殘香〜yours〜

過去ログ208 2008/10/15 20:59

☆湖々逢
「渇いた瞳」


裂けた音がした

涙が溢れ

目の前が滲んで

涙が溢れ

泣きたくても

泣けないんです

これは何ですか

わたしは誰ですか

何処へいけばいいの

もう

わからないよ


x
2008/10/15(Wed)20:59
HP

☆蒼
Let's dancing
さぁ狂気のダンス

踊れ、おどれ
おどり狂え

その身
黒炎の烈火に

熱さに絶叫、

踊れ、おどれ


黒こげになるまで
 見る人全てへ
 その声、
 その姿、
 耳に、眼に、
 
 張り付かせろ


おどれ、踊れ

  一生

  何より残酷で、
   誰より醜く

おどり、踊り

   踊り続けろ


さぁみんなでdancing
2008/10/15(Wed)17:14
HP

☆ぐ〜にゃん
秋の帰り道
切れかかった街灯が
ちかちかとボヤけた光を
地面に反射させる

捨てられたアルミ缶が
きらきらと揺れ光を
空に送る

薄暗い田んぼ道
夏にさよならと虫の声
赤く染まる夕日に恋した
トンボが目の前を
楽しそうに過ぎていった
2008/10/14(Tue)8:36
HP

☆、彩 愛 美
朝陽の中へ

窓を抜けて入って来る陽射しに
ウトウト目を覚ますベッドの中で
夢心地はすぐにも消えてしまうの
朝靄が晴れる街のようにね

例え夢の中だけだとしても
幸せならばそれでいいと想った

夢は何時か日常の生活の中で
消えて崩れてしまうもの
恋はそれ程儚く僅かな
命だと知った朝の中に…


万華鏡のように目まぐるしく変わる毎日
疲れてしまえば夢など見ないと
我を忘れてガムシャラに働いて
何時しか鉄の女になるの

消えた夢はもう追えないものよ
わかっていてもそれでも求めた夢

忘れていたつもりでいた夢を追い掛ける
眠りは想い映すもの
恋は自分を誤魔化せなくて
こんなにも胸が痛くなるの…


夢の中でずっと恋をしていた毎日
恋していたからまた夢を見ていた


いくらきれいに輝き放つ朝露でもすぐに
朝焼け空に還るもの
恋は朝陽の中へ消え行く
夢のように何も残さないで…



*SONG for 涌井田 朱子
2008/10/14(Tue)0:35
HP

☆湖々逢
「流」

指先に優しく触れた


穏やかで

力強くて

懐かしい感触


たしかに

感じた気がしたよ


あなたが

偽物では無いのなら

いつまでも

変わらないままに


時々でいいから

教えて欲しい


私の中にも

流れていることを


2008/10/13(Mon)23:41
HP

209207

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