月いろの手紙  SONG NOTE2/FREE

過去ログ223 2012/3/17 8:43

●ぽち
あとがき
競うように building
規律、規則、大層立派な
でもだからこそ僕には「無縁な街並み」
妙にくたびれる気がする

今が旬と本の表紙 渡り歩く様々なトピック
もう下手な芝居みたい踊らされたいのに
「踊れぬ」現実慣れした悲しみ

太陽を蹴散らかし 青空を駆逐した
今じゃ流行らないだろう憂鬱を
伸び切った8ミリフィルムに沈める
無理やりに でもそれとなく

「この世界を手中に」
なんてさ、もうぬるくなったビールみたいに
味気ない想い抱くようで
腕を広げても収まり切れぬほどの「どデカい世界」
今ならば思えるんだ
そう僕の吐き捨てる戯言が
「戯言」であれるように

その進行止まらずに 生活範囲は狭まり続けてる
保たれた「雛形」みたい綺麗な毎日
見る分には僕もいいと思うけど

体を動かしたり 森林浴してみたり
時にひどい風邪なんか引いたりする
「四季にあわせ変わる呼吸」が不慣れでも
生きている その実感を

「この世界に永遠を」
なんてさ、絵空事、お伽話のまんま
もう胸の中だけでいいから
夢を描いても描き切れぬほどの「どデカい世界」
今だから描けるんだ
そう僕の吐き捨てる戯言が
「戯言」であれるように

きっと ずっとつらいこと 寂しいこと
並べたって 並んだって 僕らの世界は続いてく
未来は無くなりやしないから

「僕の話のあとがきに」
すべては絵空事、お伽話のまんま
もう胸の中だけでいいから
夢を描いても描き切れぬほどの「どデカい世界」
今そっと添えてみるよ
そういつも吐き捨てた戯言が
「戯言」であれるように
2012/3/17 8:43
HP

●ぽち
緑地化計画
「いいな」ってさ思うこと、思えること
あなた様はいくつあるんだろう?

少しばかり年老いて いくらか世界のこと知って
こんなもんと得意げに言えたって ちっとも嬉しくもない

なのに僕らどうしてか たぶんは親しい人にだって
そう易々と胸のうち明かさずに 低く自分を見せてる

もしや ココロ 砂漠化計画してる?
ときどき訊ねたくなってしまう僕がいる

「いいな」ってさ思うとき、思えるとき
あなた様は今もあるんだろうか?

くたびれたって言うほど 本当は疲れてもいなくて
プライベートはそこそこ満たされて 時間は足りないくらい

実践 ココロ 緑地化計画してる
爽やかな風、春のイメージで吹かせてみる

「いいな」ってさ思うこと、思えること
無意識でも脳裏にいくつか浮かんで
「それもこれも」と集めるうち数は増えた
笑顔ってほどじゃなくても
いつも良い顔していたい

戒め「ココロ裁くか」むやみやたらと
しすぎての肌荒れだなんてどうかと思うから

「いいな」ってさ思うこと、思えること
困るくらい僕にはいくつもあって
「それもこれも」と増やしては手を伸ばしてる
笑顔ってほどじゃなくても
いつも良い顔していたい

そしてあるときそれも
ふっと「いいな!」に変わるから
2012/3/10 15:45
HP

●りく

午前3時にティータイム
午後3時にはシンデレラ
2012/3/8 7:25
HP

●みこ
海星。
くねくねくね、くね。

うねる、海星。


揺れて、揺られて

海の散歩。


気の向くまま

気ままに、


安心ってこうゆうことかな。


和むってこうゆうことかな。


…だって、
誰よりも知っているんだ。


この海のこと。


幾つもの水の粒よりも、


    2012.03.07.
2012/3/7 22:32
HP

●アリス
居場所
見世物小屋から覗く目玉

窺う様にギョロギョロと

笑う形に細めた目玉

視線の先は血池の戦

特別などどこにもない

中も外も見世物状態

常識を掲げた誰かの首が

非常識として飛ばされた

体のない口は言うだろうか

それでも僕は正しいのだと

何かを否定した瞬間

そこに正しさはなくなる

君の常識はきっと

僕の不快感になるだろう


あの目玉はまだ保守的だ

無駄な干渉のないぶん

利口だと言える

あれこそが正しい客の姿

中と外が逆転して

小屋の外が見世物になった

目玉は笑っている

伝えたい事示す手段はなく

力一杯細めて笑っている

誰がそれに気付くのか


目玉のくりぬかれた顔は

まだここに戻らない
2012/3/1 16:00
HP

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