と輝く今宵の月へ。
(幸せのお裾分けです、お月様)
キミの髪ともたれた肩が
ボクにとける頃…
ちょうどいい温度の
F&Mを傾ける。
もう、いつ世界の終わりが来てもいいと
思ってしまうような瞬間と云うのは、
きっとこんな時なのだろう。
眩暈がするほどの…甘い馨りの中で。
2007/10/12(Fri)22:04
HP
☆ナツメMonochrome黒い髪がなびくのを見てた
風に添うように流れていく
白い肌に黒がとても綺麗で
君に触れたいと想うしかし
手の届かないところにある
月明かりはすべてを青白く
静けさに包み込んでいった
黒の中の君は光を求め続け
沈みいくように消えて行く
私は君の白い肌を求め漂う
闇に視覚を失うかのように
君の呼吸のみを聴こう
瞼の裏に白と黒の記憶が
交差する
2007/10/12(Fri)21:59
HP