殘香〜yours〜
過去ログ178
2008/7/23 0:36
☆來里愛(クリア)夢想絵画館硝子の壁を彩る絵画を
ひとつずつみて
そこにのこる想いや
ぬくもりのかけらたちを
ひとつひとつ抱いて
柱に背をあずけて
そっと目を閉じる
瞼のうらには
小さな木陰がうつり
少し大人びた私がいるの
ひなたでは
こどもたちがいて
みんな笑っているの
瞳や髪の色は違っても
肌の色が変わってても
交わされる笑顔や言葉は
優しさに満ちあふれていて
咲き誇る花のように綺麗で
私も笑っているの
少し時が流れたのかな?
空には星が輝いて
月のあかりが照らす
誰かの声が聞こえるの
駆け寄って私は
炎に包まれた街と
朱に染むひとをみたの
無力な私は
苦しむひとを抱いて
手をとるの
力ある人々は
弱いひとびとを苦しめて
笑いながら希望や夢を潰すの
何故なの?
痛いのも、苦しいのも
みんな同じなのに
眠りに堕ちていく
ひとにも想いや願いが
大切なひとがいるのよ
また、時は流れて
私は月のあかりのもと
ひとりのひとに出逢う
暗い影に追われている
私を優しく抱いて
約束を交わして
争いの日々と
孤独には
"さようなら"
告げたら
そっと瞼を閉じるの
だからね、お願い
もうしばらくしたら
あたたかい手で起こして
2008/7/23(Wed)0:36
HP
☆蒼双子〜From赤月美夜子様〜2つで1つ。
1つで2つ。
同じものでも、私と僕は、
ちがう。
私は、僕は、
それぞれ違うものを
持っていて、
同じで似ているものをもっている。
だから、
1つだったらよかった。
なんて
言わない。
2つ、
2人だからこそ
出会えた
なのに、
もし1人だったなら…
2008/7/20(Sun)10:07
HP
☆ナツメQuiet pulse最終電車を降りた
右上には
ひどく強く明るい星が見えた
隣りの
薄ぼんやり浮かぶ雲に
月は居場所を探していた
少し早い梅雨明けは
蒸し暑さを残したまま
風を運んでいる
さっきから
君からきたはずのメールに
知らないフリをしている
上を向くことは
逃げることなのか
電車の揺れに
動揺を隠し続けたけれど
そのまま
君からきたはずのメールに
知らないフリをしている
月は居場所を探している
答えを探す私を
照らさないで欲しい
2008/7/20(Sun)2:27
HP
☆なでしこ88号夏の夜長夏の夜長なんて
聞いたこと無いけど
自分の寝汗で
目が覚めたりして
気分悪くても
生を実感できている
自分がいるんだ
クーラーが動いて
束の間の楽園が
訪れたその隙に
また眠りに入る
自分がいたりして
熱帯夜さえも
楽しめている
夏の夜長
2008/7/19(Sat)16:01
HP
☆ナヵ毎日プレッシャーと
闘いながら
わずかな光追い求めて、
生きている。
逃げたくても
逃げることは許されない。
ここに立った以上
もうやるしかないんだと。
押しつぶされそうに
なりながら、
それでも今できることを
精一杯やるしか道はないから。
毎日
プレッシャーと闘って、
今を生きているんです。
2008/7/19(Sat)0:49
HP