月いろの手紙  SONG NOTE2/FREE

過去ログ234 2012/11/19 0:11

●ぽち
木枯らしの詩
木枯らしが吹きました
昨年より二十と三日遅く 木枯らしが吹きました
やっとこの街も冬らしくなりました

暖房が必要です 厚めの掛け布団が必要です
でもね、まだ僕の部屋着は半袖です

ぽっかりとココロに穴をあけたまんま

木枯らしが吹きました
今日は北の方で強い寒気が入り雪が降りました
明日の朝まで降り続けるみたいです

そう僕は嫌なんです この身を切る寒さが嫌なんです
でもね、まだ僕の部屋着は半袖です

ずっしりとした矛盾を胸に下げたまんま

まるで君への詩(うた)みたいです
今は遠き君への詩(うた)みたいです
木枯らしの詩
僕の嫌いな木枯らしの詩

空は黒く重く このココロのそれと重ねてみる
結局ゆうべは流れ星観れなかったんです

木枯らしが吹きました
昨年よりもいくらかは冷たく 木枯らしが吹きました
やっとこの街も冬らしくなりました

まるで君への詩(うた)みたいです
今は遠き君への詩(うた)みたいです
木枯らしの詩
僕の嫌いな木枯らしの詩
2012/11/19 0:11
HP

●灯台
嫉妬と人生
嫉妬しない人はいるだろうか?
でも嫉妬は愛じゃない

嫉妬しない人はいるだろうか?
でも個性が人生

嫉妬しない人はいるだろうか?
でもだから
前向きに生きる努力に
休日はない
2012/11/12 4:15
HP

●VICTOLIA
repeat
アスファルト
流れる風を受け止めた
未熟な希望
壊さぬように握りしめて

今はまだ悲しい歌でも
きっとこの先には
明るい歌を唄えるわ

まわる時計の針のように
繰り返し続けるこの世界にも
新しいつぼみが今...


三日月
流れる時を眺めてた
未熟な心
壊れぬように抱き締めて

怖い夢の後には
必ず確かな未来で
明るい歌が響くわ

まわる時計の針もちゃんと
期限があると知ったこの世界にも
生まれ変われる時が来る


残酷にすぎるこの時でさえ
愛しく思えるそれでも
未熟な僕らは光を求めてしまう


まわる時計の針のように
繰り返し続けたこの世界も
いつしか気づく日がくる

まわる時計の針もちゃんと
期限があると知りこの世界も
生まれ変わろうとするだろう
新しい花が咲くわ
2012/11/5 16:51
HP

●灯台
仕事
投げ出すな
仕事を投げ出すな
少しでも希望があるなら
最後まで
誠意を尽くそう

投げ出すな
仕事を投げ出すな
人が人であるために
人の中で愛を

投げ出すな
仕事を投げ出すな
担ぐ人がいる
担がれる人がいる
でも自分を見失わないことが
真実への近道
2012/10/26 3:33
HP

●ぽち
空芯
少しだけ難しい言葉を探してた
もう少しだけ大人に見られたくてずっと探してた

僕との違い 君はそう大人びていて
「不安なんです」 置いていかれないかと
いつも不安なんです

君はこの蒼く 広く 深い空
僕はそれを飛び回る小さな鳥
いつだって中心を探して旅する小さな鳥

事実より大袈裟に手振りまでつけてみた
あと少しだけふたりで話していたくて口数を増やして

夢との違い 僕はそうただの臆病で
「不安なんです」 嫌われやしないかと
今も不安なんです

やがてこの蒼く 広く 深い空も
僕自身の重みで飛べなくなる
悪い夢 悪い方へばかり行ってしまって

その笑顔は優しくて だからつらくて
ぐるぐる ぐるぐるとただ彷徨うんです
この想いの余計な所までも

君はこの蒼く 広く 深い空
僕はそれを飛び回る小さな鳥
いつだって中心を探して旅する小さな鳥
夢見ては空芯求めてる
2012/10/24 23:00
HP

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