殘香〜yours〜
過去ログ197
2008/9/18 17:44
☆柚あなたへ見慣れない景色に
落ち着けない心で
あなたに会う為なら
どこへでも行ける、と
涙ながらに訴えた願いに
困りながら笑うあなた
キリっと痛む胸は
あなたを想ってこそで
ごめんね
いつも困らせて。
2008/9/18(Thu)17:44
HP
☆ユキティ哀しみに哀しみに漕ぎだした
舟の上に広がる
満天の星が瞬く
月夜の世界は広く
私の哀しみを
さりげなく癒す
人となりて数十年
あまりにも長く短い
この世にある哀しみに
最早耐えられず
私は独り漕ぎだす
癒されても変らず
哀しみは常にあり
私を責めるでしょう
可愛がっていた
猫が死んだあの朝の
深い哀しみ
死ねずにいるのは
死んだものへの労り
生きろというメッセージ
月夜の世界は
あまりに広く
けれども私は哀しい
2008/9/18(Thu)4:39
HP
☆、彩 愛 美落 葉 樹年行く毎に
落ちて行く体力
他人事のように
想えていた
『老い』の二文字が
我が身に 迫って来る
あんなにも
自信たっぷりの
体力が 続かなくて
まるで
落葉樹のように
落ちて行く葉を
支え切れない
再生されるよりも
枯れ行く方が
速くなって
一枚 一枚と
自分の葉を
落として行く
それは 一生と言う
一周期の
終末を伝えるには
あまりにも
残酷な物語にも
想えていた
常緑樹では
居られはしない事
想い知らされて
2008/9/17(Wed)23:58
HP
☆Keiko今日という日を今日という日
二度と戻ってこない日
二度と戻ってこない日だから
たくさん笑って
たくさん幸せでいたい
どんな時でもどんな日でも
未来の思い出として
2008/9/17(Wed)3:04
☆椿 ゆきこ白金の月紺色の夜に
心が舞った
似た悲しみが
絡み合う
深まる
夜の行方
ふたりは願う
ふたりの悲しみが
この夜に溶けて
癒えますようにと
白金の月が
光を増して
ふたりを見てた
ふたりの
願いとともに
*椿 ゆきこ*
2008/9/16(Tue)22:51
HP