殘香～yours～
過去ログ339
2010/3/4 0:50
☆彩 愛 美何時も笑顔が 机の上の写真立てが
季節を追う毎に
次々と
入れ替わって行く
二人のアルバムが
少しづつ増えて
想い綴れば
小説のように
鮮やかに
滲み出して来る
もう
時代遅れになって
時々シャッターも
切れなくなった
古いカメラで
撮り続けた写真が
二人の愛の
全てを語っていた
気が付くと
写真の中の君は
何時も笑顔で
その笑顔が
私の全てだった
今もまだ
増え続けている
二人の写真
少しもきれいに
撮れていないけれど
その笑顔が何時も
元気をくれた
2010/3/4(Thu)0:50
HP
☆御神楽樹林遠い空に遠い空に のせた記憶
どこまでも 深くて
どこまでも 美しくて
幸福の思い出は
今はもう 淡い幻想
知らぬ間に 過ぎ去った日々
ひたすらに 生きてきた時
遠く 高く 遙かな空よ
悲しみの思い出も
喜びの思い出も
全て そっと 包みこんで
2010/3/3(Wed)10:14
HP
☆凪君を見つめて…君との出会いは
小雨降る中
五月のアジサイ
春の雨
窓越に君の姿が見える
君は天を見つめ…
何を思うのか…
僕は君から目が離せない
この気持ちは…
なんだろう…
だって君は転校生
僕は君を何も知らない…
君が天を見つめるたび
僕は君から
目が離せなくて…
君が
このまま天使になって
飛んで行って
しまいそうで…
君は誰？
天使？
悪魔？
僕は君を見つめ続ける
君は天を見つめている
まるで…
天を恋しがってる
みたいに…
そんな君を…
僕は切なく見ている
そう僕は君に恋してる
君のことが
知りたくて…
君をこのまま
見つめていたい…
2010/3/2(Tue)23:14
HP
☆凪満月満月の空
数々の星達が
輝いている
手をのばせば
今にも
届きそうなほど近くで…
ふと昔の事を
思い出す
月の明かり以外
なにもなく
静かに雪が
降っている…
この景色を
あの人と一緒に
見られるのだろうか…
自分に問い掛けて
しかし
ただ時は…
過ぎて行くばかり
そして最後まで
一人で眺めていた
満月の雪夜を…
2010/3/2(Tue)1:08
HP
☆彩 愛 美桜、しみじみ
風に心を震わせて
頬を紅く染めて 桜になれ
寒々とした白い肌にも
ほの温かい気持ちを通わせて
手と手を繋いだ 冬の階段で
一つづつ積み重ねて来た 春への想い
寒さに凍えた肌にも解る程に
桜しみじみ 想うもの
具に描いた 春化粧を
待ち焦がれた言葉を声にして伝える
春とは想い隠さない
かん高い声しきり立て
春を愛するなら 桜になれ
枝から枝へと花を求めて
春を告げる言葉を運ぶよう
耳から伝わる 春の囀りが
だんだんと大きく近寄る 去り行く冬を
見送り凍えた言葉の氷溶かし
桜しみじみ 咲かす花
記憶の流るる 川の岸辺に
春を臨んで想いの淡さ形にして
希望を膨らませて咲く
桜しみじみ ふわり咲く
目覚めたばかりの 春の感覚
照れるようにゆっくり楽しみ味わう
春らしい笑顔浮かべて
2010/3/2(Tue)0:59
HP