殘香〜yours〜

過去ログ267 2009/5/18 22:00

☆偉琉花*
 
*花の伝説*


遠い遠い南の果てに
ぽっかり浮いた神の島

そこに咲くのが幻の花
茜に光り咲くと言う

永遠の愛を叶える為に
神様が贈ってくれた

朝に舟を出し花を摘み
愛しい人に手渡せば

何度生まれても逢える
凄く不思議な巡り愛

海と山の神さまからの
愛を咲かせた贈り物

今も海風に揺れながら
茜に光り咲いている





『備考』

沖縄では遠い海と山の神の聖地をニライカナイと呼びそこに咲く幻の花をニライカナイの花と言う。
2009/5/18(Mon)22:00

☆彩 愛 美D
本当の姿
水筒の中の
氷が全部溶けて
ただの水になる

悲しい事だと
みんな 言うけれど
本当に そうなんだろうか

氷は
ただ
本当の姿に 戻っただけ
在るべき姿へと
その身を変えただけ

通常温度では
水は
水でしかなく
氷でも
水蒸気でもない
ただ
人が都合良く
歪めてしまっただけの事

氷だって
水蒸気だって
必要なのはわかるけれど
本来なるべき姿ではない

水は
そう
ただ
水で在れば
それでいいんだと
2009/5/18(Mon)0:30
HP

☆阿霞
白薔薇の言葉
その意味を貴方に伝えたい

私の中に眠る この言葉を・・・

冷たくも気高い この白薔薇に

私の言葉を添えて 

貴方が 私の心に気が付くように
2009/5/16(Sat)15:43
HP

☆竹永ユウ子
【傷は歌う】
私の心の傷は
とても手がかかる。

いついつも
“しんどい、しんどい”と
言っている。

「大丈夫、
休んでていいよー。」
と、言ってあげる。

あちこちが
“イタイ、イタイ”と
言っている。

やさしくそっと、
なでてあげる。

“さみしい、ツラい”
と言うと、
抱きしめてあげる。

少しずつ、
落ち着いてきたみたいだね。

それでもたまに、
ガタガタ震え泣いている。

こんな時、
そばによりそうしか
できない。

ある時、
歌が聞こえてきた。
それはやさしい歌。

「歌っているね。」
と、言うと

「歌っていない!」と
すねている。

「そうなの。」と
うなずいてあげる。

心の傷にお付き合い。
上手にケアをしていく。

これからずーと、
死ぬまでいっしょ。
だから、仲良くしよう。

いつか、いっしょに
歌を歌おう。

待っているよ、
いっしょに歌える日まで。

    終 り
2009/5/16(Sat)13:40
HP

☆灯台
優れると書いて
優れると書いて
優しいと読みます
誰が考えたの?
いつ思い付いたの?

優秀と言う言葉もある

やはり優れているの?
ならば優しさは
賢くなくてはならない
優しさは
逞しくなくてはいけない

優しいと書いて
優れると読みます
甘さに流れず
ルールを決めて
光る生き方

優れると書いて
優しいと読みます
簡単ではない
熟練が必要
でも乗り越えた先の輝きは
より真実に近い
2009/5/16(Sat)5:25
HP

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