月いろの手紙 置き詩版

過去ログ271 2014/11/13 0:12

●龍桜雪菜
生きる意味
夜明けの頃に独り
震える心 抱き締め
立ち止まる
涙 溢れ止まらない

もう これ以上
生きる意味が
解らないよ

涙が溢れるのに
どうして いないの?
温もり求めて
手を伸ばすのに
その手は空を切る

そばにいてとさえ
言えない臆病な自分
涙 止められない

夜が終わらないと
言うのならば
すべてが
終わってしまえば良い

強いつもりでいた
それなのに
もう独りでは
歩けない

傷付くことには
慣れているハズなのに
心 壊れそう

もしも 変わらない
愛があると言うならば
今すぐ抱き締めて

想いが溢れて
もう 歩けない
そばに来て
生きる意味を
教えてよ
2014/11/13 0:12
HP

●玖妙夢堂
秋陽〜stroll〜
 
手を合わす君の願いを
覗き見したい秋の午後
境内に弾む制服たちの
眩しさが少し羨ましい

傍らに在る確かな温み
梅ヶ枝に記憶を結えて
また一緒に歩んでゆく

時の遥かを君と巡って
今へ導かれる秋の午後
館内に並ぶ什物よりも
輝くその眸に囚われる

傍らに在る確かな温み
参道香る甘酒に口づけ
また一緒に酔うてゆく
 
2014/11/12 23:28
HP

●龍桜雪菜
山茶花
受験だ試験だ入試だと
皆が必死になっている
そんな中で私だけ
どうして身動き
できないの?

悩み 苦しみ 困惑しても
周りは私を見もしない
未来を選べず立ち止まる
そんな私はいつも
サボっていると思われる

焦りが募り
苦しみ増して
それでもいつかは
歩き出したい

そんな貴方に
私は花を贈ります
花束にして贈ります


[困難に打ち勝つ、無垢]
2014/11/10 0:06
HP

●龍桜雪菜
キッカケ
大雪が降ったために
車は長い列を作る
運転する君は
疲れで苛立っていたね

無言の時が耐えられなくて
つい軽口が出てしまう
それがキッカケ
小さなキッカケ
いつも喧嘩になってしまうね

私も君も もしかしたら誰もが
人に期待しすぎてる
それは自分が完璧じゃないから
それを知っているから
足りない全てを求めてる
だから誰もが 人を傷付ける

会えば喧嘩になってしまう
それなのに 会いたくて
離れられないのは何故だろう

都合が悪くなると
理詰めで相手を責めたり
言い訳してばかり
そんなダメなとこだけは
私と君は良く似てるね

多すぎる言葉の中から
いつもなら合う物を
息するように簡単に
選べているのに
外面だけは完璧なハズなのに
どうしてだろうね
君には意地を張りすぎちゃう
良いトコだけを見せたくて
背伸びしちゃうんだ

安らぎとか 真実とか
そんな形のないものばかり
いつも求めていた
でもね キスしたり
抱きしめ合ったり
多分 それだけで良かった

当たり前の日常が
本当は一番幸せだと
今になって気付く

過去は消えたりしないから
過ぎた時に背を向けないで
いつかまた笑えたら良い
残った傷跡も
いつか愛した証になる

雪が降ると思い出すよ
車に乗ると思い出すよ
君のことを
だってそれらは
君へと繋がる キッカケ
2014/11/8 23:22
HP

●ぽち
 
【流れくるラジオより自由な僕の独り言】

君を思うだけでいいのなら
僕はその代表的存在になれただろう
そうだよ、君を思うだけでいいのなら
きっとそうだよ

なんて惨めなこと並べてみる

流れくるラジオより自由な僕の独り言
「今更」とか もうそんなこと言わないよ
ちゃんと僕の中じゃ片付いてる
でもね、諦めとは違うよ
言うなれば「素敵さ」ってやつ
分かるかな
どうかな

明日は金でなんて買えないけど
今ではほらご自由にお取りくださいとある
何故かな、少し得をした気分になる
きっとそうだよ

なんて心にもないこと並べてみる

流れくるラジオより自由な僕の独り言
「不幸」とか もうそんなこと言わないよ
最早「どうだっていいこと」だらだらと
でもね、今はそれでいいんだ
僕は僕の在り方を二度と問わないよ
問わない

そうだよ、考え方次第と散々言われて
だけど納得できなくてうだうだと
もう本当バカみたいだよ

流れくるラジオより
自由な僕の独り言
「不幸」とか もうそんなこと言わないよ
最早「どうだっていいこと」だらだらと
でもね、今はこれでいいんだ
僕は僕の在り方を二度と問わないよ
問わない

なんて心にもないこと並べて
過ごす今日を
きっと明日もそう・・・
そうだよ
 
2014/11/8 16:22
HP

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