殘香～yours～
過去ログ328
2010/1/30 10:34
☆ぽまとりん冷たき風を
背に受けて
まだ来ぬ春を
待ち焦がれ
耐え抜き咲いた
梅の花
香に誘われて
小鳥飛ぶ
※梅と小鳥達の句。
2010/1/30(Sat)10:34
HP
☆彩 愛 美Power Love
強引だわ あなたいきなり
後ろから抱き締めるだなんて
背中のファスナー剥くように
心まで裸にはしないでね
tulipだって 開き切ってしまえば
誰も見向きもしなくなるわ
少しぐらいの秘密がある方が
魅力的だと言う事に気付いて
力任せでは 何も変わらない
時には自由に泳がせていて
恋はそんなに 簡単じゃないのよ
痛いじゃない そんなに強く
腕を掴み 引っ張らないで
無理矢理自由を奪うように
心まで縛れはしないのよ
powerだけを自慢気にするけど
そんなのただの自己満足
少しぐらいは人の気持ちだって
理解する努力したって Eじゃない
何でもかんでも 想い通りには
行くはずなんてないじゃないの
恋の駆け引きぐらい覚えて来てよ
このまま一緒になんて 考えられない
ねぇ別の誰かを探してよ
私これ以上 もう付き合えない
我慢の限界切れているのよ
恋をそんなに甘く見ないでいてね
2010/1/30(Sat)0:10
HP
☆yukakoシナリオあの日失敗だと思った事は
実は最初から描かれたシナリオだとしたら
僕は喜んで踊らされよう
君の笑顔を見たいから
2010/1/28(Thu)20:16
HP
☆Yumetsukiﾐﾙｸﾃｨｰ呼び出したのはあなたの方
嫌な予感はしてたけど
ワザと気付かないふりする私
あなたは無言のまま俯いている
今にも逃げ出したい衝動抑えて
平然を装う私
ｶﾌｪﾚｽﾄﾗﾝ
賑わう店内
続く沈黙
二人だけ別次元にいるみたい
注文を訊かれ
私はﾐﾙｸﾃｨｰを２つ頼んだ
いつもそうだった
たまには違うの注文したら？
お互いそう言い合いながらも
結局ﾐﾙｸﾃｨｰを注文しちゃう私たち
私はﾐﾙｸを注いでかき混ぜる
色が変わってゆく
溶け合ってひとつになる
私たちもそうだった
二人ゆっくり溶け合って
そしてひとつになった
でも…
いつしか想いが重いに変化し
沈殿し始めた
あなたの心から
沈んで混ざり合えなくなった
解ってる
解ってる…
でも最後の強がり
明るく振る舞わせて
訳解んない事意味なく喋って
面白くもない話ワザとして
ウザいの解ってるけど
解ってるけど…
でも…
あなたが重い口を開いた
覚悟はしてたけど
聞きたくなかった言葉
私の心に残酷に響いた
「ごめん…」
あなたは私に何度も何度も
そう言った
「…わかった」
そういうしかなかった
どこかに諦めてる自分がいた
あなたが席を立つ
あとに残されたのは
あなたが一度も口をつけなかった冷めた紅茶とそしてﾐﾙｸ
もうﾐﾙｸﾃｨｰにはなれない
２つの存在
もう二度と
ひとつに溶け合う事はない
まるで…
あなたが最後に残した
悲しいﾒｯｾｰｼﾞみたい
ひとり取り残された私
自分の飲みかけのﾐﾙｸﾃｨｰ
未練がましくみえて
自分が惨めに思えた
賑わう店内
私は独り…
ただ呆然と
冷めたﾐﾙｸﾃｨｰを眺めていた
2010/1/28(Thu)18:13
HP
☆彩 愛 美大きな木 近くの公園で
出逢えた
大きな木
もう枯れて
途中で折れた枝が
幾つもあるけれど
まだまだ元気に
たくさんの枝を
拡げている
緑繁れば
鳥達の住処にも
餌場にもなる
ずっとこうして
多くの恵みを
与えて来た
一体 ここで
どれくらい
長い間
生きて来たのだろう
この大きさになるまで
どんな風に
生きて来たのだろう
風に揺らぐ枝葉を
1本の幹で
支えていて
その拡がり全てに
養分を送り込む
この大きな木が
命の拡がりを
世界に
伝えてくれる
2010/1/28(Thu)0:16
HP