殘香〜yours〜


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Name 瑠璃

螺旋


心の闇の奥底にいくと
実はもう答えなんて出ている

邪魔をしているのは
感情という螺旋

本当はとてもしんぷる
その螺旋をこえさえすれば

心の中に蠢く螺旋
それをきっぱり断するのは
強靭な意志と柔軟な知性

仄暗い闇の中で


******************


ユキティです。

瑠璃の名でHP始めました。
またよろしくお願いします。
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Name 彩 愛 美

Paper Drive Lover



signal signが 黄色く変わって行く
ここでブレーキを 踏むのか
このままアクセルを 踏むのかを
迷っている内に 途中で赤に変わってしまう

優柔不断な恋は 何時も未確定で
最終ステージに 辿り着く前に
低いレベルのままで game over になる

何時もが通行可能な 青ばかりじゃない
隣で指示を出してくれる 教官も居なくて
恋のハンドルをまだ 一人では握れない


zebra zone の真ん中で 停まったまま
前にも後ろにも 動けず
ただ邪魔な存在に されて行く
あからさまに痛い視線を 私に投げ付ける

中途半端な想いじゃ 飛び込めなくて
最後までピッタリと 付いては行けない
直ぐにはぐれてしまい 迷子になる

何処かで手を引いてくれる 事を期待して
甘えて自分から一歩を 踏み出したりはしない
恋の道筋を決める 事も出来なくて


小さく纏められた教習所の 限られたコース
迷う事も無い護られた中でしか 走れないのね


広くて大きな流れに 合流出来ない
ランプで動けずもたついて 立ち停まっている間に
恋の更新を忘れて 行き場を失くした


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Name 彩 愛 美

仮面夫婦



男装の 麗人と
女装の 紳士が
出逢う 舞踏会
きっと 人は皆
誰にも 言えぬ
素顔を 隠して
生活を 続ける

同じ 空間の中
ずっと 過ごし
互いを 熟知し
知った はずで
何も 知らない
本当の 事など

奇妙に 出逢い
上辺の 顔して
付き合い 続け
気が 付いたら
偽夫婦 として
暮らし 始めて
そして 互いに
束縛を 重ねて
相手の 秘密を
一つ 残らずに
知りたい って
仮面の ままで
責め立て 競う

でもね 秘密は
多少 ある方が
上手く 愛せる
かも 知れない

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Name 彩 愛 美

私が私であるために



私にしてみれば 女性特権を棄ててまで
男女同権なんて 要らないわ
5時きっかりに 仕事を終えたいし
生理休暇だって ちゃんと取りたいわ

女の子は男の子が想うより ずっと忙しくて
やりたい事だって たくさんあるのよ

朝から晩まで 一日中仕事していれば
もうそれだけで 許されるみたいな
生き方なんて 出来ないものよ


女の子の『きれい』は 長くは続いてくれなくて
それなりのケアだって 必要だわ
お風呂だって 睡眠時間だって
『きれい』を維持するのは 簡単じゃないわ

誰かのために誰より きれいで居たいと想う瞬間
たくさん重ねて やっと女になる

女の子と男の子は 別の生き物なの
同じラインで 考えられないわ
その事に 気付いただけなのよ


デートで割勘なんて 絶対考えられない
形だけの男女同権に 拘ってまで
女の子である自分を 棄てたくはないわ


私が私であるために 今必要な事
その本当の意味を 考えている
誰かに 決め付けられたくない
誰かに 与えられたりしないで


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Name 彩 愛 美

Virtual Human



もし 違う誰かにって
時々 考えてしまう
現実世界では
指紋や 血液型や DNA
性別や 年齢や 身長差
その他 諸々の事柄等
簡単に 変える事って
出来はしないけれど

バーチャルと言う
仮想空間の
名前も 性格も変えて
別な 人間になる

たくさんの人を殺した人が
人を傷付けるのはいけないと
人の道を説いたり
頭がいい訳でも無いのに
辞書を牽いたり 調べたり
頭がいい振りを続けて
努力を重ねている内に
本当に 頭が良くなったり

軽い 変身願望は
本当に変わってしまうのを怖れ
直ぐにも 現実世界へと
戻れる 確証があるから
バーチャルなんだ
だから 人は皆
この不思議な異世界の中で
異人達との 矛盾に満ちた
コミュニケーションを
続けているのだろう
何一つ 疑いもしないで

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Name 休齋

 ぬばたまの
 更けて灯せし
 雪洞に
 眼の冴えも
 終ひぬ丑三つ

 ぬばたまの
 ふけてともせし
 ぼんぼりに
 まなこのさえも
 つひぬうしみつ


。中々寝付けない深夜にて

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Name 休齋

【四季の冬にて】
 暖かな冬に冷水を浴びる様に
 唐突な寒気に身体の芯に凍る
 四季はそれぞれに相応しけく
 在るがままに在りて四季なり
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