殘香～yours～
過去ログ299
2009/9/8 0:13
☆彩 愛 美残夏来秋
夏の名残を残して 地平に追われる
星座が淋しく 瞬いている
また次の夏が来るまで
逢えなくなるんだねと 声まで掠れて来た
落ちて行く炎の塊が夕焼け残して
もう夏は終わりだよと 告げて行く
まだ自分の中で気持ちの整理着かないまま
秋になれば 何か変わるのかなと
期待も持てないまま 時は過ぎて行く
冷たい氷水も 次第に溶け出して
最後の一個が グラスで泣いた
溶け終わる前に もう一度
逢いたいだなんて 喉まで出ているのに
鬩ぎ合う季節の真ん中で 最後の足掻き
どちら着かずにして来た 恋の先
延長戦には持ち越す事は出来ないはず
秋が来れば ここを離れて行くの
気持ちも打ち明けずに 夏は暮れて行く
友達のままで居れば また次の夏も逢える
でも恋に走り失えば ここでリタイア
秋の波が 夏をさらってしまう
恋に出来ない想い 秋の風に舞う
2009/9/8(Tue)0:13
HP
☆彩 愛 美一人立ち与えられた
物だけで
僕は生きて来た
右から 左へと
当たり前のように
与えられて
飽きてしまえば
次々に新しい物を
与えられて
望みは常に
満たされていて
考える力さえ
失くしていた
ある日を境にして
与えられていた物が
ピタリと停まる
その日からは
逆に
奪われて行く日々が
始まった
全ての生活は
何らかの代貨を
求められて
支払いの無い生活は
認められなくなった
あの日…
僕が 家を出て
街で暮らし始めた日から
2009/9/6(Sun)23:32
HP
☆イルカ【夏の終りに】 椰子の葉揺れる
沖縄のちゅら島
沢山のお土産と
想出を両手に旅人が帰りの
フェリーに乗り込む
笑顔で手を振る人
海を見つめてる人
無口でたたずむ人
それぞれの出来事が
今、想出に変わる
浜風の中、椰子の葉が
「また来てよ～」って
手を振っているように見える
フェリーの汽笛が鳴りゆっくり
とゆっくりと島を離れて行く
どんどんと小さくなる
島を見つめて旅人は夏の終りを
感じている
帰りの飛行機の窓から
沖縄が小さくなるのを見ながら
旅館で貰った
サーターアンダギーを
一口食べると想出が
口いっばいに広がった
何で買ったんだろか？
ゴーヤ君キーホルダー
冷静になれば要らないお土産
ばっかりだ。
でも…旅人は言う
また騙されに来たい！
そんな夏の沖縄に♪
2009/9/5(Sat)20:31
HP
☆叨哉表情豊かな感情表現
人生に不可欠の勝負時、ここで戸惑い見せる人材に背中は預けられない
統一感のない自己主張
一歩先へ進むたびに募る不安、それを回避できなければ重く暗い自問自答
知ってるんだ
どんな気の効いた台詞も、殻の内側には届かないってことを
2009/9/5(Sat)9:45
☆彩 愛 美Fragile
そんなにあなたの都合ばかりを
私に押し付けないでいてね
私の中にはあなたとは違う
私だけの時間が流れているのだから
どんなに親しい間柄でも
24時間一緒には居られはしない
ましてや夫婦でも家族でもないのだから
私の心は壊れ物なのよ
そんなにも振り廻さないでいてね
あなたとはずっと一番の友達で居たいから
好きとか嫌いとかじゃなくて
私達友達なんでしょ
お互い踏み込みる距離や時間に
どうしても限りがある事を感じてよ
悩みがあるのなら聴いて上げる
でも私のプライベートの全ては裂けない
どんなに親友でも違った人間だから
私の心は壊れ物なのよ
許容値を越えたら割れてしまうわ
あなたとの友達関係壊したくないのよ
友達関係なんて無理して作るものじゃない
冷たい言い方かも知れないけれど
私の心は壊れ物なのよ
そこまで付き合う義理なんて無いわ
あなたと私は変わらないただの友達なのよ
2009/9/5(Sat)1:06
HP