哀切
過去ログ34
2011/3/27 13:26
◆伊達政宗信じてそこに居るっつーのは案外苦労するもんだ。俺も然り。
ただ、逃れきれない不安が襲ってくる。実はもうあんまりいらねぇだろ?とかな。自分で言ってて馬鹿らしくなる。あまりにも弱すぎる。そして口先だけ。浅はかだ。
すげぇよな、できるやつ。尊敬する。俺にも少し分けやがれってんだよ。
……嗚呼、壊れていく。早く、早く。でないと、感情が枯れていく。
◆前田慶次アンタは元気してるかい?
不意に古いダチから文が届いてさ、目を背けてたアンタの事思い出した。
言葉が足らなくて悪かったな。
今更だけどさ、あの時に気付いたんだ。
楽しくねぇ…って。
俺はアンタと笑っていたかったんだよ、甘い言葉とか温もりとかそういうのじゃなくて…ただ笑っていたかった。
だから終わりにした。
すまかない、こんな形でしか想いを伝えられない俺を許して…やめておこう。
俺の事なんか早く忘れて新しい幸せ見つけてくれ。
それが今の俺がアンタに望む唯一つの願いだ。
短かったけど幸せな時間有り難うな。
◆伊達政宗それなりに筆忠実、なのかもしれねぇな俺は。
お前に話したいことが沢山ある、見つけたもの、感じたこと。
お前はどうしてる?
常よりも何かと騒がしい日々を、脇目も振らず駆けてんのか。俺さえもふりかえらず。
気付いてくれと、文にしてもいいか。
いっそ離別を願おうか。
嗚呼、何故待てない。
愛しているのに、愛しているから、こそ。
嗚呼、以前はこんなに、待つ事が無かったからか。
◆真田幸村政宗殿と会えない時間が寂しくもどかしい
無理は承知
でも政宗殿に触れていたいと、
朝から眠りに付くまで傍に居たいと願ってしまう
政宗殿は己を重たいと申されたが、某のが重たい、政宗殿の想いがいつか貴方を潰してしまうのではないかという不安に駆られる。この様な某の想いを伝えていいものか…
大好きでござる
愛しておりまする、某の全てである政宗殿を
某の名を呼んで欲しい
某の身体を抱き締めて欲しい
政宗殿が足りませぬ
◆雑賀孫市我等の――否、…私の名を呼ぶ声が懐かしく愛しい。
別れを告げられて早5ヶ月。お前の事が如何にも忘れられそうに無い。
新しい恋仲は出来たのだろうか。
引き手数多のお前の事だ…又誰かの膝に頭を預けているのだろうな。
災害は無事かと――お前の安否が気になり眠れる夜が続いているが知る術は無い。
もう文は送らないと、そう約束しただろう?
嗚呼、願わくばどうか無事で。
そして――時折私の事を思い出して欲しいと…そう願うのは烏だな。
私の名に涙を添えて、此の気持ちは捨て置こう。
◆猿飛佐助好きだよ
本当に本当に好きで堪らないんだよ
でも、旦那は…不安で堪らないんだ…ね
どうしたら旦那の不安を取り除けるのかな。
どうしたら旦那に信じて貰えるのかな。どうしたら…旦那は
其ればかり考えて仕舞う
俺様が弱音を吐けば旦那は遠くに行ってしまう
俺様が文を少しでも休めば旦那は不安にかられて泣く
ねぇ旦那
何処にも行かないで