殘香～yours～
過去ログ234
2009/1/12 23:59
☆彩 愛 美Blue Rain,Blue Train
疲れ切った 体を投げ放った
コンパートメントのベッドの上
ホームのざわめきや灯りが
閉じ切った部屋まで 届いて眠れない
どんな想いで ここまで来たのか
あなたは何もわかってないのね
言葉以上に心に刻み込んでよ
あなたと言う 愛の証を
blue rain,blue train
淋しさに罪があるのなら
今すぐに逮捕して連れて行って
夜明けのホームに 着くその前までに
優しさだけが 売りの嘘吐き男
なんで好きになんてなったのだろう
元々上手く行かない恋
わかっていた事よ 今更ながらにね
冷めたスープのような恋をして
それでも暖め直せばいいと
想い続けてあなたと向かい合って来た
あなただけが 愛と信じて
blue rain,blue train
悲しみに濡れた雨の夜
何処まで走れば夜明けに出逢える
枕木の音が 心に突き刺さる
blue rain,blue train
愛しさを別れに替えたら
もう振り返れないと乗り込んだわ
夜明けを迎える 駅まで眠らせて
＊SONG for 川島 麗美
2009/1/12(Mon)23:59
HP
☆彩 愛 美新しいノート買ったばかりの
新しいノート
真っ白で
何も 書かれていない
題名も無く
決め事も無い
何を書くにも
自由で
ただ
書く事だけを
求められた
何らかのテーマを
与えられたら
それを調べて
書く事が出来るのに
何も無い所からは
何も引き出せなくて
何時まで経っても
筆は 進まない
結局
ページを開く事も無く
部屋の隅に追いやられ
埃を被ったまま
その存在すら
忘れ去られて行く
せっかく買った
ノートなのに
ただの
オブジェになる
2009/1/12(Mon)1:18
HP
☆ａｍｙ運命出逢いは運命
引き合わされる 必然
不意に甦る
あなたの笑顔
あなたの声
あなたと過ごした季節一回
別れは運命
引き離される 突然
それはあまりにも残酷な運命
居なくなっても まだ
此処に居る気がするのは
存在の大きさなのか
ただの執着なのか
それは受け入れがたい運命
共に歩くはずだった
まだまだずっと先へ続いている道
あなたは遠い世界で元気かな？
晴れた空に思い出すイメージ
少し泣きそうになった
それは受け入れるべき現実
私は 生きていく 運命…
2009/1/11(Sun)18:53
HP
☆Miyako Tps自由の音色あれは
いづこの地球か……
吹き上げる風と
灼熱の太陽
相も変わらず
世界は永遠に見えた
向こう側の時空では
考古学者達が
かつての夢を
再現しようとしている
真っ白な空間に
地面が出来て
やがて街が出来た
停止した夕焼けに
君の後ろ姿も
見えそうな気がした
ムーはもうすぐ
ぼくらの街と繋がり
動き出すだろう
未来選択の自由に
ぼくらは何を
選ぶのだろうか？
もう二度と
帰らなかったはずの
文明は叫ぶ
永遠に
終わらぬ夢を
取り返せ！
永久に
奪われた日々を
取り戻せ！
暗転する舞台の
仮初めの自由に
戸惑いを感じて
ぼくは繰り返す
小豆の波音で
あの夏を思い出した
2009/1/10(Sat)22:51
HP
☆茂炎は燃えさかる長い時間を、旅した
悲しみに包まれて
君は、あのころのまま
暖炉の傍へ…
冷えた記憶を暖める
荒れた心を、癒して
炎は燃えさかる
語りなさい
ゆっくりと、時間をかけて
受け止めてあげるから
見放したりしないから
若さ、無謀、無思慮
たどたどしく、思い出を語る
わがままな言葉
傷つけた言葉
のこされたのは、空っぽの時間
付きまとう、孤独
哀しみの香り、漂わせて
君は、静かに眠る
やすらぎを願って…
この地に落ち着きなさい
世の中に
あふれかえるもの
なにもない
きらびやかなもの
なにもない
ただ、安らかな眠りだけ
長い旅をしてきた
ここに、休息を
いつくしみに包まれて
さすらいの心、おやすみなさい
いとおしさに包まれて
哀しみの心、おやすみなさい
暖炉に、薪のはぜる音
炎は燃えさかる
冷えた記憶を暖める
寂しさを、いたわって
2009/1/10(Sat)11:33
HP