哀切

過去ログ82 2012/10/1 20:57

◆伊達政宗
あんたの帰りを待っては見たが、無駄みてェだな。


これで仕舞いだ。


縋る行為なんざらしくねえ。
あんたの愛した竜は女々しく泣いて乞い縋る様な醜態曝す不様な竜だったか?

Ha!巫山戯んな。
あんたの最後の言葉に返事をした事。それが意味する事さえ理解出来ねぇとはな…あんた、俺の何を見て来た?

独り善がりだ何だと自己完結させちまうその癖。
もう治せとは言わねェ…好きにしな。

心を与え、真に愛して来たつもりだが、あんたにゃ何一つ届いて無かったみてぇだ――……does not wait any longer。

甘ったるく素直なHoney。そう言った奴があんたには似合いだぜ。


bye。

◆伊達政宗
まだ1週間も経ってねぇんだがな…

自ら白紙を渡したっつーのに、アイツに逢いたくて苦しくなるなんざ…自分勝手過ぎんだろ

アンタの代わりを探したりもしたが、代わりなんざ居る筈も無い

まだ傍に居た時にアンタ言ったよな…
『寂しさ紛らわす為なら茶屋や文相手を増やしても構わない』
ってよ…
…出来ねぇんだよ…アンタ以外は要らねぇ…アンタじゃなきゃ駄目なんだ

…ま、最後までアンタの本心は聞けなかったんだ…こんな事、今更言ったって伝わりもしないんだけどな

◆長曾我部元親
アンタとの別れからもう半年程経つのか
文は全部捨てちまったよ
写真も思い出も交わした言葉も

俺を苛む毒にしか成り得ない

それでも何かを期待して待ってる俺は、酷く滑稽なんだろうな
アンタの生誕日、返ってきた文に無駄に嬉しくなっちまってよぉ...
忘れたくても、アンタの顔が、声が忘れられなくて
こんなに...こんなに己が弱いたぁ、思わなんだ

会いてぇよ、三成
まだ愛してるんだ...

◆明智光秀
夜の静寂がこんなにも胸に染入るとは…

嗚呼時を巻き戻せたらどんなに救われるか…何もかもが突然でまるで全ては現の世が如く

戻れたのならば決して貴方に恋などしませんよ。魅かれていく心を押さえつけてでも…ね