残香〜yours〜

過去ログ88 2007/4/10 0:07

☆はち
貴方が泣けない分
私が涙を落とすよ

暗い雨の中
私は傘を持って
迎えに行くよ

たとえ
その場限りでも

たとえ
都合のいい女でも

貴方の横にひと時でも
居られるのなら

私の居場所をくれるなら

他に望むものなんて
これっぽっちもないの
2007/4/10(Tue)0:07

☆夏津
foryou
君は今、

寒い公園でひとり

夜空を見上げてる


君が受けたキズ

君が請けた痛み


少しだけ私に話して
ありがとうと云う。


慰められたのは、
私のほうで。


君は今

寒い公園でひとり

夜空を見上げてる


君が想うたった一人の人

君が泣くたった一人の時


きっと弱い所は誰にも
見せたくなくて

だからいつも、明るく
振る舞うのだろう


君は今

寒い公園でひとり

夜空を見上げてる


星を採ってくれだとか、
我が儘云っていいんだよ


もう少し、もう少し、
私があなたを慰めたいよ
2007/4/8(Sun)1:12
HP

☆砂時計☆隆志
自分模様
鼻歌唄いながら手を繋いで歩いた
何気ないそんな時間が大好きで

小さな花を見つけては掌に乗せた
ただただ見つめては微笑み合って

言葉じゃない別の表現で
理屈じゃない素直な気持ちで
ほんの少しの喜び見つけ
自分なりの笑顔へと繋げる

肩の力を抜いてみたり
空に両手かざしてみたり
迷いを感じた時こそ
立ち止まって深呼吸

見えなかった新たな世界
気付かなかった自分の弱さ自分模様が見えて来る

時には強く気で突き進み
時には寝そべって休息する自分に見合ったペース
自分で見出だしたリズムが必ずある
2007/4/6(Fri)16:36
HP

☆砂時計☆隆志
心の色
全てが灰色に見えた景色

何もかもがマイナスへと作用して

真っ黒な空から涙零れた

大好きな月も星の輝きも

今の僕にはただの飾り

心が満たされず…コントロール出来ず…

真っ白な紙に想い書き記す

青い空が見たくて

脇目も振らず全力で走り続ける

周りの声にも耳を傾けず

僕の心の色の変化を求め

様々な色を混ぜては

ひたすらため息を吐く…

桃色溢れるこの季節に

自分の中で眠り続ける遅咲きの桜

少しずつ膨らますつぼみ

甘い香りを漂わせながら

僕の心の色も明るさよみがえる
2007/4/2(Mon)16:39
HP

☆ふう
わらべうた
さくらの花はいつひらく
山のお里にいつひらく

私の夢はいつひらく
愛の中でいつひらく

さくらの花はいつ匂う
笑う七の子遊ぶころ

乙女の夢はいつ匂う
彼女の夢が醒める頃

さくらの花はいつ踊る
うたう七の子眠るころ

乙女の花はいつ揺れる
うたう春風うたうころ

さくらの花はいつ朽ちる
死んだ七の子のぼるころ

乙女の玉の緒いつ朽ちる
身を焦がすよな恋が終わるころ…
2007/4/1(Sun)0:30
HP

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