月いろの手紙 置き詩版

過去ログ269 2014/10/23 23:19

●玖妙夢堂
遡行〜one & only〜
 
時を遡る事ができたなら
出逢う前の君に出逢って
呑んだ言葉を声にしたい
そしたらもっと長い夢を
見続けて居られたのにと
腕の中で寝息を聴き乍ら

変えられぬ今を愛おしむ

時を遡る事ができたなら
制服の儘の君を征服して
尽きぬ愛撫を痣にしたい
そしたらもっと甘い夜を
抱擁して過ごせたのにと
窓を打つ秋雨を聴き乍ら

換えられぬ今を愛おしむ
 
2014/10/23 23:19
HP

●灯台
評価
評価が怖い
毎日評価が怖い
でも評価されたくて
詩を書いている

評価が怖い
毎日評価が怖い
でも愛されたいから
いつも誰かを愛している

評価が怖い
毎日評価が怖い
でも一人では生きられない
だから勇気で生きている
2014/10/20 0:17
HP

●あすか
唯一を受け入れて
流れてゆく時間に
流されるのは
わたしか、世界か、

取り残されたような気分に浸り
ほんとはわたしだけが
進んでいるのかも
すべては気づかずに

ついていけない
置いてかないで
縋り付きたいこの手を
のばさずにいられたら
大勢の中のひとりではなく
たったひとつのわたしの世界

うみだせ
流されるな
2014/10/18 0:08
HP

●ぽち
一円の価値もない言葉
 
いくらか前に口を滑らせたこと
蒸し返してみる
ボクの見たどの夢の中でも
百数十年後の未来
人はまだ生きている

でもね、それだけで何の心配もないって言えないよ
所詮は「夢」なのだから
正直一円の価値もない言葉
期待はしちゃいけないと思うんだ
それに何より「その夢」は決してなぞってはいけないよ

絶望の中に咲く花を待ちながら
夢の続きの分岐点をボクは探してる
 
2014/10/16 3:23
HP

●灯台
生きる力
緊張と解放
そのバランスで生きる

勇気と希望は
見えないものを見ようとする力
2014/10/16 2:56
HP

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