殘香〜yours〜

過去ログ191 2008/9/2 8:07

☆ユキティ
辺りは静寂に包まれ
私はひっそりと佇む
それは孤独の深縁で
まばゆいほどの暗闇

深い森の中から探し
私の物となりはてた
孤独のリアルな残像

貴方は遠くから叫び
その声の透明さこそ
私は心から安堵する

かつて亡くしたもの
それらに近づくため
私はぬぐいきれない
泪を流し続けたまま

佇んでいると再び声
貴方はここにいない
何故と問う言葉だけ
いつまでも反響する

楽になりたいからと
選んだ路の果てには
貴方が立っています
苦し紛れに微笑むと
黙って微笑みながら
そっと手を差し出す

今夜も多分孤独の淵
絶たれた望みは多く
それ故に泣くだろう
2008/9/2(Tue)8:07

☆ナヵ
自分のことを
打ち明けてみる。

今まで
言えなかったことを、

1人でもいいから
打ち明けてみる。

そうしたら
楽になれるよ。

隠してる方が
つらいから。

怖くても勇気出して
本当の自分、知ってもらう。

それで
楽になれるんだ。

隠し通すなんて、
つらすぎる。
2008/9/1(Mon)15:51
HP

☆蒼
下手くそ。
下手くそ、

私は絵を描くことも
詞を書くことも
言葉を紡ぎだすのだって

   下手くそ。


だけど、
それでも、
私はこの3つのことを
やめることはない。

綺麗な絵を描く必要は
    ない。

すてきな詞を書く必要も
    ない。
 
口先だけの言葉なんてのも
    必要ない。


ただ必要なのは、
自分の絵を、自分の詞を
  自分の言葉を、

どれだけ自分が 「好き」 になれるかなんだ
2008/9/1(Mon)10:38
HP

☆amy
煌めき逝くもの
貴方から2つの手紙を貰ったのに
結局返事を渡せなかった

あの時すぐにでも渡しておけばよかった
二人の意志とは関係なく離ればなれ

感謝のキモチも好きだという気持ちも
何も伝えられないまま

上空を滑る雲のように
いつかは消えてなくなるのかな
気がついた時にはもう 遠くへ行ってるのかな

だけど全て 忘れないよ


貴方は溢れるほど愛を
惜しみなくくれたね

それなのに私は何をあげただろう?
離ればなれになってやっと気づく大切なもの

これから先も貴方と一緒に歩いてゆけると
疑いもなく思ってた

私の中の貴方への想いは
いつまでもずっと変わらないから
それだけでも伝えたいから貴方へ向けて放つよ

遠くの空から 感じてね


美しい花もいずれ散り逝く運命
花びらは風に舞って地に落ちる
そして朽ち果てて 新しい生命を生む
それが自然なこと

止められぬ運命…


上空を滑る雲のように
いつかは消えてなくなるのかな
気がついたときにはもう遠くへ行ってるのかな

だけど全て 忘れないよ


私の中の貴方への想いは
いつまでもずっと変わらないから
それだけでも伝えたいから貴方へ向けて放つよ

遠くの空から 感じてね


いつまでも変わらない想いを
どうか忘れないでね…
2008/9/1(Mon)8:34
HP

☆英哩耽
声と台詞
セピア色の影
宵の闇に象られて

目に光を集めた女と
別れを確信した男

情景の中に
台詞は聞こえない

ただ傷んだ回想の中に
詩は流れている

若さは武器ではなく
不誠実であれと言う要求

臆病から来る危惧は
裏のある笑顔の水底に

抱きしめ頭を撫で
ヤサシイを染み込ませる

赦してしまいそうなのは
弱いからではないはず

幸福を願うと離す手は
ただの自己満足だけれど

裏切りだけしか見えない
男の背中は去って行って

女は光を散らして叫んだ
台詞は聞こえない、だから

一枚の写真に
『あなたを愛してた』と

声を零した
、今。
2008/8/30(Sat)13:11
HP

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