月いろの手紙 　SONG NOTE2/FREE

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過去ログ216 2011/9/14 20:40

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●きゅー☆
コンダラ
「重いコンダラ

試練の道を」


あ〜あ

運動部なんかに

入るんじやなかった


時代錯誤のたて社会

階級制度に支配され

一年坊はボールにも

触らせてもらえんし


毎日 部活で

やってることは

ひたすら

球拾いと

グランドの整地


先輩が上がったあと

トンボとコンダラ

これも階級があって

「みどころあり」は

トンボがけ

「みどころなし」は

重いコンダラ


根性なんて

サラサラない

怪我でも理由に

退部しようかなぁ


「燃えたぜ！」


重いコンダラ転がしながら

汗を拭い夕日を見ていたよ

マネージャーのあの娘がさ

「がんばってね」って言う


こりゃやるしかないじゃん


こりゃやるしかないじゃん


沈む夕日は逆光のスポット

あの娘がちょっとデブでも

効果で美しく見えた瞬間さ

オレは黄昏の中のヒーロー


彼女にはこのブサイクな顔

逆光の中で見えやしないさ

光る汗だけがキラキラして

オレは黄昏の中のヒーロー
2011/9/14 20:40
HP

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●灯台
トイレ
ト
留まっていた疲れが
どっと出る
汗だくの秋

イ
痛み
腹痛
我が家の安らぎ

レ
連続
２晩連続
若くはないと知らされる
2011/9/12 12:32
HP

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●ハク
秋風
　


夏を遊び尽くして疲れた
空が溜め息を吐く様に


落ち葉を道連れに
突風が通り過ぎてゆく


足を止めた私の背中に
“帰りましょう”…と添えた

あなたの手の温度を
温かく感じる季節


秋の吐息がそっと
空にこだました
2011/9/12 8:38
HP

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●灯台
通り雨
通り雨何度もあるけど
虹も何度も見える
自然とは
恐れと希望の繰り返し

通り雨
でも風は強くて
傘をすぐ壊す

通り雨何度も濡れるけど
暑い残暑はまだ続く
自然とは
演技を含めた
命の謳歌
2011/9/5 15:10
HP

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●きゅー☆
ふたり
そのてを

はなさないで

もう にどとあえなく
なるかもしれないから


いまは だだ

いっしょにいられる

ぬくもりを

かんじていたいの


はなもさかぬ

だいちにふたり

ぽつんと

とりのこされたように


せいいっぱい

ばばたいている

いつかおちることも

わすれて


そらは


ようしゃなく だいちをやきつくし


ようしゃなく あめをふらす


それでも

いきてゆこうと

ふたりは

ちかったはずなのに


はなもさかぬ

だいちのしたで

ふたりは

べつべつのみち


おなじそら

みあげて

とべない

はね はばたかせる
2011/8/30 0:58
HP

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