殘香〜yours〜

過去ログ356 2010/4/7 1:10

☆翼-KurosorA-
『きみのえがお』
君が笑った
僕の前で笑った

僕は嬉しくて
君に笑った、笑った

こんな風に
笑顔が世界中に
広がってゆけばいいな

そう思った
午後の陽射しの中で

君が笑った
僕も笑った

世界中が笑ったらいいな
地球が笑ったらいいな

君が笑った
僕の前で笑った

僕は嬉しくて
君に笑った、笑った


(-KurosorA-)
2010/4/7(Wed)1:10
HP

☆最中
俺は俺といるときの
お前しか知らねえよ

私はくらげになった。

ふうって重りの糸は切れて
すごく

すごく波に流された。

水面の上に辿りつくまで
ほんの数秒背泳ぎをして

初めて黄白のくらげを見た。

自分のこと
灰色な透明だと思っていた。

黄白のくらげは視界全部で
宇宙みたいに、大きかった。
2010/4/6(Tue)21:55

☆最中
月夜
見えるものがあります
世界はそれが全てで
大事なものかき集めても
かかえきれない

見えないものがあります
救われて気づいた
大事なもの守れたのか
分からないまま進むの?

なにがおきても
揺るぎないものがほしい

絶対、はないのです

ちゃんと歩きましょう
外は眩しい、闇が恋しい
目を開けていたらいつかなにか
見えるのかな
感じてもいいですか
きみのいない夜に
きみを想像する
光が生まれて
それが意味になる。


思いは蒸発します
いつか灰になる身体
消えてしまうものを
愛してしまう

悲しいのは承知です
聞きたいことは
天国はあるのですか
じゃなくて、そこには

なにがあるのか
いつもひとりの僕でも

孤独はこわいのです

上手く伝えられたら
闇はさびしい、光もこわい
自分の全部をみせるのは
やっぱりできない
甘えてもいいですか
きみが腕を広げ
笑ってくれてても
躊躇していた
正直になります。


なにがおきても
動じないきみだから

くるわせたいのです

見つめあいましょう
本当はずっと、とても、欲しかった
ふたりだけになれたらいいな
目に見えないきもち
信じてもいいですか
となりにきみがいて
光を創造する
どうしても動けなかったら
そのまま寝ちゃいましょう
しずかな夜
月がやさしく
笑っていました。
2010/4/6(Tue)21:51
HP

☆ぽまとりん
季節都々逸
ソメイヨシノの

開花を待って

ようやくカイドウ

花ひらく


※ソメイヨシノの開花を待ってカイドウが咲いた句。
2010/4/6(Tue)20:53
HP

☆彩 愛 美D
さくらしべ
 
舞う想いの 行く末なんて
誰も気にも掛けない春
咲き誇る夢の花園
眩い陽射しに包まれて

散り行く事を恐がっていては
どんな花も咲かせはしないもの

さくらしべ さくらしべ
最後の最後まで 美しく咲け
さくらしべ さくらしべ
例え花弁を失くしたとしても
まだ別れを告げるには 名残尽きぬ花の頃


迷い込んだ 真白き蝶
雪解け後の暖かさ
目を覚ましたばかりの春
夢見心地の朝に酔う

何処から何処までを 花と決めて
どんな花を咲かせたいと言うの

さくらしべ さくらしべ
最後の一花散り行くまで咲け
さくらしべ さくらしべ
散り行く花も また美しくあれ
心に残る桜 深く鮮やかに刻め


さくらしべ さくらしべ
葉桜になっても 最後まで咲け
さくらしべ さくらしべ
浅き春の日に想いを映して
美しく咲き誇り 名前残す花になれ


 
2010/4/6(Tue)0:29
HP

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