殘香～yours～
過去ログ472
2011/10/3 23:38
☆彩 愛 美Independence
結婚だなんて 言葉だけで
今更縛られたくは無いのよ
もうあなたと 私の間で
そんな風には 想えはしないのよ
伝わらない想いを 何時までも
抱き締めて居られる程
優しい気持ちなんて 持てはしないのよ
何者にも縛られない 本当の私
一番大事な物 失くす前に気付いたから
もう私はあなたに戻れない
赤い糸はとても 気紛れで
何時までも繋がってはくれない
一度切れた糸が もう一度
繋げるなんて 有り得はしないもの
このまま同じ愛の 穴蔵に
住み続ける意味も無い
そろそろ外の光 浴びたくなる頃
背を伸ばして足を伸ばし 違う街の風
大きく吸い込んだ 潮風に噎せ返りそう
もうあなたは私を探せない
何一つ持たない 本当の自由
良くも悪くも 一人だけで歩く明日
一人だから解る世界 気付かずに居たわ
たぶん忘れていた 大事な事想い出した
恋はもっと自由に楽しむわ
2011/10/3(Mon)23:38
HP
☆彩 愛 美ラッキーなんかじゃない みんなが
口を揃えて言う
こんな大きな試合で
優勝出来るだなんて
ラッキーだったね って
ここまで
勝ち残って来たのは
決して
ラッキーなんかじゃない
チームみんなが
一丸となって
朝早くから
夜遅くまで
倒れそうになるまで
必死になって
頑張って来たから
それを
簡単な言葉で
ラッキーだなんて
言わないで
もちろん
この優勝が
終わりではないけれど
この優勝のために
たくさんの練習を重ねて
自信を着けて
ここまで来たから
この優勝旗の重みを
ラッキーと言う
簡単な言葉だけで
片付けないでいて
2011/10/2(Sun)23:48
HP
☆カーライル霊山寺の山道は霊山寺(ﾘｮｳｾﾝｼﾞ)の山道(ﾔﾏﾐﾁ)は
歩いても歩いても途切れない
沈んで行く太陽に照らされて
私の体は暖かくて軽い
霊山寺の山道は
歩いても歩いても途切れない
今、太陽は樹々の向こうに位置していて
木漏れ日が盛んに私を呼んでいる
霊山寺の山道は
歩いても歩いても途切れない
だいぶ歩いたが
奥之院まであとどれくらいあるのだろう
霊山寺の山道は
歩いても歩いても途切れない
道を曲がる度に同じ景色に会い
そろそろ嫌気が差して来た
霊山寺の山道は
歩いても歩いても途切れない
太陽は山の向こうに沈もうとしている
私を置き去りにするつもりか
霊山寺の山道は
歩いても歩いても途切れない
太陽はこんなに近いのに
追い付けない
引き返すべきか
歩き続けるべきか
霊山寺の山道を曲がると
朱色の鳥居があった
その先を覗き込むと
道が際限なく続いていた
鳥居には辯才天の名が刻まれていた
「引き返しなさい」
そう言われているような気がした
私は山道を下った
太陽はさらに沈み
たそがれが漂い始めた
私は一心に山道を下った
白いトラックが見えて来た
作業着を着た人が二人いた
人界に戻ったと感じた
私はさらに山道を下って
境内に入り
八体仏霊場と薬師湯の前を通って
霊山寺の鳥居をくぐった
振り向くと霊山寺は
すっかり蒼いたそがれの中にあった
私は冷えた重たい体と共に
現世の橋を渡った
2011/10/1(Sat)18:30
HP
☆彩 愛 美Which
ただの友様だよとあなたが
友様に私を紹介する
ただの社交辞令だよと言うけれど
妙にリアル過ぎる言葉
何か置いてきぼりをくらい
孤独感を突き付けられた感じで
2時間ドラマの何処か知らない
崖っぷちに追い込まれた気持ちになる
やり切れないこの気持ちを何処に
私はぶつければいいのかしら
場面 場面で違う態度ね
恋人だったり 友様だったり
その度に振り廻されてしまう私
違う振り子の両端で
都合次第で一転する
何処まで本気なのか解らなくなる
どんな顔で付いて行けばいいの
どちら付かずの答えに戸惑うばかり
ふと溜め息この想いを抱いて
このままあなたを愛せないわ
もういいかげんどちらかに決めてね
それなりの覚悟はしているつもりよ
危うい天秤のお皿の上
こんな気持ちでは愛せないわ
2011/9/30(Fri)23:32
HP
☆平井蓮華ピアスひさしぶりにピアスを入れてみた
少し窮屈だけど
すんなり入るのは
ピアスを開けてから
かなり長い月日が経っているから
ひさしぶりにピアスをつけっ放しにしてみた
慣れれば違和感なく
だけど少しだけ痛んで
耳朶が熱を持ってくる
まるで悪いことをしているみたいだ
ひさしぶりにピアスを入れてみた
少し痛むけれど
それさえも慣れれば
ピアスをつけてることを
やがて忘れてしまえるだろう
どんなことでも
慣れてしまえば…
2011/9/30(Fri)23:09
HP