殘香〜yours〜

過去ログ555 2013/4/9 8:41

☆ちゃげ
種からのスタート
2つの魂がこっちにあっちに
2つはまったく別のモノ、
不思議と
共有するモノがあるだけの別のモノ
それは、たまたま

どちらかに決めなくちゃ
正解と不正解

そんなはずはないのに
1つじゃないのに

心は2つ、体は1つ
入れモノは1つしかない
なんてややこしい
なんてやりきれない

全部を1つにまとめて
ぎゅっとまとめて
思いきり投げてしまえたら

そんな思いはどちらのモノなんだろう

2013/4/9(Tue)8:41
HP

☆ 彩 愛 美
散  花
 
この道を歩く時には
何時でもあんたを想い出す
違えた想いぶつけながらも
共に歩いた人だから

消え行く道に吹雪く花
見えない明日に時雨花

私の想いは何処にある
咲けない花よりましなれど
短い花時計鳴らしても
明日の風に消されるだけ


とっくに忘れていた事を
今更ながらに語る人
どれ程きれいに咲いたとて
昨日の花には戻れない

浮かない空は花曇り
晴れない胸に朧花

あんたの望みが何になる
今更叶わぬ夢蕾
一輪咲きの花のように
散らせてしまえば何も無い


ただ一輪の花でもいい
この想いがあんたに届くと言うのなら


見えない想いは花千里
往けども届かない茨道
閉ざした蕾の定め問えば
この身の明日は花ぞ知る


 
2013/4/8(Mon)23:48
HP

☆ 彩 愛 美
バードウォッチング
  
息を殺して
じっと動かずに
30分でも
1時間でも
飛んで来るまで
待っている

三脚を立てて
望遠レンズで
定焦点のピントで
鳥を驚かさないように
ストロボも使わない

急がず 慌てず
自分も人間では無く
景色の一部になって
絶好のタイミングを
ただじっと待ち続ける

時には餌付けをして
何日も 何ヶ月も
通い続けて
やっと撮れる
1枚だってある

自然を壊さず
自然と溶け合って
自分もまた
この自然の中で
生かされていると知る
その心を知ってこそ
本当の鳥の姿が
見えて来るのだろう
  
  
2013/4/7(Sun)23:30
HP

☆ 彩 愛 美
HALF WINDOW
 
半分だけ開いた 窓から覗いた
景色が忘れられないものになる
毎日毎日 見ているはずの
変わらない同じ景色なのに

同じ景色でも 相手次第で変わる
それがあなたなら 尚更だと解る瞬間

その時々の言葉や音楽と共に刻まれる
鮮やか過ぎるシーンのヴィジョンが
幾重にも絆の鎖となって愛を繋いで


半分だけ開いた 窓から吹き込む
風が運んで来る様々な音
そこに居るだけで周りの事が
手に取るみたいに理解出来る

プライベート気にして 閉め切っていては
つい逃してしまう大切な物語がある

ほんの僅かな違いで幸せを感じ生きられる
気持ちの持ちよう一つで変わる事
些細な事柄と切り捨てないで愛を注いで


風を感じるだけでもいいから
澱んだ空気の中では息苦しくなるから


あなたと二人向かい合わせの窓共に開けば
もっと深くお互いを解り合える
何時か全ての窓全開にして愛せるように


 
2013/4/5(Fri)23:57
HP

☆汐峪ゆう
本当は、ね。
睡眠過多で燻んだ眼窩に、生温い涙が滲む。
嗚呼、 またもや頭痛が酷くなるじゃないか。
私という人間なんぞの脳細胞では到底処理しきれない衝撃的現実が次から次へと押し寄せて来るのだから、心身機能もイカレてしまうよ。
明日になれば解決するさ!なんて根拠も無く断言できたら、どれだけ楽だろうね。
簡単な人生を捏ねくり回して、ややこしく小難しい哲学に仕立て上げるなんて、朝飯前だもの。
もっと上手に生きられたらいいのに、もっと器用に立ち振る舞えたらいいのに、そんなことを望みながら悩み続けるのさ。
こうして年老いて逝くのさ。
自分の人生を好きだなんて言えやしないけど、だからと言って嫌いな訳でもないんだ。
本当は、ね。
2013/4/4(Thu)1:07
HP

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