殘香〜yours〜
過去ログ211
2008/10/21 22:45
☆由稀the cycles of lifeどうして 絵をかくの?
わたし いつか
伝えたいものを
伝えられなくなる時がくるから
この想いを
忘れてしまう時がくるから
きっとこの絵のことも
君のことも
忘れてしまう時がくるから
でも
色は心に残るかなって思うの
この想いの色は
記憶に残らなくても
この色好きだなって
次も思えるかもしれない
この色に似た君を
見つけることが出来るかもしれない
わたし いつか
たくさん 忘れる
簡単に 砂のように さらさらと
やがて風化し
後には何も残らない
だけどその砂は消えるわけじゃない
風に乗って巡るんだ
たくさん忘れていく
記憶にはのこらない
でも
意図して忘れるという行為は
時に物事を新しく覚えることよりも難しい
今の心の色 この想いの色
残していたい
消えたりしないと思いたい
この色を忘れたくない
そう願う 今のために
まだこない いつかのために
2008/10/21(Tue)22:45
HP
☆yukakoあの日の君の言葉、
今でも覚えてるよ。
でも君は覚えていてくれてないのかな?
だけど、あの日の君の言葉で僕は今でも歩いていられるんだよ。
君からもう一度あの言葉を聞きたいよ…
2008/10/21(Tue)18:23
HP
☆ユキティ森の中の廃屋で木霊のこだまをきく
もう人間やめたい
私の絶望だった
その声を誰も知らない
孤独に生きる私はまだ生かされていて
運命に翻弄されている
木々のふれあう調べが聞こえる
守り合うってこんな感じだなと思っていたら
熱いものがこみあげてきてやはり泣いた
人の在り方を、大自然に学ぶ
ただ黙ってそよ風のようにいればいい
そして年輪を重ねた大木のように
どっしり構えていればいい
廃屋にもはや孤独などいらない
朽ち果てそうでも、そこに在るのだ
2008/10/21(Tue)8:43
☆彩 愛 美D想い出捲って
nudeな気持ち 恋焦がれて
蔦の絡まる 古いアパートで
安い家賃を気にしながら
二人で暮らした 青春の1ページ
何もない小さな部屋だった
それでも二人で居られる事が
幸せだった あの頃
今はもうない あのアパートも
私の中では まだ建っていて
そこには何時も あなたの笑顔があるの
albumのように 恋は巡る
時の悪戯 記憶のベール
指に翳した 古い指輪
露店で値切った 手造りの銀の指輪
初めてのあなたのプレゼント
値段なんかじゃ測れない程
一番の宝物だった
何処に行ったか わからなくなって
見付けられずになっていたけれど
今頃になって 突然出て来るなんて
想い出のカーソル動かしてウインドゥ開く
マルチに拡がる場面にクリックして
捲るページの 一つ一つに
あなたの姿は鮮やかなまま
今でも生きて 私に微笑んでいる
*SONG for 川島 麗美
2008/10/21(Tue)0:27
HP
☆彩 愛 美D秋の夕空に夕空に
千切れ雲の
段々畑が拡がる
時追う毎に
その形を
崩しながら
色を変えて行く
その一秒 一秒に
目が離せなくなる
その短い時間が
すごく長く
感じられる
空の根元にある
オレンジは
その大きさを拡げ
やがて
空一面を
スカーレットに
染め上げて行く
あんなにも
鮮やかだった
夕景は
色を失い
モノトーンの
グレーに沈む
ほんの数分の
出来事が
まるで一年のようにも
想えた
2008/10/20(Mon)0:32
HP