月いろの手紙  SONG NOTE2/FREE

過去ログ167 2009/4/23 10:53

●Love
水の街
ざざあ、ざざあ、潮騒の音が聴こえます。

ガラス窓を滑り落ち、黒いコールタールに
跳ね返り、楽しそうに、はしゃぐ滴たち。

ゆらゆら藻のように立ち並ぶビルの間を
色とりどりの魚が、泳いで行きます、

此処は水の街、蒼い風景が、どこまでも
広がっています、今日の雨は止みそうに
ありません、いつまでも、いつまでも、
降り続けています…………………………
………………………………………………
2009/4/23 10:53
HP

●こぴ
廃墟
何かあったんだろ
ここには
何も無くなったのか何故か

光さえ
形ないものとして
溶けて流れて
ああ、跡形もなく!

ギターを泣かせて
歌う程、軋む景色

虚無を感じて
握り締める空間
耐え難き孤独と向かい合う

このまま死んでゆくのか

一度の栄光もなく、
愛も夢も感情も物質も
完全な幻として
ああ、跡形もなく!

今、私が立ち尽くすのは
完全なる、あああ・・・
痺れ始めた、あああ
壊し尽くした世界に
ステージは回る
歓声を捩伏せた
無惨な屍に
ライトさえ、背いた

廃墟のような、しわがれた声
廃墟のように無茶苦茶なメロディ
色すらない廃墟を
ライトは照らした
無惨な姿に

夢はさ迷う
心は感じる事を止め、
産まれた意味すら失ってゆく
そう、痺れて霞んで
壊れて、ゆく
見世物のように
不様な姿を晒し、

この廃墟の中、
一人、立ち尽くす


調子の狂った
無茶苦茶なメロディ奏でながら

打ちのめされ
一人、立ち尽くす
2009/4/21 21:57
HP

●こぴ
ワイルド・ダンスを・・・
歌は夜のしじま
明け方まで響いた
ベッドはドラム
ビートを叩いた

スプリング・ベッド
愛しいあなたと

無くした理性で
野性のダンスを


求め続けた
名前を呼んで。

時間を撫でた
手探りで。

砂のようにはかなくて
水のように頼りなく
火のように揺らめいて
いずれ消えてしまう
この愛しさを

胸に刻もうと
真摯に向かい合った

生きてる意味を分かち合い

強く強く
結び付いた

刹那な愛に
全てを賭けた

一瞬のあなたとの
真実(マコト)に熱くなる


やがて訪なう
愛の終わりは
今は無いものとして
しっかりあなたと
結び付き

歓喜の涙を、流した・・・


歌は夜のしじま
明け方まで響いた
ベッドはドラム
ビートを叩いた

スプリング・ベッド
愛しいあなたと

ワイルド・ダンス
狂ったリビドー


文明をなくした
野性のダンスを・・・
2009/4/21 21:56
HP

●野良猫
特別な日
あなたを
恋人と呼べる日
あなたを
彼氏と呼べる日
あと少し…
あたしが特別になる日

あなたの恋人になる日
もうあたしは
一人じゃない
あなたが特別になる日
あなたが
特別をくれた日
あたしは
あなたに幸せを貰い
あたしが
あなたを幸せにする



い つ も
置 き 詩
有 難 う
ご ざ い ま す

2009/4/21 12:05
HP

●yukako
季節
久しぶりに来てみたら
ずいぶん景色が変わってた。
あの頃あった物がなくなって、
知らない物ができていた。
思い出が少しずつなくなっていくよ。

次は何が変わっていくの?
僕も変わってしまうのかな?
2009/4/21 11:26
HP

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