哀切

過去ログ56 2012/1/14 20:30

◆片倉小十郎
寂しがり屋の我が主。

貴方は今、幸せですか?
愛しい者は出来ましたか?
笑っておられますか?


届ける事は赦されぬ言葉を此処に。

◆伊達政宗
『簡単』っつー言葉を放ったお前の一言に馬鹿みてぇに深く傷付いてる自分がいる。
お前にとっちゃ、俺の言葉何て簡単に聞こえたのかもしれねぇ。だけど俺なりにお前のことを思って言ったつもりだった。
…お互いのことに踏み込むのって難しいな。今日のことでお前との心の距離を感じまった…。

やっぱ…干渉なんてするモンじゃねぇんだろうな。お前にはお前の世界があるんだから。

◆片倉小十郎
駄目だ。
これ以上惹かれては。
どうにか自制しなければ…きっと離れる日が来たら、俺は壊れてしまう。

なのに何故、止まらねぇんだ。
惹かれる程に恐くなる。
とてもとても恐いです…貴方が俺から離れていってしまうのが…。

◆前田慶次
あんたはやっぱり卑怯だよ。
あんな風に言われちまったら、別れを切り出す他なかったってのに…あんたはまだ、サヨナラすら言ってくれないのかい?

…分かってるよ、言いたくないんだろ?言っちまったら最後、本当におしまいだもんな。それに…もう俺の文なんて焼き棄てちまって、今じゃ宛先すら分からないんだろ?それくらいは察しがつくよ。どれだけ一緒に居たと思ってるんだい?

俺は俺で相変わらずだ。今日も一日中、何やっててもずっとあんたの事考えてたよ…別れを告げたあの日から、あんたの事が頭から離れた事なんてないんだ。
あんたからの文が来ないのが当たり前の日々を送ってた時は、全く意識しないようにだって出来てたってのに…おかしな話だろ?

俺はさ、今更あんたの温かな腕や、あの優しくて甘い声が欲しかった訳じゃないんだ。三行半を…あんたからも突き付けてくれる、ただそれだけで良かったんだ…。どんな形でもいいから、けじめをつけて欲しかったんだよ。それがつかないと、俺は前にも後ろにも進めない…あんただって、そうじゃないのかい?

そりゃあ贅沢を言ったら三行半より、あんたが本当はどうしたかったのか…本音聞かせてくれる方がよっぽどいいよ。もっと言えば……、…いや、言い出したら切りがないな。…ごめんな…今だって変わらず愛してるから。

あんたに言ってやりたい事はまだまだ山程あるけど、あまりにみっともないから…あんたの居ない部屋に篭って吐き散らかす事だけは、赦してくれないかい?気持ちの整理がついたらその時は……ちゃんと綺麗さっぱり空っぽにするから、さ…