哀切

過去ログ41 2011/6/9 0:33

◆猿飛佐助
久しぶりに思い出して切なくなった。

未練があるわけじゃないけど未だに少しだけ後悔が残ってる。

もっと優しくしてあげれば良かった。解っててもそれが出来なくて…。思ってたより俺様も子供だったみたい。

それと、最後の文を送る前にアレに気付いていれば良かった。そしたらきっと全てが違う結果になってたかも、なんてね。

結局…まだ未練が残ってるのか。俺様も馬鹿だねえ。もう一年以上も前の話なのに。

今は二人が出会った頃と同じ季節だから、余計思い出したりするのかな。

◆石田三成
貴様からの文は全て消した。
貴様への文も全て消した。

私の事など好いていなかったのだろう。
互いに寄り添ったと思っていたのは、ただ私が想いを押し付けていたに過ぎないのだろう。

もう私に構わずとも良い互いに出会う前へ戻るだけだ。
次にあいまみえる時には、貴様を解放してやる。

…好きだ、家康。

◆猿飛佐助
砕けていく、散っていく
半神気取りがやらかした
砕け散ったかけらを
どこに運べばいいのやら
喪われたものを
ただ嘆くだけ

◆猿飛佐助
ねぇ旦那、もう殆ど会えなくなっちゃったけどさ……、せっかくアンタと別れて幸せ……手に入れたと思ったのに……


旦那の時も知らない内に擦れ違って、なのに俺様全然気付かないでうかれて………さ。今俺が同じ目にあってるワケけどさ旦那、俺擦れ違っていることに気付いたんだよ?偉い?だって彼奴のことずっと見てたもん、なのに……気付いてくれないんだ。 それに俺様の数少ないぷらいど?ってのもうボロボロでさぁ……


けど俺頑張るから、悲しくても笑える様にその大切さと大事さに気付いて貰える様に……。またあの人に逢える様に、俺頑張るから……


今は泣かせて……  の旦那

◆真田幸村
嘗て某を"アンタ"と呼んだはずの貴方が何処にいるのか判らなくて焦れったいガー(これといって特徴的なものが記憶にありませぬ)
貴殿は宵の口約束一つ果たせぬほどの腑抜けではなかった筈と、これはどうやら某の記憶違いだったようです。
貴殿の雷鳴の轟きはもう、某の腹を抉ることはないのですな。誠に無念の極みにございます。手合わせ凄く美味しかったことだけ記憶に留めておきましょうぞ。
やれやれ…某も如何したら良いのかわかりませぬ。一つ申せることは、一人の力では赤子の手首にも及ばぬこと。
手を捻れとは申しませぬ、宵の晩に手を握り返してくだされば良いのです。

◆真田幸村
情けない

情けない

一番大切にしたかった者を悲しませてしまった
…貴殿が愛しくて堪らないのに…己の黒い感情が貴殿を苦しませるのが怖かった
己の黒い感情が貴殿を押し潰してしまうかと思うのが怖かった

その結果がこの結末


政宗殿が愛しいのに逃げた己が悪い
手放したくないと縋りついたとしてもきっと政宗殿はすり抜けてしまうのであろうか…