哀切

過去ログ20 2010/12/6 0:23

◆真田幸村
貴殿の愛情が足らぬ。
恋に恋していたのでは、と不安が募る。
確信出来る愛情が欲しい。
何故某を選んだのだろうか。


駆け引きというのは…
あまり得意ではござらぬ。


叶うならば…政宗殿。
どうか、許される限りの時間。
某のそばに…

◆伊達政宗
Ah――,ありゃアンタか?
俺は他人の自由を奪って迄側に置いとくなんて自分勝手な真似は大っ嫌いなんだが…、やっぱりアンタだけは離さなけりゃあよかったかもなぁ。
See you.My pussycat.

◆猿飛佐助
振られて初めて気付いたんだ。俺様はあんたが好きだったんだって。いつも甘やかしてくれて、ちょっとS入ってて、振り回し上手で、男前でカッコイイのに可愛くて、半は優しくて面白くて、完描写はすごく綺麗で。竜の旦那ってば完璧じゃん。だからあんたに恋人がいないのが不思議だった。まあ理由は簡単だったんだよねえ。誰にも言えねーで過去の恋人引きずってるのに横恋慕してるんだもんな。そいつと知り合いだって言ったから。抱いたことあるよって言ったから。見栄だったよ。抱いたなんて嘘だったし。あんたは俺様が嫌いになったんだろ?怒ったか悲しんだかは知らない。優しいあんたは羨ましいって笑ったけど。でも俺様はあんたが好きだった。夢中だった。関係はただの友達だったけど忙しいからって振られてさ。今あんたは誰が好きなんだ?ねえそいつ抱いたら俺のこと嫌いになる?忘れなくなる?なんて歪んだ考えしか浮かばない。…あいたいよ竜の旦那。文飛ばしたら返事くれるかな?

◆伊達政宗
アンタからの文が途絶えて何日経ったろうな。
別に不安を感じちゃいねェ。これで切れるなら仕方のないこととも割り切れる。
けどな、疲れを滲ませながら文を寄越す度に遅れを詫びていた、律儀者のアンタの身だけが心配だ。
アンタの気が晴れるなら、今迄通り俺を玩具にしにくればいい。…なぁ、佐助。

◆お市
…あなたと居れるのならば…何も要らないわ…、だから…ずっと、ずっと市と…一緒に居て……市、もう…一人じゃない…よね…?

愛してるの…痛いよ、…ずっと心臓が痛いの、市のせいなの?…此も全部、…市のせい…自業自得ね…。
あなたは今弱っているのに、市には…何も出来ない、…あなたを救えるのは…あの人だけなんでしょう…?…市は、あくまで、離れた相手でしか…無いの。
あなたの隣には彼が居るから…此は、誰にも変えられない、こと。

御免なさい…御免なさい御免なさい……あなたにはもう…云わないから、困らせたりしないから…愛させて、…もう…絶対、離したりしないで…お願いだから…、…此も…願ってはいけないこと…なんて、ふふふ…皮肉ね。ふふふ…

……泣くこと…は…許して…御免なさい。

◆長曾我部元親
どれも当て嵌まっちまうから
己に素直に従って此処に書く事にした、アンタに見付かってほしい半面見付からずそのまま時が過ぎればとも思っちまう
此処たまにしか見ねェらしいしなアンタ、条件を満たさない俺はさぞ邪魔で女々しくて何なんだこいつと思っただろ
惚気る事は出来てもそれを聞く事が出来ない俺は不必要だろ?
ごめんな、アンタがこんな事思ってないとは分かってる
でも心のどこかでそう思っちまう
思わなきゃ自分を保てねぇ
文が来る度にアンタじゃねぇかと思ってしまう
アンタ優しいから望みの無い期待をしちまう
優しいとは思っちゃ居るが
何処で甘えて良いって言ったアンタが俺を泣かした事を責めたい気持ちもある
俺はアンタと友達でも良いから
繋がっていたかった
でもそれを伝えて拒否されるのが怖かった
俺の望みはアンタの側に居れる事で、アンタが文を寄越せ

勘違いでアンタは俺を何とも思ってねぇならそれで良い
せめて最後にアンタが俺をどう思って居たか知りたかった

痛ェよ、__