殘香～yours～
過去ログ303
2009/10/3 0:48
☆彩 愛 美十三夜月
誰もが望んだ空に
今夜も 月が昇る
幸せになれると言う月を
指折り数えれば 十三夜
完全な形じゃなくても
君の事はちゃんと見えているから
想いはきっと 届くはず
空のうさぎが 今夜夢枕で
今 大きく飛び跳ねた
御伽の国から此処へ
今夜も やって来ると
信じる心がまだあるなら
魔法の世界へと 行けるかも
流れる雲間に邪魔されても
君の姿 見失いそうになっても
光の糸が示している
誰の空にも 分け隔てなく降る
その想いに 微笑みを
まだ 後少しだけなら頑張れるよと
その想い確かに 伝えてもらえた
夢の軌線を 月が泳いで行く
願う空へ 十三夜
2009/10/3(Sat)0:48
HP
☆ＧＧいろはに花は彩り
海は青く輝き
深緑の草木
大地の躍動
そして今
色は葉に集まり
燃え盛った色は
いずれ落ちる定め
落ちた色彩は
全て葉に宿り
最後に紅を燃やす
美しく咲いた花
熱く湧いた海
草木は茂り
息吹いた大地
そして今
命は葉に集まり
燃え盛った命の火は
いずれ落ちる定め
落ちた火種は
全て葉に宿り
最後の火を燃やす
そして冬
全て白く 色は眠り
そして春
夢見し種が新たな色を
生む事でしょう
2009/10/1(Thu)2:19
HP
☆ゅぅ『遠心』知ってたのに
分ってたのに
いつかは
アイツとあの子が
手を繋いで
幸せそうに笑い合う
そんな日が来るって
初めから
アタシの入る隙間
何処にもなかった
それでも
こんな日が来るまでは
アイツに１番近い
女の子で居たかったの
知ってたから
分ってたから
いつかは
アイツとあの子が
頬を染めて
恥ずかしそうに
アタシの前に並ぶって
だけど だけどね
何処かで願ってた
アタシを見て欲しい、って
精一杯の笑顔で
心半分の祝福を
泣かなきゃいけない
そんな日が来るって
知ってたのに
分ってたのに
思ったより
苦しくって 痛くって
あの子が
羨ましくて
好き、なんて
とうてい言えないまま
昨日より遠くから
アタシは黙って
アイツを想う
2009/10/1(Thu)1:08
HP
☆彩 愛 美北極の氷今ある
北極の氷が
全て溶けてしまえば
海水面が何メートル
上昇するとか言うけれど
北極の氷は
グラスの中の氷
どれだけ溶けても
海水面は
現実問題
増えているではないかと
人は言うけれど
陸上にある 氷河や
永久凍土だって
温暖化によって
溶け出して
海へと流れ出している
北極の氷は大丈夫でも
北極圏の氷は
直接 水没の危険性を
含んでいる
でもね
北極の氷だって
溶けて無くなれば
海流の変化を起こし
気象変化を招いてしまう
今
北極の氷は
白熊だけではなく
人々の生活をも
脅かしている
2009/10/1(Thu)0:45
HP
☆彩 愛 美一人旅の駅で
見送る人など居ないホームに
人を探すのは もう止めにしましょう
あれからずっと 一人きりで居て
誰にも知られずに 生きて来たから
時々淋しさに想い出す
人との触れ合いに ときめいた日々
もう二度とは戻らない昨日を
夢見て 誰を探している
明日になれば この駅もまた
ただの通過点に変わるのに
詰めたバッグの中身の無さに
意味の無い旅の意味を求めるのね
あなたの名前も想い出せない
それ程に離れて 生きて来たから
何かを見付けたと立ち停まる
ホームを見渡しても 誰も居ない
もう何度も繰り返す昨日を
忘れて… あなた探している
何時になれば忘れられるの
誰も居ない駅に 一人降りた
この旅で何を見付けたのだろう
何を棄てられたと 言うのだろう
もっと器用に自分を変えられたら
幸せなんて簡単に手に入るのでしょうね
一人の駅で待ち続けていた
明日のチケット 握り締めて
2009/9/29(Tue)0:29
HP