残香〜yours〜
過去ログ65
2007/1/16 3:08
☆英哩耽依存喉飴のどあめ
コンビニで売ってる
可愛いウサギさんの容器に
ピンク色の幸せが
たくさん詰まってる
一粒舐めたら
半径1メートルは
飴の色に染まって
回復する気がするの
乾燥したノドも
グチャグチャの頭も
壊れたココロも
治る直前には瞳が潤んで
雫が溢れてく
ポロポロポロポロ
幸せはなんですぐに
消えるんだろう?
あたしはなんでこんなに
不幸なんだろう?
満たされるのに虚しいのは
貴方に抱きしめられて
ふわりと香る一瞬に
何故か似てる
飴を舐め終えると
やっと声が出せるようになった
もしあたしが子供なら
『助けて!!』って
叫べるのに
ウサギさんが嘲ってる
飴をもう一粒口に含んだ
涙がまた溢れた
2007/1/16(Tue)3:08
☆kai愛しくて 愛しくて温かな水の在処
君は何を思い
そこに来た?
幸せの宮は
暗くなかったかい?
寂しくなかったかい?
大きな産声上げる君は
とても小さく
だけど凄く輝いて
愛しさが溢れ出た
小さな手で小さな足で
小さな体で小さな命で
私に会いに来てくれた
嬉しくて 嬉しくて
愛しくて 愛しくて
小さいけど
お腹の上に乗せられた
重みは
ずっと大切に守るから
だって
愛しくて 愛しくて
仕方ないから…
2007/1/15(Mon)15:29
HP
☆なでしこ88号走る、思いガタンゴトン
電車が走る
ガタンゴトン
今日も電車が走る
窓から見る風景は
まるでマンガの
効果線を描くように
すうっ、と通り過ぎて
だから私の情景も
まるでマンガの
効果線を描くように
すうっ、と通り過ぎた
あまたの人の絆を
引き裂いてしまった
事故の爪痕は風化し
今日も電車が走っている
あの日あなたは
あの電車に乗って
あの事故に遭って
あの遠い所へ旅立った
あなたが最期に見た
風景は何だったろう
あなたが最期に思った
情景は何だったろう
ガタンゴトン
電車が走る
ガタンゴトン
今日も電車が走る
今は遠く離れた
あなたへの
思いを乗せて…
今日も電車が走る…
2007/1/15(Mon)12:43
HP
☆英哩耽ニルヴァーナすべてを疑った末に
デカルトさんはこう言った。
『われ思うゆえにわれあり』
この言葉が全くわからないまま
21歳を終えようとしてる。
疑って疑いぬいたって
疑ってる自分の存在さえ
あやふやに思えてしまう。
デカルトはどうやって
《自分》を証明したんだろう?
どうせいつか死んだって
何かを信じたって
天国にも地獄にも高天原にだって
行けない。
草木になっても神には
なれない。
センティメンタリズムを抱いた牡に
どうしてそう感じたの?
って聞いたって
きっとその牡だって
ちゃんとはわかっていない。
だってそれは恋だから。
それでもあたしは
心の底から疑って
真っ直ぐに見つめて
頭は悪くてトロくても
何かを解ろうとする。
デカルトも自分も貴方も恋も。
でもね、
キャベツと卵のみそ汁かけたごはんは
夜中に食べたら
とても美味しい。
これだけは疑えません。
さっき見つけたあたしの『定理』。
2007/1/12(Fri)6:20
☆北条朔夜亂俗の華亂俗(らんぞく)に泅(およ)ぐ一輪の華よ
其れは希望
憧れ
嫉妬
僕の掌(てのひら)に落ちて來(く)る時
君は枯れる事すらも無い
眩しい程に瀟灑(しょうしゃ)なる華
誰にも應(こた)えず一人ぼっちで
ただ美しく生きるといえども
飽いて戀(こい)をする事もある
亂俗に游(およ)ぐ一輪の華よ
其れは羨望
憬(あこが)れ
自虐
僕の掌に堕ちて來る時
君は枯れる事すらも無い
もどかしい程清介(せいかい)なる華
誰とも交えず一人ぼっちで
ただ美しく生きる虚しさ
一度だけでも戀は叶わず
亂俗奉る一輪の華よ
其れは神君(しんくん)
憧憬(しょうけい)
恐怖
僕の掌に墜ちて來る時
君は枯れる間も無く昇る
2007/1/11(Thu)22:21
HP