殘香～yours～
過去ログ434
2011/3/27 23:34
☆彩 愛 美SALT & SUGAR 何一つ
変わる事のない日常
そこに在るのが
当たり前の物を
特別必要な物だとか
気付く事もなかった
少なくなれば
簡単に補充出来て
それもサブ的な事で
メインでもない存在に
何の疑問すら抱けなかった
―事態は 急変する―
そこに在った
何もかも全てが
一瞬にして消え去り
物流ルートも
ズタズタに切断され
ここには何一つ
届かなくなった
今まで
感謝する事もなく
暮らした人達も
もう二度と
『ありがとう』と
言えなくなってしまった
本当に必要だった物
もっと早く
気付いて上げられたら…
2011/3/27(Sun)23:34
HP
☆amyどうして抜けるように晴れた日
光りでいっぱいのお空は
私の此処を締め付けるのだろう
明日の夕日なんていらないから
今日の、今の、君の声が欲しい
あの時私は笑っていたけど
脆すぎて柔すぎて
崩れ落ちる手前だったから
あんなこと言って隠した
指切りなんてしなくても
覚えていてほしくて
「きっと」は此処で強く
残ってくんだと想ってた。
果てしなくて切なくて
涙が止まらないのに
「またね」に足を止めても
縛られても
やっぱり、私はそれを望むだけ
明日は来る？
明日も来る？
指切りなんてしなくていいから
ね。
ただ そこに漂っていた
空気が温かかったから
少しだけね、花の香り
此処は何ひとつとして
変わらないから
冷たい風に掻き消されないで
流れてかないように
また芽吹くように
続いてくなら
そう願うだけ
指切りなんてしなくていいから
同じ想いだったらなぁ
ただ そこに漂っていた
空気が温かかったから
少しだけね、花の香り
想い出せるでしょう？
此処は何ひとつとして
変わらないから
思い出してね
強い風が吹いたって
掻き消されない
また芽吹くんだよ
淡い風が吹いて
青に溶けてしまう前に
私には刻まれていたよ
だって、またね、
手を振ったから。
2011/3/27(Sun)0:56
HP
☆海音なにかの予感なにかの予感
それはわるい予感
私にとっては
まるでいい予感
もし生きたときに
絶望してしまわぬよう
大切なものを仕舞う
かたく 硬く口を結び
つよく 強く抱き締めて
他に何もいらない
これだけは絶対に要るもの
みんながいなくなって
みんなが寂しくなっても
これさえあればいい
あてにならない予感だが
抱き締めて眠ろう
2011/3/27(Sun)0:30
HP
☆優愛キミに桜が舞ってる...
嗚呼、
もう、卒業なのか。
伝えられずに、
終わるのか...
そしたら、
この想いは
どこにいくのだろう...
この声は、
消えてしまうのか???
振り返ると、
そこにキミがいる。
たった、数十㎝。
それだけしか、
離れてはいない。
それだけしか、
離れてはいないのに...
キミまでの距離が
遠く感じる。
遠く感じるけど、
このまま、
終わりたくない。
伝えられずに、
終わりたくない。
だから、言うよ...
一度しか言わないから。
ちゃんと、聞いて..??
この想い、
届け、響け、
桜が舞う、
風に吹かれて....
キミが、
笑顔で笑った。
2011/3/26(Sat)9:21
HP
☆彩 愛 美夜桜の咲く街へ
後悔の無い 航海は無い
それでもみんな 船に乗り込んで
自分だけの海へと進み始める
先に何が待っているとも知らないままに
頭の中の海図通りに進めない事ばかり
それ程に現実は優しくも無いけど
あの夜桜の咲く街まで旅を続ける
僕等はどんなに潰されてもまた立ち上がり
強くもっと強く風に帆を張って今
また大きな波を一波越えて行く
自分の都合で 風は吹かない
ただ帆を張って 待っているだけでは
自動的に前へと 進みはしない
先に進むには自分から動かなければ
日一日と波は変わって違う波に出逢う
その度に航海の方法だって変わる
あの夜桜の咲く街まで辿り着くには
僕等は沢山の荒波越えて行かねば
必ずあると信じ 記憶の中の街へ
また戻れる事を強く望んでいた
海の底に沈んだ ムーとアトランティス
きっとその子孫達も
現在に生きているのだろう
あの夜桜の咲く街をまた造りたい
僕等はそのため生きて行く未来を目指し
強く今より強く 新天地を探して
また大きな波を幾度も越えて来た
2011/3/25(Fri)23:51
HP