殘香～yours～
過去ログ272
2009/6/1 0:14
☆彩 愛 美Blue Moon色々な事があって
それはそれなりに
仕方のない事
ホテルのバーカウンター
酔った勢いで
愚痴だって 出る
不平不満を 並べて
あれやこれやと
悩みの内を
打ち明けられるけど
時を追う毎に
グラスの数も増えて
話は益々
迷走して行くばかり
聴いている こちらも
だんだんと
理解出来なくなる
決まり切った結末に
泣くようにして
無理難題を
これでもかとばかりに
押し付けて来る
そろそろ
ラストオーダーにと
blue moonを頼む
そう
『無理な相談』
ってね…
2009/6/1(Mon)0:14
HP
☆イルカ ☆南国ジャンプ★
暗黒の闇が言葉を黙らせ
呼吸のリズムを
少しづつ消して行く
そして…
静まる夜の海に
波音と月の光りが
射し込んでゆく
南国の海は温かく
静かにうねる
波も心地よく
心を癒してくれた
月灯りの海から顔を出し
回りを見渡すが誰もいない
星の煌めきを眺めながら
私は泳ぎだした
少しづつ早く
そしてジャンプする！
海は昼の太陽を呼び寄せ
果てしない水平線を
見せてくれた
青い海と蒼い空の狭間で
私はイナズマのように泳ぎ
遊覧船を追い越しては高く
ジャンプする！
いつの間にか
イルカの群れを従えて
カモメより早く魚を追い掛け
ジャンプする！
自分の姿がイルカなのに
気が付いた瞬間
目覚まし時計の音がなり
ベットの海からジャンプ！
そして落ちた。
夢の南国は布団の癒しと
イルカジャンプだった
朝ご飯の塩こぶを噛むたびに
タンコブが痛い！
2009/5/31(Sun)13:42
HP
☆阿霞黒百合呪いの言葉を 君に突きつける
これで 最後になるように
私と君との つながりが 全て消えてしまうように
私は 黒百合に言葉を捧げる・・・
2009/5/30(Sat)23:10
HP
☆茂永遠にさめない夢星のつぶやきに、耳をすまして
痩せたからだ、抱きよせた
淋しい吐息の痕
指さきに残る、棘の痛み
永遠のシグナル、点滅しつづけて
願いの夢のなか、迷子になる
滅びゆく時代のなか
幸せの軌跡から、はずれて
永遠にさめない夢…僕らの流れつく先
交差点の人ごみのなか
みうしなってしまう薄い影
忘れていた永遠のとき
たくさんの隔たり
ぬぐいきれなく、沈んだ心
滅びゆく時代のなか
幸福さえもが、逃げだしても
痛みの価値、忘れられない
背中から、嗚咽がひびく…
いつわりの季節、いつまで続くの？
忘れていた永遠のとき
痩せたからだ、抱きよせた
消え入りそうな、ため息…
滅びゆく時代、うつろうこと
君だけを、腕のなかに
永遠にさめない夢…僕らの流れつく先
公園の片すみ、さがして
ふとよぎる、幸せの響き
繰り返す、季節のなか
微笑みながら、声が聞こえる
絆を、信じて
いつまでもとどめたくて
滅びゆく時代、ためらいながら
ぬぐいきれなく、汚れた気持ち
すれ違い、永遠の別れ
ほのかな愛と、ほのかな淋しさ
時のうつろい、つかみそこねて
幸せの道、ふみはずして
夏痩せのからだ、抱き寄せた
いとしさが、こころに染みだして
滅びゆく時代にのって
永遠の手がかり
いつになったら、ひとつになれるの？
いとしい季節が、去って…
幸せの軌跡から、はずれて
永遠にさめない夢…僕らの流れつく先
2009/5/30(Sat)14:03
HP
☆彩 愛 美土曜日の彼、日曜日の私
落ち着かない素振りで 空ろに愛を求めた
慌ただしい毎日が
週末に響いて来るのはわかるけど
重い吐息を 吐きながら
坂道を登って行くバスのように
やり切れない想いを抱いて
同じ所を グルグル彷徨っている
土曜日の彼の態度に イライラしたけれど
日曜日の私になれば 冷静になって
『さようなら、また今度ね』と言える
一番欲しい物はと 聴かれて即答出来ない
二人の恋がそれ程
弱い事に気付いて欲しいと想うけど
深い溜息 落としては
進まぬ恋愛話 何処へ行けば
落ち着くかわからずに一人
同じ想い グルグル巡り巡る
土曜日の彼との約束した デートコースね
日曜日の私は想う お決まりの事に
何一つわかっていないのねと
微妙な温度差でズレて行く想い
心の時差を埋められないのね
土曜日の彼の変わらぬ投げやりのデートも
日曜日の私はここでさようならをするわ
これ以上何も望めないから
＊SONG for MAJO-MAJO
2009/5/30(Sat)0:55
HP