殘香〜yours〜
過去ログ281
2009/6/27 19:52
☆amy紫陽花。降り注ぐ
雨を
降り続く
悲しみを
呑んみこんで
青く
美しく
咲いた
紫陽花の花。
寂しい
冷たい
雨の日が
よく似合う
美しい花。
悲しみ色のブルーを
優しいブルーに
変えてくれる
温かな花。
雨の日が
美しいのは
あなたのおかげなんだね。
雨が降ると
あなたに
逢いたくなるんだ。
明日また
逢いに行ってもいいかい?
あなたを見ると
癒されるんだ。
憂鬱な雨の日に
幸せ感じられるんだ…
2009/6/27(Sat)19:52
HP
☆茂我々はどこから来たのか、我々は…大地から立ちのぼる
力強く、燃え立つ光輝
たなびく夢の雲
そよ風に、みどり葉はゆれ
青き枝が、天を支える
大地の息吹、草木をなびかせる
かぐわしき肉体…光悦
いままさに、秘密を語ろう
我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか
去りゆく地上を見下ろす
大地の充実とかぐわしさ
生き物たちは、喜びにはしゃぎ
満たされた、夢にふける
力強い赤子の息吹…
女たちは、かしましく
果実は甘く、すっぱい
歌おう、海と大地と空の詩を
愛として、強く、かぐわしく
大気と、星と、月が示し合わせて
さえずる鳥たちは、空の秘密をささやく
水面は、波立ち
同心円に大地の鼓動を描いた
島嶼(とうしょ)は波に浮かび
雲のついたてとなった
魚たちが、群れをなし
海獣が、白波を立てて飛び上がる
大地を、強き雨が打つ
とどき、圧倒するがごとき閃光
まさに、洗い流さんとする
やがて、訪れる静寂
陽光が、雲間に復活の時をしらせた
楽園の陽だまり、山鳩の羽根の色
家畜の鳴き声は、平穏を歌う
統(す)べる神が見つめる
潤いの泉…裸体と貞淑の波間
青紫の樹木が、覆いつくす
ひそやかな、愛と友情
思いやりに肩と肩を寄せて…
原罪を背負う人々
背を伸ばし、罪の果実をもぐ
繁栄と、腐敗の実を手に
我々は、どこへ行こうとしているのか
やがて人生の祝宴が、訪れる
祭りは、死霊とともに
死なばこそ、荘厳に輝く
貫徹された命が、大地に捧げられ
ふたたび、肉体は光悦に燃える
生きることの神秘…秘密
たとえ老いても
生命は、尽きることなく輝く
歌おう、語ろう、この秘密を
我々はどこから来たのか
我々は何者か
我々はどこへ行くのか
(ゴーギャン展 7/3〜9/23東京国立近代美術館にて開催予定
初来日の大作
「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」
を前に、この詩を思い出していただけたら幸いです)
2009/6/27(Sat)13:18
HP
☆
彩 愛 美
逢いたくて今夜
雨はジェラシーを 燻ぶらせて
逢いたい気持ちを 鈍らせて行く
苛立つ想いは 諦め空へ
気持ち盗られて 移ろうばかり
何をしていても落ち着かなくて
事ある毎に 外を眺めていた
※ただ逢いたくて ただ逢いたくて
部屋の外へ出てはみたけど
雨は道を閉ざして 降るばかり
時を曇らせる 雨に沈む
窓からは何も 見渡せなくて
雨に錆び付いた ドアは重くて
外に出るにも 疲れるばかり
壁を見つめては 溜息ばかり
届かぬ想い 雨に沈むばかり
もう逢いたくて また逢いたくて
黒の空に叫んでみても
雨は更に激しく 降るばかり
夜になっても 止まずに雨は続くばかり
一人きりの夜を ただ抱き締めて
寒くなる心の温度に 震えながら耐えて
今逢いたくて 直ぐ逢いたくて
無理と知って 飛び出して来た
何を失くしたとしても 逢いたくて…
※refrain
2009/6/27(Sat)0:18
HP
☆天空走る後ろを振り返らず
走る
脇目も振らず
走る
休みもせず
走る
自分のペースで
走る
空を飛ぶように
走る
マラソン選手を
思い浮かべて
走る
考えながら
走る
夢中になって
走る
無心になって
走る
脳内エンドルフィンを
湧き出しながら
走る
快楽に変わって行く
走る
快感が続く
走る
気持ちイイ
走る
止められない
2009/6/26(Fri)22:39
HP
☆偉琉花* 【首里 潮風讃歌】
あぁ美ら島よ
あぁ美ら島よ
太陽の国 琉球よ
歌が流れ踊るなら
潮風 枝を踊らせて
首里の山に雨が降り
首里の都に虹が出る
あぁ美ら島よ
あぁ美ら島よ
お花の国 琉球よ
歌が流れ踊るなら
潮風 太陽昇らせて
首里の花は咲き誇り
首里の民は昼寝する
あぁ美ら島よ
あぁ美ら島よ
伝説の国 琉球よ
三線流れ和むなら
潮風 天女を踊らせて
首里の都に人が舞い
首里の城に竜が舞う
あぁ美ら島よ
あぁ美ら島よ
*
2009/6/26(Fri)22:09
HP