殘香〜yours〜

過去ログ587 2013/10/16 21:19

☆でみたす
碧色の親愛
初めて逢ったその日から
あなたの虜だった
奏でる音は世界を包み
退屈な人生を鮮やかに染める

君の光とならん

もっと想うままに
体の感じるままに
脳より早く反応する心
従ってみない?

君の微笑みはいつも穏やか
愛しい者を見つめる瞳
碧色が美しいそれは
最大限の親愛の証

またこうして出逢えたこと
互いに惹かれ合う奇跡
何処に居たって探す
世界で一番の音を
共に奏でたい 碧色の君を
2013/10/16(Wed)21:19
HP

☆、彩 愛 美
傷だらけのダイアモンド
  
この星で
最も硬い鉱石で
どんな事があっても
傷一つ付かない
人は何時だって
そう誤解する

確かに
スクラッチによる
傷は付きにくく
光の反射率も高く
その美しさは
壊せはしないものと
想えても来るけど

結晶する構造上
特定の方向性が生じ
ある一定方向からの
力には意外に脆くて
簡単に壊れると言う

炭素の塊である以上
石炭と変わらず
火の中にあっては
跡形も残さず
燃え尽きてしまう

どんなに強いように
人から見られようとも
その実 かなり
傷付いていた
今直ぐにだって
壊れてしまうのかも
知れないのにね
  
  
2013/10/14(Mon)1:32
HP

☆YUYA
秋の風が吹く
君は大きな流れの中
漂う放浪の船である
人々は朱鷺の声明に
耳を傾けないでいた

狂気を携えた人々が
今日も終わりのない
修羅道に身を投じて
彼の船は揺れている

秋の風が吹く川の上
命は紅葉の如く漂う

いつか朽ちる命でも
魂だけは残るだろう
虚無の投影が続く丘
先に何を見るだろう
2013/10/11(Fri)13:02
HP

☆でみたす
桜色の憧憬
淡く儚い微笑み
優しい声は辺りを癒し
心を治療する様な
清らかな桜色の君

その頬を染める色
誰かへの憧憬に染まる色

可愛い君の奏でる音は
柔らかく真っ直ぐな
純潔の想いが伝わるもの

春の日だまりに
桜色の憧憬 鮮やかに
2013/10/10(Thu)20:59
HP

☆、彩 愛 美
永遠に片想い
 
ブラインドから 零れて来る月の光が
今夜は眩し過ぎて 眠れなくて
何時までもあなたの事ばかりを考えていた

昼間の暑さを 何時までも捨てられずに
そよとも動かない 風も無い夜

熱情を引きずったままの 片想い
永遠に打ち明ける事なんて出来やしない
言葉遊びにじゃれ合っている間に
もうあんなに遠くまで 離れていたの


暑さに負けて 逃れて来た部屋の中まで
今更陽射しの中 戻れなくて
クーラーに毒され 空白の頭を抱えて

最初から逃げ腰じゃ 勝てる訳も無い
確信していたの 届かない恋

告白を飲み込んだままの 片想い
永遠に開けないパスワード硬く閉ざし
打てないキーボード眺めているだけ
友達で居る事に甘んじていたわ


不意に抱かれた肩に『何っ?』って
自分から振り切ってしまう両想いへの道


冒険を諦めてしまう 片想い
永遠に繋げないこの手の先に
遠い笑顔であなたが背中を見せた
もう無理だと解らせてしまうみたいに


 
2013/10/10(Thu)0:21
HP

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