殘香～yours～
過去ログ200
2008/9/27 1:17
☆彩 愛 美暮 日 時
溶け行く 街の灯り
朱く染め行く 空の千代紙
翼を拡げ 舞うとんぼ
暮れ行く速度に負け 家路辿る
囲炉裏端で 香り立つ夕辺
今日の疲れ癒やす母の優しさ
ただいまの一言で 賑わう食卓に
変わらずに揃う 家族の笑顔
明日もまたいい日になりますようにと
願えば秋の夜は更けて行く
千切れる 雲の形
高く何処まで 空を追い掛ける
涙を誘う 夕暮れは
人恋う想い募る 風が薫る
入り陽惜しむ 空の際眺め
淋しさ覚えた 色付く山の移ろい
ただひたすらに生きて 見た夢を明日へと
紡ぐ糸車のような毎日
月日 月夜 深まり行く秋模様が
手に取るようにわかる心なら
今日があるからまた明日が来る事
忘れていた訳ではないけれど
＊SONG for Saku-Ra
2008/9/27(Sat)1:17
HP
☆郁実矛盾螺旋矛盾の始まりとは何処だろう
気づけば私の中では
矛盾が螺旋を描いていた
――今すぐにでも逢いたいわ
でもそうしたら気まずい空気が
２人を満たすでしょう？
――聞きたいことがある
でももう少しだけ
夢を見させて欲しいの
――知りたいことがある
でもその事実で
何かが壊れてしまいそうで
――貴方に触れたい
でもそうすると
後戻りが出来なくなる気がして
――貴方の心を覗きたい
でも心の闇を知ってしまったら
離れられなくなってしまうから
逢いたい 聞きたい 知りたい
触れたい 覗きたい
でも、でも、でも、でも、でも
…
並んでいく想いにあるのは
果ての無い〝矛盾〟
いつも逃げ道を作って
逢えない理由を作って
結局は傷つくことが
貴方に依存することが
最後に捨てられることが
怖いだけなんだと
心の隅では気づいている
でもこの矛盾から抜け出すことは
今の私には出来なくて
何時か抜け出せるのだろうか？
この果ての見えない 矛盾という螺旋から
2008/9/25(Thu)12:27
HP
☆彩 愛 美雨雲を抜けて長い雨雲を抜けたら
束の間の
blue sky
あまりの青さに
目を閉じたら
次の瞬間に
追い着いた 雨雲に
捕まった
また
長い雨の中を
宛てもなく走り続けた
ずっと
抜け出す事だけ
考えていたら
頭の中は
雲のように
白くなった
再び
雨雲を抜けて
星空の下に
迷い込んだ
街から外れ
灯りのない平地
全周囲
星のドームに
包まれていた
車を降りて
疲れた足を伸ばして
今夜の宿を
ここに決めた
2008/9/25(Thu)0:31
HP
☆蒼綺麗な手向かってくる
私 目掛けて
ねぇそれは
どこに？
私の頭？
私のほほ？
私の肩？
それとも...
私の後ろ？
何処へ向けようが
かまわない。
だけど
私に向けるなら
噛み千切ったって
文句はなしだよ？
2008/9/24(Wed)21:18
HP
☆彩 愛 美秋の夜長のlove song
変わり行く 季節のメロディー
柄にもなく 虫の音を楽しんだ
千秋夜のわびさびの切なさに
不意にあなたを呼び出すtelephone
ロマンティックな夜のsituation
見逃す手はないよなんてね
普段着ない浴衣姿であなたをもてなす
こんな夜はビールよりも日本酒だと
少し冷たくなった夜風に合わせ
熱燗なんかをつけてみた
あなたにしか 見せない顔をして
誰にも知られない秘密の時間を
共有出来る ときめきのパラダイス
恋に落ちた深夜のbed side
ミステリアスな恋のaffection
紛れもなくマジなkissで
天国までfly away もっと飛ばして
珍しく手料理をして 二人三昧
誰にも邪魔なんてされたくはないと
あらゆるメディアを消してみた
秋には秋の 愛し方があるよね
夏が過ぎても 終わるような恋じゃない
秋の夜長のlove song 奏でるメロディー
愛し合うには十分過ぎる時間
月夜の果てるまで love me
＊SONG for MAJO-MAJO
2008/9/23(Tue)0:51
HP