殘香〜yours〜

過去ログ190 2008/8/28 0:56

☆椿 ゆきこ
秋は秋で
夏は夏で
ベタつく蒸し風呂の様な
部屋で肌を寄せた


ひと雨毎に
朝と夜の温度は
高さを失い


夏の様な開放はなく
秘密を持ち寄るように
秋は肌寒さに
肌を寄せ合う


寒いな…。

携帯に手がのびる


秋は秋で
何度あなたと
過ちを犯すだろう


*椿 ゆきこ*
2008/8/28(Thu)0:56
HP

☆小さな貝がら
ストロベリーキャンドル
低く葉を広げ
寒い風に耐えながら
春を待つ

綺麗な声奏でながら
小鳥達が
春を連れて来たら

穏やかな中
背高く茎を伸ばし
赤い花穂灯す光のように

そんな温かい光の中で
私は貴方と出逢いました
まるで何かに
導かれるように

赤い花穂は
幸運を呼ぶように

私の心につけた
小さな蕾だった気持ちに
赤い花をつけた

この花のように
優しく咲きたい
そっと貴方の元で

By 小さな貝がら
2008/8/28(Thu)0:40
HP

☆矢井斗 那抖稀
1人で勝手に

遊んでる

君の香水で

勝手に遊んでる

君が居なくても

香水の匂いで

私は思わず

微笑んじゃう

「彼の匂いだ」

そう思うと

ドキドキしちゃう

1人恋愛。
2008/8/27(Wed)9:29
HP

☆小さな貝がら
離さないで
何故こんなに
涙って流れるの
まるで雨降るように

何故こんなに
胸が痛むの
耐えられないくらい

世の中には沢山の人が
住んでるのに
私は何故貴方と
知り合ったのでしょう

それは偶然なのですか
それとも昔から
私が知らない昔から
決まってたのですか

喧嘩しても会えなくても
心が求めてる
貴方一人だけ
求めてる
私がここにいます

男と女の愛情の
印なんて
いくらでもあると
言われても
貴方が欲しいです

私の手を繋いで
私にKissをして
そして私を
優しくそっと
抱きしめて

離さないと約束して
私の事を
不安にならないように
この手離さないで

By 小さな貝がら
2008/8/26(Tue)18:37
HP

☆、彩 愛 美
二人の夏物語

桟橋を渡る風だけが
二人の夏を知っていたね
6月から前乗りをして
バイトしていたサーフショップ

モカブラウンに灼けた肌の色が
最高の勲章だと競い合ったね

人の少ない平日には ボートで沖まで
波を切って走り廻ったよね
白い波が尾を引く先で
あんなに浜が遠くなった


今しかない夏の日を
汗を流して感じていた
何時か終わる夏だとしても
今この時が続く気がした

クーラーさえもないショップなのに
文句の一つも言わず働いていたね

特別何か欲しい物がある訳じゃなく
ただこの海が好きだと言うだけで
夏になるとあなたと二人
毎年ここにずっと居たね


時々千切れそうな 想いがあるけど
みんな海に流して明日を生きる勇気にした


恋をするには暑過ぎると日中を避け
肩を寄せて沈む夕陽を見た
この時間が終わらないよう
一番星に願い掛けた



*SONG for 涌井田 朱子
2008/8/26(Tue)1:47
HP

191189

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