反射〜yours〜

過去ログ32 2006/9/9 21:59

☆ポエマー・リョウ
空の彼方に…
優しい青空を泳いでいる雲
どんな夢を見ているのかな
空の彼方にある
それぞれのやすらぎの世界
果てしない輝き

優しい青空は
そんな夢を見せてくれる…
2006/9/9(Sat)21:59
HP

☆仁香子
染色
黒を纏う少女は夢を見る
何時叶うのか
何時果てるのかも分からぬ夢を
誰より闇を求め
誰より光を求めて
静かな眠りに堕ちて逝く


白を纏う少年は空を見る
何時晴れるのか
何時崩れるのかも分からぬ空を
誰より光を恐れ
誰より闇を恐れて
静かな眠りに堕ちて逝く


この子等は汚れを知らず
この子等は罪を知らない
やがてこの子等は汚れを知り
そしてこの子等は罪に手を染める
影を潜めた玩具の数は
日毎に数を増していき
何時の日かこの子等は何も求めず
何時の日かこの子等は全てを求めるようになり
大人へとなっていくのだろう
これは誰もが通る道で
逃れる事の出来無い道
そしてこれが
―大人と子供の境界線―
2006/9/9(Sat)18:51
HP

☆莉音
秋風
少しだけ冷たくなった風が
あたしの頬を撫でる

過ぎ去った日々に後悔はないけど
それでも
どこか寂しさは残ってる

あなたの笑顔を
もう一度見れればあたし
幸せになれるんだけどな

秋の風には
少し思い出と愛しさが混ざっていて
あたしの心の中を
そぅっと過ぎ去っていく
2006/9/9(Sat)17:16
HP

☆北条朔夜
電脳鎮魂謌。
電脳蝕む其の謌(うた)の主
悲しい言葉を紡ぐ少女は
愛しい人に打ち明けられずに
壊れた機械と共に眠るの

見上げれば暗闇が私を責める
細い腕には赫い線引き
貴方の言葉を待っているのに
嘲笑うのは暗闇の歌

此の光が貴方に繋がり
愛しています、と
言えたのならば
私は安堵し逝けるのでしょう


電脳蝕む其の聲(こえ)の主
苦悩の言葉を紡ぐ少女は
愛しい人の顔も見れずに
壊れた機械と共に眠るの

瞬(まばた)けば虚空が私を責める
熟れた傷には赫い線引き
貴方の言葉を待っているのに
嘲笑うのは孤独の心

此の光が貴方に繋がり
愛しています、と
言えたのならば
私は目を閉じ歌うのでしょう


電脳蝕む其の謌の主
最期の言葉を紡ぐ少女は
愛しい人とわかりあえずに
壊れた機械と共に眠るの
2006/9/9(Sat)9:52
HP

☆英哩耽
コスモス
特別な服を着よう
あたしのいる場所は
美しくはないから
華やかな気分で
心も体も踊る様な

綺麗な靴を履こう
あたしの歩く道は
平坦ではないから
軽やかな気分で
手足も浮かれる様な

大きな瞳を持とう
あたしの行く先は
花が咲いてるから
晴れやかな気分で
脳に焼き付ける様な


物の価値はみんな違うから
ブランドだから素晴らしい訳じゃない

だけどこうやって風に揺らめいて
人のココロに何かを残したいの


『楽しく前へ進めますように…。』


見つめる地味な桜
こんな風になりたい
あたしの大好きな花。
2006/9/6(Wed)5:24
HP

3331

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