月いろの手紙 置き詩版

過去ログ306 2016/6/4 3:33

●灯台
決意
寄りそって生きる
最後は誰もいないから
いまを慈しむ

私が私である限り
2016/6/4 3:33
HP

●灯台
友達
歌って仲直り
20年かけて仲直り
それも
生きていれば
生かされていれば
2016/5/30 4:20
HP

●ぽち
時の守り人
 
3.5m

ホトトギスの会話
ボクの部屋の空気清浄機がそれに加わる

その間で焦点の定まらない想いに気付くボク

そう時の守り人が外を彷徨いてる
 
2016/5/24 4:57
HP

●玖妙夢堂
所作〜evening〜
 
紅茶を口に運ぶ其の所作にさへ
色香見つけてしまふのは、さう
夏日の殘る夕暮れのせゐだらう
そしてこの瞬間を思ひ返しては
身悶えして次の約束數へるのか

觸れて氣付く、逢へぬ戀の深さ

日常を語り乍ら笑ふ胸元にまた
接吻浴びせたくなるのは、さう
滿月の迫る高鳴りのせゐだらう
そしてこの妄想を夢に描いては
心焦がして次の抱擁求めるのか

重ねて尚遠く、補へぬ戀の深さ
 
2016/5/21 0:09
HP

●灯台
見る
見て生きる
視力は落ちた
でも今日も
テレビを見て生きる

見て生きる
友達の働きぶりを
土日は見て生きる

見て生きる
最近は
スマホの画面が多いけど
でも朝は
両親の笑顔を励みに
今日一日を生きる
2016/5/16 1:50
HP

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